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助成金って、資金を資産にすることだね [2015年01月20日(Tue)]
『助成金って、資金を資産にすることだね』
ここ4,5日のもやもや感が、このコンセプトに辿りついて、一気に晴れました。
ああ、そういうことなのね。。。という、単純明快な真理。
せっかくなので、少しだけ解説していきます。
助成金→資金→資産
★ここに所有の移転が生じます。
 助成金→助成機関による支援金
 資金→団体の活動資金
それでは、資産にはどのような移転が生じ、誰のものになるのでしょうか?
ちなみに、もう一つ、ここで資金が資産になるという重要な変化もあります。
資産
@受益者・対象者にとっての資産
A団体にとっての資産
B社会全体にとっての資産
ハイ、ここがポイントです!
(なにげに、助成金とクラウドファンディングの違いのポイントでもあります)
助成金という資金が助成事業を通じて、受益者・対象者の資産を形成し、また団体にとっての資産になり、あわせて社会全体(もしくは地域、あるいは分野)にとっての資産になる。
この変化を生み出すことがすごく大事です。
まずは、受益者・対象者の資産です。
これは別の言い方をすると、「事業の成果」です。
受益者・対象者にとって、どのような変化を生み出し、またそれが将来にわたって活用できる贈り物になっているか。まさに、事業の成果ですね。
次に、団体にとっての資産は、助成事業を通じて
1)団体としてのプレゼンスを高める
2)新しい関係が構築される、あるいは既存の関係が強化される
3)今後の事業展開を行っていく時に活用できるツールが形成される
4)経験が残る
など、助成事業終了後に活用できる資産が形成されるかどうかが重要ですね。
最後に、社会全体にとっての資産です。
(これがクラウドファンディングの場合は支援者になります)
ここが、いわゆる公益性の担保になるところだと思います。
実は助成金申請の際の重要なポイントになるところでもあります。
助成事業を通じての知見を自団体や自地域ではなく、いかに他の地域や団体に還元していくか。
それが無償・有償関係なく、そういった仕組みを作っていくことが審査の際の評価のポイントになります。
まー、こんな内容のことです。
最後にあらためてもう一度。
『助成金って、資金を資産にすることだね』
こんなお話を、3月頃セミナーにして開催しますよ(たぶん)。
その時は、助成金だけではなく、クラウドファンディングや融資のことも含めた内容にしたいと策略を練っています。
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