「環境NPO・ボランティア団体リーダー育成セミナー【ファシリテーション入門講座】」開催報告(実施日:2011年7月2日、3日) [2011年07月08日(Fri)]
先日(7月2日、3日)の2日間、三重県津市の「みえ県民交流センター」で「環境NPO・ボランティア団体リーダー育成セミナー【ファシリテーション入門講座】」を行いました。受講生は全体で14名、内12名が大学生という若い世代が多い講座になりました。 講師は地域の未来・志援センターの副理事長、寺子屋プロジェクト代表の井上淳之典氏がつとめられ、穏やかな雰囲気の中、活気に満ちた講座を行うことができました。ご参加されたみなさん、おつかれさまでした。 以下にプログラムと受講者の感想を紹介させていただきます。 ○プログラム 【1日目:7月2日(土)】 『ファシリテーションの基本とは? 〜聞いて,書いて、考える〜』 内容:インタビュー、ブレーンストーミング、カード集類法、ファシリテーショングラフィック など、グループワークの基本について。 ・インタビューゲーム(振り返り) ・グループワーク:「ツマラナイ会議をオモシロイ会議にする具体的な5つの方策」 【2日目:7月3日(日)】 『企画を生み出すための手法とは? フレームワークとプロセスデザイン』 内容:第1回で学んだ内容をベースに、グループワークを運営・実践し、企画づくりや合意形成のポイント、ファシリテーションマインドについて。 ・グループワーク:「企画づくり」 →メンバーが解決したい事項を持ち寄り、テーマを決めて、グループで解決するための企画づくりを行う。 ・個人ワーク:「自分マニュアルづくり」 ○受講者の感想 ・色の好みや食べ物の好みがそれぞれあるように"おもしろい”と思うもの、”有意義”と思うものは異なる。その中で満足する会議をするのはとても難しい。それだから会社や組織にとって理念は運営していくのに不可欠なものなのだと思った。 ・今日は本当に、体験を通じて学んだ、再発見したことが多くて、充実できてよかったです。今日学んだことは自分の中でもう一度ふり返りたいと思います。 ・自分が気づかないところまで考えながら行動していることを見て自分が全然気をまわせていなかったこと。 ・私がいかに自分の中の先入観で物事を考えていたかということ。 ・意見が次から次えと出てきて、考えながらふくらんでいく様子が体験できたこと。 ・批判しないこと。 ・プロセスがとても大事だと思いました。どんな意見も大事、その場にいる一人ひとりがその場をつくり上げている。みんなが大事。 ・常識とか既せい概念にとらわれて、決めつけをしてしまっていた自分がいた。 ・どんな意見も受けとめる。排除しない。自分の意見もちゃんと出す。 以上。。 それぞれの活動の現場に持ち帰って、今回学んだこと、気づいたことを、ぜひ周りの人へも拡げて行ってもらえるとありがたいです。 |
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