かなり久しぶりにブログを書きます、
インターン生の伊藤です

8ヶ月に渡るインターン活動も1月31日をもって無事に修了しました。
その感想はまた別で挙げたいと思います。
今回は1月21日に行われた「CSRコミュニティ CSR見学会」の様子をご紹介します!
見学先は株式会社山田組さんです!
施行見学として南陽海岸護岸工事を見学させていただき、その後本社へお邪魔させていただきました。
みなさんは「建設業」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
世間には「3K」の職だと思う方もいらっしゃるようです。
確かに建設現場では、砂埃や騒音、異臭など不快に思う光景は浮かびますが、私は、そこで働いている方々に対してそんな印象は持っていませんでした。
みなさんはどうですか?
世の中にはいろんな人がいるなぁ…という思いから見学会はスタートしました。

まずは南陽海岸護岸工事見学のために藤前干潟へと向かいました。
この工事は役所からの受注なのですが、受注に対する提案も聞き入れてもらえないことが多く、しかし、やらなければ環境や市民生活に影響が出てしまうため、聞き入られなくても実行することがあるそうです。
やりづらいだろうな〜と思います。
現場監督からは、そんな役所とのやり取りの際の苦労話を聞かせていただきました。
次は本社へ行き、山田組の取り組む社会貢献事業を紹介していただきました。

始めにも触れましたが、建設業=3Kという印象を持たれているようですが、建設業者は大きく2つに分けられるそうです。
一つは、
いえづくり(民間工事)。もう一つは、
まちづくり(公共工事)。山田組はまちづくり業者にあたるそうです。
まちづくり業者とは、公共事業を受注して施工する業者を指し、
税金が投入されており、また市民が利用するものをつくって納めています。
さらに、災害復旧や緊急維持作業の担い手になるような社会性・公共性の高い仕事であり、地域から信頼されていて当然…
のはずが、地域住民が思わず不快に思ってしまうような建設現場の印象からいつしか
地域住民VS建設業者という関係ができてしまったそうです。
そんな状況を打破するため名古屋建設業協会は、企画委員旗揚げの際、市と市民に「地域に役立つ建設業をめざす」ことを約束します。
それからできることを少しずつ始め、
まちづくり業者と市民
まちづくり業者同士
市民同士のつながりの再生を目指します。
その一例として市民と共に行う「防災学習」が挙げられていました。
土建屋さんですから、現場がなにより得意!ということで、土のう作り体験や、倒れた家屋から人を助ける実演、子どもたちを集め空きコンテナのペインティングなど、土建屋さんならではの取組を広げていきます。
このような行事に参加した市民の方々とつながることで、かつて傷ついてしまった従業員の心は癒され、次第に自信に満ち溢れ、得意をどんどん伸ばしていきます。
山田組では2005年から6年続けて「地域防災大会」を開催されています。
毎年多くの市民の方が参加されているこの大会は、地域の笑顔が印象的…となる地域のつながりを再び生み出すために欠かせないものとなっているようです。
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みなさんに紹介してみたいお話があるので
もう少しだけお付き合いください。
話がズレてしまうかもしれませんが、
かつて私が所属していた大学祭実行委員会での取り組みを思い出しました。
私たちの大学は街中に立っているため、周りに住宅・マンションが多くあります。
そのため、毎年大学祭中には騒音苦情が多発していました。
このままでは大学祭のメインである野外ステージが立てれなくなってしまうという局面を向かえ、
実行委員は
「地域清掃」と
「あいさつ周り」をすることを決めました。
「地域清掃」は大学祭開催2週間前から毎日大学周辺を掃除します。
大学祭でご迷惑をおかけしますので、
お詫びと感謝の気持ちを込めて地域を綺麗にします…
という思いを持って掃除をしました。
また「あいさつ周り」は、大学祭開催のお知らせと
騒音に関する文書を同封した封筒を片手に、
周辺住民のご自宅を一軒一軒伺いました。
このような姿勢が認められ、自治会長さんから直々に「一緒に落ち葉広いをしよう」と声をかけてくださいました。
それからは、花壇の花植えや、地域のお祭りで企画をやらせていただけたり、小学生と一緒に清掃活動、またパトロールにも参加させていただけました。
当時というか最近まで、
この取組は自分たちの祭を成功させるためだけに行っているものと認識していましたが、
山田組さんのお話を聞いて、
実行委員も地域にとって重要な役割を担っていたんだなと気づきました。
現役の実行委員にここまで考える余裕は無いかもしれませんが(笑)、
私の大好きな大学祭が、いつまでも地域の方に愛される祭であるように、
OGとして柔らかく伝えていけたらと思いました。
始めは自分たちのためだけだった取組も、
誰かとつながっていくことで楽しさや嬉しさが芽ばえ、地域にとってまたお互いにとって、
お互いが必要な存在となっていく。
まったく違うものに見える山田組さんと実行委員も、実は一緒ですね。
そのような光景が当たり前の社会になるといいなぁ…と思いました。