【2016年6月2日(木)第1回 CAP座談会を行いました】
遊んでいた子が転んで泣いてしまった。
「痛くないっ!泣かないっ!」
と、母親は声をかけましたが・・・
これでいいの?
そんな例題を元にしながら本日は
「自尊感情を育む子育てを」

というテーマで7名の方にご参加いただき
CAPプログラムに基づいた子どもとの関わりについて考えていく座談会を行いました。
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うれしい、楽しい、痛い、苦しい、つらい、などなど・・・
こんな「感情」って、まだ言葉で表現できない子どもには、おとなが寄り添って代弁してあげると良いそうです。
特にネガティブな感情は、子どもは案外言ってはいけないと思いがちなのだそう。
(おそらく、ネガティブなことを言ったときのおとなの反応がマイナスなものだからかなと思います。子どもはおとなが悲しんだり怒ったりしてほしくないから…)

▲ネガティブなときはこうしてほしい!というご意見がずらり。大人でもこういう願望、ありますよね。
おとながその「痛い」などというネガティブ感情を承認してあげる
↓
「痛かったんだね」という言葉かけをしてあげる
↓
「これが痛いってことなんだ」と言葉と感情が連動する
↓
「痛いって思ってもいいんだ」と思えるようになる
↓
そして、だんだんその感情を他者と共有できるようになっていくのです。
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なので、転んで泣いてしまっても
「痛かったんじゃね、泣いてもええんよ」
と感情を出させてあげ、子どもが葛藤し苦しむプロセスに寄り添ってあげること。
そうすることで「生きる力」である自尊感情が育まれ、挫折に強く思いやりのある子に成長するのです。
・・・というお話でしたが、いろんな子どもがいるし、親もそれぞれだし、なかなかうまくはいかないですよね![]()
でも、この話を聞けたので、まずは今日、子どもの感情に寄り添えるよう頑張ります![]()
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今年度、CAP座談会は4回に渡って行います。
次回は
9/6(火)、12/9(金)、2/27(月)
場所はさぽらんてです。
幼児〜中学生のママさん対象。
定員10名。
座談会へのお申し込みは 09078945637(藤岡)まで!