助成金のタイミング [2014年05月02日(Fri)]
昨晩は群馬サロンの興奮冷めやらぬで、寝付けぬ一夜を過ごしました。
そんな時はいつもの「世界公益大全〜助成金よもや話(民明書房刊)をつらつらと眺めていました。 そのおかげか、今朝は助成金について、こんなことを考えてきました。 助成金はいつ活用すべきか? <概要> 団体、事業の二つの立場から考える 団体は立ち上げ期、発展期、基盤強化期 事業は新規事業か発展事業か <具体的なこと> 団体を立ち上げた時に活用 ・立ち上げ団体支援の助成金を活用 ・団体の基礎となる事業を整備する ・主に地域限定の助成金 団体を発展させたい時に活用 ・団体そのものの支援を行う助成金はすくない ・事業を中心として助成金を活用 ・イメージとしては団体の核となる事業の構築やブラシュアップ ・ハード整備などもあり 団体の基盤を強化したい時に活用 ・すでに活動実績があり、成果を出している団体が対象 ・あまり数は多くないが、基盤強化に関する助成プログラムがあるので活用する ・持続的に事業費をねん出できる事業を構築するために活用 ・団体や事業を支える人材の養成や、ファンドレイジングなどの基盤強化など ・既存事業のスケールアウトを事業化することもあり 新規事業を行う時に活用 ・特に解説はありません、そのままです すでに実施している事業からの発展形として事業を実施する場合 ・「変化」「違い」を説明する ・その「変化」「違い」に納得性と説得性を持たせる ・他の助成金からの振り替えの場合は特に説得性が必要になる ◇今まで実施してきた事業との違い ◇新たに助成金が必要になった環境の変化 ◇事業の中の新しい視点や工夫 ◇これまでの事業は「○○」期、申請事業は「××期」のステージになる ex. ・これまでは実験的に自主財源で実施していたが、助成金で事業の基盤を構築する ・自分たちの地域で成果が出た事業なので、他の地域に横展開、あるいは他の団体にノウハウを伝える ・これまで実施してきた事業のターゲット層からさなるターゲット層にサービスを提供する(地域や対象者) ・事業の成果やノウハウをまとめて、全国に発信していく 助成金もいろいろ細かく分類していくと、見えてくるものがありますね。 「分類によって意識が変わる」 |