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ぬかるみと車輪とレアな「テェンキュー」 [2012年09月06日(Thu)]

帰り道のこと。

ぬかるんで粘土状になった工事中の道。
オートリキシャの車輪がはまって動けなくなった。

やせたリキシャドライバー、ひとりで引っ張っても押してもどうにもならず、立ち往生。

通りすがりの男性が手を貸そうとしてくれるも、2人の力では動かず、あきらめて立ち去ってしまう。

「どうするの?」と私。

「どうしようもないよ」と、まったく解決の気配を感じさせないドライバー。

IMG_1171_.jpg


そこへ手をつないで歩いてきた二人の男性。
見かねたひとりが「手伝ってやろうよ」と通り過ぎかけた連れを呼び止める。

反対車線からやってきたバイクの男性もバイクを降りてきてくれた。

四人がかりで車体を持ち上げて、なんとかぬかるみから脱出。

(こういう時女性は手を出しません。レディーファーストの国ですから。)

普段、まったくお礼を言う習慣のないインド人だけど、

「バイヤー(兄弟)、テェンキュー、テェンキュー」

と、バイクの運転手にも仲良し二人組にもお礼を繰り返すドライバー。


たまーに、こういう心温まることがあるんだよね。
半年に1回くらい。
薬がわりに、バエルの実 [2012年05月26日(Sat)]

インドに住むようになってから、めっきり胃腸が弱くなってしまった。
油分が多い料理や慣れないものを食べると、すぐお腹の調子が悪くなる。

昨夜は久しぶりに外でムガールカレーを食べたら、今朝は案の定、きてしまった感じ。
さらに暑さのせいか、めまいが。

でも暑い中ひとりで寝てても気分が塞ぐだけだし・・と思って、予定どおり友人宅へ。
(ほとんどソファーで寝そべってましたけど)


お腹の調子が悪いんだよね、というと、
「これをジュースにして飲むといいよ」といわれたのが、こちら。

imagesCAU114U7.jpg


バエル・パッテャル(bael patyar)
http://en.wikipedia.org/wiki/Bael

消化を助ける作用があるらしい。

最初はわからなかったけど、割ってみたら見覚えが。

これはマディア・プラデーシュ州のコロニーで子どもたちが投げながら遊んでたやつだ!

001_.jpg


DSC02168_.jpg


(その時の様子はこちらをご参照ください ↓)
https://blog.canpan.info/c_india/archive/105
https://blog.canpan.info/c_india/archive/104


木になっているとこんな感じ。

DSC02158_.jpg



皮が石のように硬い。
硬いもので叩いて、割る。

中は、かぼちゃみたいな感じ。
そのまま食べると、かぼちゃとみかんの皮を足して2で割ったような味。

中身をスプーンでほじくり出して、水、はちみつ(または砂糖)とほんの少し塩を足して、手で実をつぶしながら混ぜて、茶こしで濾してジュースにして飲むと、飲みやすくなる。

IMG_1363_.jpg


ジュースが効いたのか?、ちゃんとマトンカレー少しだけど食べれました。


気難しいお腹を抱えながらのインド生活、これからもこのジュースにお世話になることが何度かありそうです。
マトンカレーのつくりかた [2012年05月26日(Sat)]

土曜日の昼。
マトンカレーの作り方を教えてもらいに、友人の家へ。

(ほんとはマトン買いに行くところから、、と思ってたけど、40度半ばの暑さにギブアップして買いに行ってもらった)


<材料(4人分)> 分量は適当です。辛さ控えめ。

・マトン肉 ※チキンでも代用可  1s
・ヨーグルト 大さじ2くらい
・玉ねぎ インドサイズでは大4つ (日本サイズでは小3つくらい?)
・トマト インドサイズ2つ (日本サイズ1個半くらい?)
・じゃがいも 4つ

スパイス:
・塩
・ターメリックパウダー
・チリパウダー
・ガラムマサラ
・クミンパウダー
・コリアンダーパウダー
・カルダモン
・クミン


<つくり方>
1.マトンを水洗いし、水気を切る。

2.マトンにターメリックパウダー(小さじ1弱)、チリパウダー(小さじ半)、塩少々、ヨーグルト(大さじ2)を加え、よく混ぜる。15分ほど漬けておく(一晩寝かせるとなお◎)。

IMG_1362_.jpg


3.玉ねぎはみじん切り、トマトはサイ切りに細かく切っておく。

4.鍋に油を敷き、温める。玉ねぎを全部入れて、金物のフライ返しなどで玉ねぎをつぶしながら、飴色になるまで焦げないようにひたすら炒める。10〜15分くらい。ここで長時間かけて炒めるのが美味しさの鍵、らしい。

IMG_1364_.jpg


5.玉ねぎが飴色になったら、ターメリックパウダー(小さじ1弱)、コリアンダーパウダー(小さじ3)、チリパウダー(小さじ半)、クミンパウダー(小さじ1弱)、ガラムマサラ(小さじ半)、塩(小さじ1)を入れる。油が弾けてスパイスの香りが出てくるまで、全体的によく混ぜる。

IMG_1367_.jpg


6.サイ切りにしたトマトを加える。再び金物のフライ返しなどでトマトをつぶしながら、全体的に混ぜつつ、よく炒める。

IMG_1368_.jpg


IMG_1369_.jpg


7.トマトがとろとろになってきたら、マトンを漬けた汁ごと加える。また5分ほど炒めながら混ぜる。

IMG_1370_.jpg


8.クミン一つかみと、カルダモン4粒(潰して入れる)を加える。

IMG_1371_.jpg


9.じゃがいもを加える。

IMG_1375_.jpg


10.蓋をして煮る。(圧力鍋の場合は約10分、4回蒸気が鳴るまで)

11.できあがり。

IMG_1377_.jpg



圧力鍋のおかげか、お肉がとろとろでやさしい味でとても美味でした。
素敵な休日をどうもありがとう。

さー、この味をひとりで再現できるかな。
大福! [2012年05月23日(Wed)]

デリーから南に30km下ったところに、グルガオンという近郊都市がある。

日系企業の多くはグルガオンにオフィスを構えていて、おかげで高級ホテルや日本食・韓国レストランのラインアップはデリーよりも大充実。


普段はあまり日系企業とおつきあいがないのでグルガオンまで足を延ばすことはないのだけど、今日は一件打合せがあり、午後、メトロのイエローラインに乗ってMGロードへ。
(事務所&自宅の最寄りのハウズカス駅からはメトロで所要時間約30分)


そして、MGロードまで来たからには手ぶらでは帰れない、と、打合せ終了後、久々にサイクルリキシャ(自転車が引く座席に乗る乗り物)に乗って、メトロのお隣の駅近くにあるSibangへ。

Sibang
DLF CITY COURT106 1st Floor, Sikanderpur DLF CITY Gurgaon
営業時間 11:00〜19:00
定休日 第1、第3日曜日
п@+91-98-1126-8210
http://gekkanchalo.com/Sibang.html


デリー・グルガオン在住の日本人で知らない人はいないでしょう。

日本で買うのと同じようなあんぱん、クリームパン、食パンetcが手に入る、オアシスのようなお店。
初めて友だちにお土産でここのパンをもらった時にはその柔らかさとやさしい味に感動してしまった。(インドは美味しいパンになかなか巡り合えないので…)


そして、前に来たときにはなかった新アイテムを発見。

IMG_1353_.jpg


大福!!

その名も、「Mochi」。


思わず買う。

プラス、友だちの分も含めて、冷凍保存用にいくつか。

(大量にパンを買い込んだビニール袋を提げたままでヒンディー語学校に行ったのがちょっと恥ずかしかったけど)


貴重な大福を、40度を超える炎天下の中持ち帰ったからには、本日中にいただくしかない。

夕食を少な目にして、デザートにいただきました。

餅とか牛皮の「ふにっ」とした柔らかい触感が時々無性に恋しくなるのだけど、
一時帰国するとなんだかんだお腹いっぱい食べてしまって間食で大福まで辿り着けることなく、
ほんとに久しぶりに食べた。

IMG_1354_.jpg


中はあんこぎっしり。

美味しかった…。

暑いのに、熱いお茶を淹れてしまうほど。



なんか最近日本食ネタが多いですけど、
それはインド食が当たり前になりすぎて何が珍しいか感覚がもう麻痺しているからで、
…ということで、ご容赦ください。


そして一時帰国の時に各方面からご心配いただいてしまった反省から、こういうゆるいネタを今後は小出しにしてこうかと思います。
外国のお菓子 [2012年01月12日(Thu)]

最近、よく通うスーパーマーケットの店頭で、急速に「外国(風)のお菓子」が充実してきた。



赤紫のパッケージは、日本が誇るスナック菓子の代表、ポッキー。
ミルク味は前から店頭でちらほらみかけたけど、チョコレート味は最近見るようになった。
ちなみに、箱にはハートマークに添えて「With love from Japan」とのメッセージが。
これはタイで製造された輸入もの。
1箱55ルピー。


時計回りに、QUAKERのオーツ入りクッキー。
ヘーゼルナッツ・チョコレートと、ハニー・オーツの二種類の味がある。
カルナタカ州のバンガロールで製造。
12枚入りで、1箱40ルピー。


インドでおなじみのCadburyのチョコレート。
これは前からあります。ムンバイで製造。
小さいパック(69g)で50ルピー。


最近目にするようになった別ブランドのチョコレート、Cioccolato。
こちらはハリヤナ州のグルガオンで作られてるそうです。
小さいパック(40g)で80ルピーと、やや高め。


そしてちょっと感動したのが、中央のワッフル。
裏を見ると、ご丁寧にイラスト入りで「美味しい召し上がり方」の説明が。


コーヒーや紅茶のマグカップにフタをするように載せると、中のキャラメルクリームが柔らかく溶けて美味しくなるのです。
オランダとアメリカの会社からライセンスを取って製造してると書いてあるけど、ほんとかな。
製造はUP州のモラダバードだそうです。
何がどう転んで、UP州の片田舎でこんなハイカラなお菓子をつくることになったのか。本が一冊書けそう。
1枚40ルピー。


輸入品のお菓子はケタ違いに高いけど、国内製造版はがくんと値段が下がる。
ラインアップが充実してくれるのは、うれしい。

職場のティーブレイクと休日のコーヒータイムのおともに、少しずつ試食していきます。
(糖分とらないと頭が働かないので…)

日常生活の中の、ささやかな楽しみ。
朝料理 [2011年11月11日(Fri)]



チェンナイ出張と週末のラジャスタン旅行の後、強烈に「野菜とフルーツが食べたい!」と思い、マーケットで買い込んだ野菜たち。

でも外出があったり料理する気力がなかったりで、結局手を付けないまま、次のマディア・プラデーシュ出張の朝を迎えてしまった。

朝、珍しくいつもより少し早めに起きて、料理する。

カブとベーコンの白ワイン煮、
パプリカとピーマンのオリーブオイル炒め、
豆炒め(ほんとは一晩水につけて芽が出てからサッと炒めるのが美味しいのだけど、買ったことすら忘れていた)、
あと写真にはないけど、茄子の炒めもの。

つまみ食いで朝ごはん。

書類を取りに事務所に顔出して、頃良く冷えた野菜たちを冷凍庫に預けて、午後からMPに旅立ちます。

ゆっくり一息つくのは来週末までおあずけ。

行ってきます!

ダシャラ祭:本番 [2011年10月07日(Fri)]

そうだ、縁日じゃなくてダシャラ祭を見に来たんでした。

これが今日の主役の魔王たちです。



<ダシャラとは? −デリー日本人会ホームページより−>

ヒンドゥ暦アシュヴィン月(9〜10月)の新月のころ皆様お馴染みのお祭りダシャラはラーマーヤナという古代叙事詩にのっとり10日間にわたって行われます。
アョディヤ国に生まれたラーマ王子(ヴィシュヌ神の7番目の化身)が、王位継承の争いで国外を放浪妻シータ、弟ラクシュマンとともに冒険の旅をすること14年、
最終的に悪の代表・ラヴァナをランカ(現在のスリランカ)で倒したことに由来し、
期間中毎日ラーマーヤナの劇が上演されます。
登場人物の中でも良く知られているのはハヌマーンという猿の神様ですね。
お祭りの最終夜には各地・各村の上演用広場に立てられたラヴァナとその弟クンバカルナ、息子のインドラジット3人の張りぼて像にラーマ王子の放った火の矢があたり、炎上します。
ここで観衆からはやんやの大喝采!!

この劇をラムリーラーと呼んでいて、インドの幼稚園でもラムリーラー劇が園児たちによって上演されるのです。この10日間は「菜食」期間です。肉や魚を断つのはもちろん、タバコやお酒も控える人が殆どです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


張りぼての魔王たちのこの顔の独特のセンスが… なんとも、インドっぽい。
アップにするとこんな感じ。


暗くなって花火が上がり、ようやく本番の始まり。
(今年は花火は見られないと思ってあきらめてたので、ちょっと嬉しい)



そして、突如として右脇にひっそりとあった張りぼての小屋が火柱を上げて燃え始める。

まだかまだか、と観客の期待が高まったところで、
ついに魔王に着火!



燃える、、、というより、爆破…。

爆竹が大量に弾け、かなりの爆音がします。
夜空に舞い上がる火の粉と、紙の破片と、灰。


1体、2体と燃え、ついにラーマ王子の放った火の矢が、悪の代表・ラヴァナ(中央の一番大きいやつ)にも。



どのくらいの音の大きさかは、お父さんに抱かれた少年の仕草から伝わるでしょうか。


なかなか迫力のお祭りでした。
インド版縁日:ダシャラ祭 [2011年10月07日(Fri)]

日本人コミュニティーリーダー的存在のNさんからお誘いいただき、ダシャラ祭を見に行ってきました。

デリーの随所で行われていますが、見に行ったのはグルモハル・パーク。

芝生広場の特設会場に、縁日のように出店が。


わた飴は蛍光ピンク。


もちろんチャート・バザール、軽食の屋台も。
斜めにきれいにもりつけられているのは、炒麺用の麺。


射的のようなゲーム。
「COME KILL THE LION(ライオンを殺せ!)」
って… ちょっと攻撃的すぎやしませんか?

といったら、隣にいた人から「あれ、トラだよね?」というツッコミが。

…確かに。


手動ミニ観覧車。

汽車も、メリーゴーランドも、手動です。

省エネモデルとして先進国に逆輸入、いかがでしょう?


…ミッキーの肌色がグレー…。

いや、ちがう。こんなのミッキーじゃない。


後半へ続きます。
放り出された荷物 [2011年06月19日(Sun)]


早朝5:40(!)デリー発の飛行機で、空路、マディヤ・プラデーシュ州都のボーパールへ。

州都といっても、空港は拍子抜けするほど小さい。


事前に聞いていたドライバーの携帯番号にかけてみると、

「あと5分で着くから!」

10分後にもう一度かけると、

「あと5分! 道渡ったらすぐだから!」(どこの道だよ…)


別のタクシーで行こうかと思っても、チェンナイやムンバイの大都市とは違ってプリペイドタクシーのカウンターもない。駐車場にたむろすのは怪しげな個人タクシーのみ。
あきらめて、おとなしく待つ。

結局30分後、他の乗客がひとり残らず去った後に、猛スピードで駐車場に駆け込んできました。


でも、待っている間、面白い光景をみる。


空港の建物の前、道端に無造作に放置された荷物。



団体客の荷物かな、と思いきや、目の前を通り過ぎる車。



まぎれもなく郵便局の車。
ということは、荷物の中身は…



ビニール製のもあるけど、明らかに布製の袋もあるんですけど…
雨降ってるんですけど……

インドの郵便物がグシャグシャでボロボロになる理由が、納得。



普通にカートで黙々と運ぶおじちゃん。
何往復するんだろう。

がんばれ。
おにぎり [2011年06月18日(Sat)]

お昼ご飯。

炊きたての白いご飯と、和太鼓の先生からお餞別にいただいた江戸前のりと、以前出張でいただいたきゃらぶきで、おにぎりを握る。
疲れが吹き飛ぶ。

マサラ味に慣れたインド人には、この素朴な美味しさは理解できないだろうなぁ〜。


いつか子どもを産んで育てることがあったら、コンビニのおにぎりじゃなくて、家で握ったおにぎりを美味しいと思える子に育てたいなぁ、と、
そんなことをぼんやり思う土曜日の昼。




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