せんだい・みやぎNPOセンター代表理事 加藤哲夫さま [2008年12月19日(Fri)]
特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター
代表理事 加藤哲夫さま 小さなお金を寄付したところで何になるのだろうか? と疑問を持つ人も多いだろう。 私の友人が昔、こんなことを書いている。 「お金は、愛が形を変えたもの」 私たちがこんなに自然や人々を破壊してしまうのは、愛されている、 守ってくれる人がいるという実感が足りないからじゃないだろうか。 足るを知るためには、多くの人々がそのことを実感する必要がある。 募金というのは、エネルギーを分け与えるということだ。 そのお金で直接誰かを救えるだけではなく、その誰か以外の多くの誰かに、「誰かが困っていたら助けたいと思っている誰かが確かにいるよ」と知らせる意味がある。 心のための命綱だ。あなたや私がチャリンと箱に入れる小銭は、その綱を編む1本1本の糸だ。 その命綱が安全ネットとなって、大きく大きく太く太く世界を包んでいけば、みんな安心できて、もっとゆったりした気持ちになり、モノで心を埋める必要はなくなるんじゃなかろうか、と。 私は、この友人の言葉を読んだとき、寄付にまつわる躊躇のおおもとが氷解した。そうか、小さな行為は、そんな広がりを持つことができるんだ、と納得した。 その小さな納得は、嬉しい納得だった。 しかし私はへそ曲がりで、どうも街頭の募金活動というものになじめない。皆の見ている前でチャリンという音と共に“ありがとうございました!!”の大合唱。お尻がムズムズしてしまい苦手意識がある。 あの寄付をするときのなんとも言えない感じをなんとかしたいとずっと思っていた。 外国のNPO視察に行くと、簡単にクレジットカード寄付ができるしくみがあり、いいなあと思っていた。 なんと、日本財団CANPANとチャイルド・ケモ・ハウスがそれを実現したという。 とにかく手間要らずです。 これはさっそく試してみなければ。 加藤哲夫 【プロフィール】 特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター代表理事 ホームページ>> http://www.minmin.org/ 加藤さま 心のこもった応援メッセージをありがとうございました。 応援メッセージを読んで 今すぐ寄付する |