COP15報告T/いとう(三重大) [2010年01月08日(Fri)]
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皆さん明けましておめでとうございます。
久しぶりのブログアップです。 コペンハーゲンからかえって参りました,三重大のいとうです。 ご報告が年明けになってしまいましてすみません。 私は12月7日〜17日まで第15回気候変動枠組み条約締約国会議(通称COP15)に 参加して参りました。 今回開かれたCOP15は、2013年以降、 気候変動という世界規模の問題に対してどの様に対処していくかを決定する 特に重要な会議だったため 会場ベラセンターには世界各国から大勢の人が集まりました!!! 前回のブログでも紹介したように、 会場内では大きな会議だけでなく、 サイドイベントやパフォーマンス、ブース展示なども行われていました。 会議後半は各国から政府要人が来るということもあり 入場制限がかかってしまい、 残念ながら入場することが出来ませんでした。 ですので、会議前半はCOP会場で活動をし、 後半は、コペンハーゲン大学で行われていたワークショップや コペンハーゲン市内で開かれていたサイドイベントに参加してきました。 たった10日間の滞在でしたが本当に色々なことがあって1度ではご報告しきれないので、 何度かに分けてレポートしたいと思います! という訳で、第1回目はCOPのプレナリー、本会議についてです。 本会議は非常に大きな会議場で開かれます。 ニュースなどでもよく放映されているのでイメージしやすいかと思います。 議長は会場の前にある舞台上に, 各国代表団は会場前方に座っています。 そして私たちobserverは会場後方の椅子に座っています。 ですが,見学者が溢れすぎて地べたにたくさん人が座っていることもありました。 そして、発言者の様子は会場前方にある大型ディスプレイに映し出されています。 また発言は大抵英語か,発言者の母国語で行われます。 会場内に入る際,ヘッドフォンを受け取り、それで英語の同時通訳を聞くことが出来ました。 私はたった1度しかCOPの本会議には参加できませんでしたが, 中でも特に印象的だったのはツバルの提案に対する参加者の反応です。 ちょうど私が参加した時, 国土が沈みつつあることで有名なツバルの代表団が提案を出していました。 その提案やその提案を支持する国の代表団が発言をすると、 会場内には大きな拍手が響きました。 その様子を見て、先進国や発展途上国、新興国、それぞれの立場が違う中で、 皆が「地球の環境を守りたい」という同じ目標を持っているんだ!と感じました。 また,かつて第一次世界大戦以前行われていた伝統的な秘密外交のようでなく、 このように一般市民にも国際政治の動きを見ることができる、ということも 本当にすばらしいことだと感じました!!! 今年は名古屋でCOP10が開かれます。 いつもはテレビでなんだか遠いことのように感じる国際社会で起こっている出来事を 身近に感じることのできる素晴らしい機会だと思います! 今からCOP10が非常に楽しみです!!! |
Posted by
itotomoe
at 14:54
| インターンOB・OG
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