*子どもの気持ちを受け止めるには?
*子どもと親の気持ちがぶつかったときどうすればいい?
など、CAPの理念に基づいた子育て応援講座
「子どもと『気持ち』を伝え合えるように♪」
を開催しました。

参加者は7名。1組はご夫婦でいらしてくださいました♪
前半は
*CAPとは?
*CAPの理念
*自尊感情とは?
*エンパワメントとは?
といったCAPの考え方をお伝えしたあと「感情」について考えてみました。
感情って意識でコントロールできない身体の反応です。
嬉しい、楽しい、気持ちいい、悲しい、辛い、苦しい、くやしい・・・
こう思ってはいけない・・・という感情はないんです。
感情の社会化(身体感覚として現れる感情が言葉とつながって他者と共有できること)が未熟な子どもには、おとなが不快な感情を承認し言葉とつなげていくことが必要なのです。
例えば「悲しい」と思っているときに、どんな表現をしていいか分からない子どもに対して、おとなは子どもを抱き包み込んで「○○ちゃん、悲しかったんだね。悲しいから涙が出たんだね」と言葉で置き換えて、感情を認めてあげることが大切なのです。

△「感情を受け止める」実践例をロールプレイ(劇)でお見せしました
感情について学んだ後は「気持ちのワークショップ」を行いました。
*安心ってどんなとき?
*気持ちを表す言葉
*自分が「不快な感情」になっているときどうしてほしい?
これらについて参加者みんなで考えました。
くやしい、悲しい、辛いなど不快な感情になっているとき、皆さんは
*おいしいものを食べる
*ひとりになる
*車で歌う
などという意見がでました。
この気持ちのワークショップは小学校4年生の親子に行っているワークショップなのですが、子どもたちからは
*ほっといてほしい
*おいしいものを食べさせてほしい
*カープの試合に連れて行ってほしい
などという意見が出たりします。
おとなが考えもつかない意見が出てくることもあります。
でも、大切なのは
『感情に快・不快はあっても、良い・悪いはありません。どんな感情を抱いてもいいのです。大切なことは、自分の心に渦巻くこれらの気持ちを正直に受け止めて、その気持ちをどのように表現するか』(『気持ちの本』より抜粋)
なのです。
子育てに大事な「子どもの感情に寄り添う」ということをみんなで考えることができたあっという間の2時間となりました。
お忙しい中ご参加いただいた皆さん、CAP西京へ講座依頼してくださった湯田地域交流センター様、ありがとうございました!
CAP西京では今後もこのような地域の皆さんに向けた子育て講座やワークショップを提供していきたいと思っています。(日にち、内容、金額等はできるだけご相談に応じます)
ご依頼は下記のメールよりお願いします。
capsaikyo@gmail.com
【CAP西京 藤岡】