財源・資源の開発事業報告(その1)(平成20年度) [2010年03月05日(Fri)]
地域の未来・志援センターでは平成20年度(2008年度)、財源・資源の開発事業として以下の事業を行いました。以下はその一部ですが、報告させていただきます。
詳細及び他の事業報告は以下からごらんいただけます。 ・2008年度事業報告書 ―――――――――――――――――――――― ○平成20年度(2008年度)活動実績 2−1.助成金セミナー開催 ○目的 NPOの運営にとって活動の資金源の開発は重要である。NPOの活動について社会から資源・資金が提供される(ファンドレイジングされる)社会作りのために、地域におけるファンドレイズの素地作りを行う。 ○実施概要 2008年11月22日の午後に『地域を活かす助成金セミナー:〜三重で聞く!全国、中部の最新情報!〜』を行った、このイベントは2部構成で行い、第1部は「財源・資源の開発事業」の活動の一環として助成金に関する「地域を活かす助成金セミナー」を、第2部には参加者と助成機関の交流を目的とした「参加者・助成機関交流会」を行った。 「地域を活かす助成金セミナー」では全国区及び東海三県にわたる助成機関に参加を呼びかけ、また来場者としても東海3県のNPO・行政・企業に参加を呼びかけることによって、開催当日だけでなく、開催に至る過程においても3県3セクターに当団体の活動を紹介するとともに、今回は三重県内の12の中間支援団体の共催という形で三重県の地域に密着したセミナーを実施した。参加者は三重県の方が多かったが岐阜、愛知からの参加もあった。 また、セミナー終了後の19時からは同じ会場にて、三重の中間支援組織をテーマにした「NPOがNPOの想いを達成するためには何が必要か?〜なぜ今、みえNPOセンターなのか?〜」を開催した。 <1.『地域を活かす助成金セミナー」〜三重で聞く!全国、中部の最新情報!〜』> 開催日時:2008年11月22日(土)13:30-18:00pm 開催場所:みえ市民活動ボランティアセンター イベント情報コーナー 主催:NPO法人 地域の未来・志援センター/セブン-イレブンみどりの基金/NPO法人 みえNPOセンター 共催:三重県/三重県内各地域の中間支援団体(13団体) 【北勢地域】NPO法人市民社会研究所/NPO法人市民ネットワークすずかのぶどう/NPO法人みえきた市民活動センター/【伊賀地域】伊賀市市民活動支援センター/W.T.Aまちづくりセンター/【中勢地域】NPO法人コミュニティシンクタンク評価みえ/NPO法人市民福祉ネットワークみえ/津市市民活動センター/松阪市市民活動センター/NPO法人三重県子どもNPOサポートセンター/NPO法人みえ防災市民会議/【南勢地域】いせ市民活動センター/【東紀州地域】NPO法人海山ITフォーラム 後援:環境省中部地方環境事務所/愛知県/岐阜県/津市/NPO法人 伊勢志摩NPOネットワークの会 (1)「地域を活かす助成金セミナー」 13:30〜16:50 ・参加者数 第1部:36名(NPO:28名、企業:2名、行政:3名、中間支援:3名)(スタッフ・講師・関係者:14名、総参加者数:50名) ・参加団体 【助成団体名(11団体)】 (1)講師として参加(6団体) TOTO水環境基金(中塚様)/財団法人トヨタ財団(大庭様)/三井物産環境基金(稲村様)/セブン-イレブンみどりの基金(野崎様)/株式会社デンソー(門井様)/株式会社三重銀行(馬場様) (2)資料のみの参加(5団体) 地球環境基金/全労済/日野自動車グリーンファンド/あいちモリコロ基金/東海労働金庫(NPO創業助成制度、NPO寄付システム) 【一般参加団体名】 三重県子どもNPOサポートセンター/NPO法人市民福祉ネットワークみえ/三重県生活文化部 男女共同参画・NPO室/伊賀市市民活動支援センター/みえNPOセンター/W.T.A.まちづくりセンター/三重県生活文化部 男女共同参画・NPO室/M-EMS認証機構/NPOさわやか/ボランティアセンター・ラブリーフォレスト/NPO法人 市民ネットワークすずかのぶどう/海っ子の森サークル/三重県熊野県民センター/studio-L/NPO法人 海山ITフォーラム/尾鷲県民センター/NPO法人 生ごみリサイクル思考の会/NPO法人表浜ネットワーク/伊賀市市役所/NPO法人 中部国際フォーラム 第2部:「交流会」 17:00〜18:00 ・参加者数 第2部:25名(NPO:17名、企業:2名、行政:1名、中間支援:3名)(スタッフ・講師・関係者:14名、総参加者数:39名) ・参加団体 【助成団体名(6団体)】 TOTO水環境基金/財団法人トヨタ財団/三井物産環境基金/セブン-イレブンみどりの基金/株式会社デンソー/株式会社三重銀行 【一般参加団体名】 三重県子どもNPOサポートセンター/NPO法人市民福祉ネットワークみえ/伊賀市市民活動支援センター/みえNPOセンター/W.T.A.まちづくりセンター/三重県生活文化部 男女共同参画・NPO室/M-EMS認証機構/NPOさわやか/NPO法人 市民ネットワークすずかのぶどう/海っ子の森サークル/studio-L/NPO法人 海山ITフォーラム/尾鷲県民センター/NPO法人 生ごみリサイクル思考の会/NPO法人表浜ネットワーク 車座トーク: 「NPOがNPOの想いを達成するためには何が必要か?〜なぜ今、みえNPOセンターなのか?〜」 19:00〜20:30 ・参加者数 21名(NPO:7名、企業:4名、行政:1名、中間支援:4名:、学生:5名)(スタッフ4名、総参加者数:25名) 【参加団体名】 伊賀市市民活動支援センター/みえNPOセンター/W.T.A.まちづくりセンター/三重県生活文化部 男女共同参画・NPO室/M-EMS認証機構/NPOさわやか/NPO法人 海山ITフォーラム/NPO法人 生ごみリサイクル思考の会/財団法人トヨタ財団/三井物産環境基金/セブン-イレブンみどりの基金/株式会社デンソー/株式会社三重銀行/三重大学学生/地域の未来・志援センター ○結果・課題: 2005年、2006年の助成金セミナーは名古屋で開催し、昨年は岐阜での開催だった、本年は地域の未来・志援センターの活動エリアは東海3県ということで三重で実施した。各助成機関の制度説明においては昨年のセミナーで好評を得た、各機関共通のフォーマットを事務局側で用意し、それにあわせて説明をしていただきました。このセミナーに参加された方が本年度のセブン-イレブンみどりの基金の公募助成に応募され、助成金を獲得された(1団体)。 また、後段の「NPOがNPOの想いを達成するためには何が必要か?〜なぜ今、みえNPOセンターなのか?〜」では、三重の中間支援組織をテーマにしたトークが行われ、「中間支援組織は県内各地にあるが、それをバックアップする仕組みが無い。」「今まで県が担ってきた部分が市町の方にシフトしてきているが、市町にはノウハウが無い。」などの意見があがった。車座トークには助成金セミナーに講師として参加した、助成金担当者のうち2名の方(トヨタ財団、三井物産環境基金)が参加され、中間支援組織の必要性の認識を新たにしたという感想を頂いた。 <画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-1.jpg>画像> (第1部:助成機関制度説明) <画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-2.jpg>画像> (第1部:質疑応答) <画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-3.jpg>画像> (第1部:質疑応答) <画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-4.jpg>画像> (車座トーク) <画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-5.jpg>画像><画像:http://c-mirai.org/uploads/Image/report/2008/10-6.jpg>画像> 2−2.人材育成事業(損保ジャパンCSOラーニング制度) ○目的 地域における資金・資源が環境NPO、その活動へと向かう仕組み、ファンドレイズの仕方に注目している。その地域資源の一つとして大学生を位置づけ、その大学生が環境活動をするNPOへインターン生として8ヶ月間(約150時間)研修する制度(損保ジャパンCSOラーニング制度)がある。 実際に当団体がその制度を用いて大学生のインターンを受け入れることで、NPOでインターン生を受け入れることのNPO側の意義や課題、大学生側の意義や課題を実運営の中から考える。 ○実施概要 昨年に引き続き、6月より損保ジャパンCSOラーニング制度によってインターンの大学生の受入れを行った。 <1.実施内容> 本年は1名(女性)のインターン生を受け入れ、ともに活動した。 ・大西麻央(おおにしまお)【三重大学 人文学部 法律経済学科 1年】 以下の内容を行った。 【内容】 ・「中間支援NPO人材育成システム」ヒアリング ・「2050年担い手塾」実施準備、当日運営、スタッフ参加(グループファシリ) ・「助成金セミナー」実施準備、当日運営(会場準備、受付、記録写真撮影など)、議事録作成 ・「ファシリテーター養成講座」への参加、実施準備、当日運営 ・その他(総会への参加、豊田エコマップ調査への参加、議事録作成など) ※インターン修了後も団体のイベントに参加、協力してもらっている。 |