「聴く、書く、感じる、みえてくる〜ファシリテーション入門講座〜」開催報告(実施日:2011年10月15日、23日) [2011年10月30日(Sun)]
先日(10月15日、23日)の2日間、名古屋市の「ウィルあいち」で「聴く、書く、感じる、みえてくる〜ファシリテーション入門講座〜」を行いました。受講生は全体で16名、内12名が大学生でした。 講師は地域の未来・志援センターの副理事長、寺子屋プロジェクト代表の井上淳之典氏がつとめられ、穏やかな雰囲気の中、活気に満ちた講座を行うことができました。ご参加されたみなさん、おつかれさまでした。 以下にプログラムと受講者の感想を紹介させていただきます。 ○プログラム 【1日目:10月15日(土)】 『ファシリテーションの基本とは? 〜聞いて,書いて、考える〜』 内容:インタビュー、ブレーンストーミング、カード集類法、ファシリテーショングラフィック など、グループワークの基本について。 ・インタビューゲーム ・グループワーク:「聞く力を高めるための5つの具体的な方策」 【2日目:10月23日(日)】 『企画を生み出すための手法とは? フレームワークとプロセスデザイン』 内容:第1回で学んだ内容をベースに、グループワークを運営・実践し、企画づくりや合意形成のポイント、ファシリテーションマインドについて。 ・グループワーク:「企画づくり」 →メンバーが解決したい事項を持ち寄り、テーマを決めて、グループで解決するための企画づくりを行う。 ・個人ワーク:「自分マニュアルづくり」 ○受講者の感想 ・人が話しをしている時に、大きな声で話をさえぎらないようにしたい。 ・グループワークは全員が共有しないと成り立たない。また、意見を言う時も、みんなが分かりやすいように言わなければ、それを共有するのに時間がかかってしまう。あと、難しいことを考えすぎると、落とし穴にはまってしまう。 ・共有しあうことの大切さ。 ・他己紹介を友達ともしようと思った。人の前に立つときは「しきる」という考えではなく「共有」しあおうという考えにしようと思う。 ・議論のプロセスを考えること。 ・相手の話を聞くことに徹することを心がける。 ・説明をうけている時、自分が焦っていると、途中で「わかった」と思って実質的に聞くことを投げ出しちゃうことがあるな、と思った。それこそ本当に、聞けてないな,,,。 ・まずは5分間、だまって聞いてみる。引き出しを多くする。 ・たった2日間で全てを学ぶのは無理だと思いますが、たくさんの星が降ってきました。本を読むだけでは自分の中にストンと落ちてこなかったことが、皆さんのワークを通じて自分の中に落ちてきたように思います。 ・日頃の生活では発見できることのないこと(今回だと聞くことが上手になることで、自分の得られる知識が増えるなど)を学ぶことができて、講座に参加してよかったと思いました。 以上。。 それぞれの活動の現場に持ち帰って、今回学んだこと、気づいたことを、ぜひ周りの人へも拡げて行ってもらえるとありがたいです。 |
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