2013/7/17 石徹白のまちづくり/ 野田 [2013年08月09日(Fri)]
初めまして。
2013年度の損保ジャパンインターン生の野田です。 1年間、様々な活動を通して、まちづくりや環境についてたくさん学びたいと思います。 宜しくお願いいたします。 第一回目の活動は、岐阜県郡上市にある石徹白地区にお住まいの、平野香馨里さんにインタビューをさせて頂きました。 石徹白は、11月頃から冬が本格的に始まります。雪は高く積もり、とても厳しい環境です。 この厳しい環境を住民同士で助け合い、冬を乗り切っているため、住民同士の交流があるそうです。例えば、地域の人同士で「雪おろした?」「道はどうなってた?」などお互い声を掛け合い情報交換を行ったりしています。 他にも、住民同士の絆が深くなるものがあります。それは、みんなで作り上げる地域の小学校の運動会と文化祭です。運動会は、大人や中学生も本気で走り、文化祭では住民の方も作品を発表します。また地域の小学生は、赤ちゃんが生まれた家があると、遊びに行き赤ちゃんの面倒を見てくれるそうです。子育てもみんなでする環境があります。 その他に平野さんの活動の中に、水力発電の普及させる活動があります。石徹白の豊かな水資源を使って、水力発電を行い、地域のエネルギーを作っているそうです。石徹白の用水路には水力発電の機会が設置されていました。 また石徹白には、自治会とは別に若い人を中心に活動をしている「地域づくり協議会」というものがあります。自治会では出来ない、地域に必要なことを探し、地域づくりをしたいと思っている人の集まりです。地域づくり協議会では今まで、石徹白のトウモロコシを使った特産品づくりや、食品の加工工場をつくり、地域に職をつくる活動もしています。 今回、平野さんにインタビューをさせて頂き、石徹白の方々が助け合って生きていることや楽しみを自ら作り上げて生活していることを学びました。また、お祭りや文化祭など共同で作業する機会があることで上手くコミュニケーションがとれることも学びました。 |
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