CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«公益ポータルプロジェクト全国会議 | Main | 寄付者、支援者獲得につながる!NPOのための「情報発信・開示」セミナー»
プロフィール

CANPAN講座さんの画像
日本財団ROADプロジェクト
検索
検索語句
<< 2019年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
RSS取得
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク集
<< 2019年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
QRコード
https://blog.canpan.info/c-koza/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/c-koza/index2_0.xml
セミナー「地域の公益活動情報が集まる・見えるサイトづくり」@千葉 [2009年08月23日(Sun)]
昨日は、以下のセミナーに参加してきました。
CANPAN公益ポータルについて説明をしてきました。

セミナー参加者の皆さま、講師・発表者の川北さん、前田さん、志村さん、米田さん、関東ブロック会議のとちコミさん、ちばのWA!さん、いろいろありがとうございました。

☆主催・参加された方のブログでも紹介されています。
NPOクラブの愉快な仲間たち
地域・テーマ公益ポータル・プロジェクト
神奈川子ども未来ファンド


地域・テーマ公益ポータルプロジェクト関東ブロック会議
「地域の公益活動情報が集まる・見えるサイトづくり」
日時:2009年8月22日(土)13:30〜17:00
場所:千葉市ビジネス支援センター
主催:地域・テーマ公益ポータル推進プロジェクト
企画・運営:NPO法人とちぎコミュニティファンド運営委員会
       NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ
参加者:千葉、栃木、群馬、神奈川の中間支援組織関係者と、千葉県内の行政関係者など約25名。

以下は、山田のメモ書きです。
いわゆる文責、山田というやつです。

開会のご挨拶:
NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ 代表事理 牧野昌子氏
関東の中間支援組織・助成団体・行政の関係者に声を掛けて開催。
公益活動の情報開示を進める公益ポータルや中間支援組織の役割について再確認するためのもの。
解説「公益ポータルに求められる役割と機能」:
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表 川北秀人氏

IIHOEは、NPOやその中間支援組織の支援、企業のCSR支援などを行っている。
中間支援組織が地域を拠点に活動をしているのに対して、「流しの中間支援組織」。呼ばれたら、全国どこへでも行く。全国各地の中間支援組織にご協力いただきながら、活動を行っている。

IIHOEとして、「地域・テーマ公益ポータル推進プロジェクト」を全国の中間支援組織に声を掛けて2008年から開始した。その前からNPOの情報開示について考えてきた。
NPOも情報発信力を身につけて、活動などについての情報発信は少しずつ行われてきた。
寄付する側、支援する側から見た時に「ここを見ればOK」というサイトがない。

全国規模の91機関、133の助成プログラムの申請書の項目を分析・研究。聞いているのは、@団体の概要:連絡先だけでなく実績・歴史や財政も!、A事業のニーズ:「本当に必要とされているのか?」をデータや事例で、B事業の実現可能性:「どのように、誰が、いくらで?」を詳細に、の3点。
全国規模の助成制度の他に、地域に限定した助成制度について調査を行った。全国のプログラムのほうが聞いている項目が多い。50%以上共通の項目は団体の概要。NPOはこれを用意しておけばよい。

「データベース」は、書式に基づいてデータを突っ込んでいるもの。使用されている、いないは関係ない。
「ポータル」は 自分たちで情報を集めてきて、その情報の入り口とする。例えば、リンク集が必要最低限のポータル。高度になると、Yahooや楽天のような、情報を整理・編集して、見やすくする。よそのデータベースや情報を活用して、編集して整理して入り口とする。
必要な人に、必要な情報が行くポータルが公益ポータル。
共通のルールを作っていくことが大事。補助金などでやればやれるというものではない。作り上げていくことが必要。

NPOの情報開示を促す必要を感じた。なぜ、そう思ったか?
これまでにいくつかの助成プログラムの審査などに関わっている。申請書の記載内容を見ると、「事業のニーズ」が一番重要。団体の概要などは事前に準備しておけばよい。
中国ろうきんの助成プログラムは団体基本情報シートの項目を使うようになっている。

資金提供者は何を期待しているか。
@状況の緩和・改善 A原因の解消(再発の抑制・防止)B基盤の整備(社会にも、団体にも))C担い手の成長

協働や寄付が広がらない。
応援側では、どんな団体があるかわからない。活動や運営の実態がわかならない、実績や事務能力がないと、任せられない
一方で、活動側は、活動するので精一杯、、現場ではしっかり伝えている、機関誌は配布・発送してる、ホームページはつくったけど、更新は…。
ITの進化で、検索するようになった。特に、携帯で検索できるようにする必要がある。
情報を探している立場にたった、情報を出していない。
出したい・出せる情報ではなく、答える情報を。
プロ(助成団体)がもとめている情報をあらかじめ出しておけばよい。見るほうからも、出すほうからも一覧のほうが便利。データベースとして、一度入力して終わりではなく、更新も必要。それが公益ポータル。

市民団体はフロー情報(活動)をうまくなったが、ストック情報(実績、経緯、体制、収支)を出すのが難しい。
今年の活動目標や、これまでの活動実績を申請書に書くケースがあるが、事前に準備しているNPOは少ない。
事業の報告書の活用がなされていない。そういったものを購入できるようなサイトが必要。そのためにはその団体が詐欺でないという証明が必要。信用保証の機能が必要。そのためには情報開示。

地域やテーマの中間支援組織が使いやすいものにする必要がある。一緒に作り上げていくことが必要。

公益ポータル=(イコール)CANPANによる公益ポータル、ではない。CANPANはポータルの器を提供するもので、他の団体が独自に行うもので公益ポータルである。

団体情報のデータベースがあって、活動の情報発信機能を備えているものが公益ポータル。ここ3年くらいで各市町村で公益ポータルが出来ていくと思っている。将来的には、小学校区単位くらいで地域ポータルが出てく可能性も。
市町村単位くらいでポータルが出来た時に、ポータルがそれぞれ全く違うものだと、両地域で活動している団体などは困ってしまう。共通性が必要。
活動団体にとって、小さな労力で大きな成果が出るように中間支援組織が必要になってくる。


事例紹介「公益ポータルサイトの運用事例(とちコミ、ちばのWA!、神奈川子ども未来ファンド)

@とちコミ(とちぎコミュニティファンド運営委員会)

2006年、社会貢献活動支援システム研究会の立ち上げ。
2007年10月、とちぎコミュニティファンド運営委員会立ち上げ。
せんだい・みやぎNPOセンターの仕組みを参考にして、とちぎコミュニティファンドを立ち上げた。メインファンド、冠ファンド(大口寄付者の名前をつける)、もったいないファンド(物品寄贈システム)。他に、NPOデータバンク。
自前でサイトを構築していた。支援先の団体情報などを掲載。
2008年の公益ポータルプロジェクトに参加して、日本財団CANPANのシステムを知った。130の助成プログラムの団体情報の調査をもとにした団体情報登録があるので知って、CANPANの公益ポータルに移行した。
とちぎコミュニティファンドの登録団体の、それぞれの団体が情報をアップするようになった。それまでは、預かった情報を自分たちでアップしていた。26団体が登録されていたが、自ら登録する団体は14団体に減った。自分たちで情報をあげるとなるとハードルが高くなってしまうことも。
今年の春、登録団体18団体で定額給付金の寄付キャンペーンを行った。実際に寄付を集めたのは少数の団体。周りに声を掛けたかどうかの違い。寄付をお願いするほうも、寄付を託すほうも、これから慣れが必要。
中間支援組織として、一緒にNPOと寄付を集めていくことが大事。また、それぞれのNPOで周りを巻き込んでいくことが必要。そこから支援の輪が広がっていく。


AちばのWA!(NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ)

公益ポータルプロジェクトに参加。自分たちが考えていることを同じ。そこでCANPANの公益ポータルを活用することになった。
平成20年度千葉県「民が民を支える地域資源の循環システム」モデル事業を実施。
公益ポータルの特徴は、一定水準以上の団体情報開示と第三者認証制度による信用保証。地域ファンド、資源循環システムの取り組みの情報基盤。団体による自主的情報発信。クレジットカード決済機能。
ちばのWA!認証基準は、CANPAN団体情報開示レベル★3つ以上、データの現物認証(ポータル運営者による第三者認証)。
物品提供システム「NPO三尺店(さんじゃくだな)」。企業に物品を提供してもらう。提供してくれた企業の声も載せる。
公益ポータルを行うことによって、登録団体数10、団体ブログ開設27、企業からの物品提供の仲介→2件79点7団体へ。
今後の展開として、CANPANペイメントを活用して決済機能の活用、登録団体の増加、地域色を出す新しいコンテンツの作成。
課題は、団体の情報発信の優先順位が低い。いろんな取り組み(セミナー)を行っているが、なかなか理解してもらうのが難しい。運営費の捻出など。


B神奈川子ども未来ファンド(認定NPO法人神奈川子ども未来ファンド)

NPOが集まって出来た、日本初の民間基金。
皆さまから託された寄付をNPOに届ける。寄付集めと一緒に子どもに関心を持ってくれる人を発掘する。
年間の助成事業を通じて、ケアする子ども44,532名。これまでの助成総額1,630万円で、団体はのべ42団体。
助成金を出す側として、神奈川県のNPOの情報を収集して、それをデータベース化。
NPOデータベース子どもの居場所情報箱(あまり情報提供が出来ていないNPOと、詳しい情報が欲しい当事者の声から生まれた)。神奈川県内の子どもや若者、子育て中の親のための活動を行っている155団体が登録。年に1回、神奈川子ども未来ファンドが団体に連絡をとって毎年夏に更新をしている。
そのデータベースの情報を中央ろうきんに提供。神奈川のろうきんで独自取材も加えて、ろうきんのお客様サービスとして、活動団体を紹介する冊子を作製した。
企業や行政にとっては、個別のNPOが信頼できるかどうか見分けることが難しい。そこで、NPOの信頼性を担保するものが必要。中間支援組織そのものも、企業から見て信頼できるかどうかわからない。その場合に、行政との協働などを強調することも重要。


事例紹介ACANPANの公益ポータルサービスが目指すこと(日本財団CANPAN運営事務局 山田泰久)


グループディスカッション「公益ポータルへの取り組みの現状と課題」

5人のグループ(計5グループ)になって、今日の発表を聞いて感じたことや思ったこと、公益ポータルに関する質問をディスカッションした。
各グループの質問をまとめて、質疑応答。質問内容は以下の通り。

登録のメリット・発信の意義は、どうつくってアピールする?
CANPAN以外で立ち上げた際の共有・連携?
「公益ポータル」って、日本語としてわかりにくい!+なぜ「公益」?
団体DBの統一って、どうなる?できるの?
更新の頻度?担当者(団体or運営者)?
IT不得意な団体、どうする?
第三者認証の基準は一緒?地域別?
地域住民は、どんなことに関心?
地域住民の見る目を育てるには?
生きたポータルをするには?
特定の団体向けの寄付キャンペーンをどう立ち上げる?
情報開示が先か、支援者確保が先か?
共感を広げる工夫?
各ファンドの名称と内容
子ども未来ファンド NPOだけで運営することの限界?


IIHOE川北氏からのアドバイス

地域の人からNPO活動を見た時に、「その地域で役に立ってるの?」「どんな人がやっているの?」「誰が、どこでやっているの?」「どういう成果があったの?」など具体的な情報が必要。
地域の人のNPOに対する、見る目を育てるというより、複数のものを揃えて選択してもらうという仕掛けがよい。

寄付を集める際には、団体名ではなく、ニーズを前面に出している。大口の寄付を集めているところは、原価を見せている。細かく分けている。どういうものがいくら欲しいと細分化している。何をなぜほしいのかをちゃんと伝えているか。
支援者獲得か情報開示かについて、情報開示が先。いくらいい活動でも支援を求める時に情報開示されていないと、それで終わってしまう。スピーチとプレゼンテーションの違い。寄付集めは、プレゼンテーションで、話しを聞いてもらって、お財布を開けてもらう。

自分が100回説明するより、100人に2回説明してもらうほうがよい。そのために、ここを見てもらうという情報発信の内容をまとめておき、サイトに載せておくことが必要。噂にしてもらう、独り歩きしてもらうことが必要。
日本のNPOは自分で説明しようとする人が多い。支援者に説明してもらう。支援者もすべて詳しいことがいえるわけではないので、そのために情報開示していることが必要。

以上

日本財団CANPAN運営事務局 山田泰久
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント
>中村さん
先日はお疲れ様でした。
この記事、とりあえずメモ書きを掲載したものですが、何かにご活用いただければ幸いです。
また、公益ポータルについてご一緒できることがあればぜひよろしくお願いいたします。
Posted by: 管理人から中村さんへ  at 2009年08月25日(Tue) 08:31

>米田さん
先日はお疲れ様でした。
セミナーに参加する度にいろいろ勉強させていただきます。
情報開示、奥が深いですね!
Posted by: 管理人から米田さんへ  at 2009年08月25日(Tue) 08:27

本当に、このレポートはセミナーの要点を伝えていて、参加された方にも、参加されなかった方でも、とても有益だと思います。
ありがとうございました。謝謝!
Posted by: 中村@協働(市原市)  at 2009年08月24日(Mon) 13:40

千葉では(でも)お世話になりました。
詳細なレポート、素晴らしいです!!
トラバさせてもらいますね。
Posted by: 米田@神奈川子ども未来ファンド  at 2009年08月23日(Sun) 17:08