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第3回全国校区・小地域福祉活動サミットin大津 その1 [2010年01月13日(Wed)]
昨年の11月に滋賀県大津市で開催された「第3回全国校区・小地域福祉活動サミットin大津」。
福祉チーム時代に担当していた助成事業ということもあり、第1回、第2回と参加して内容もとても面白かったので、参加してきました。

校区・小地域福祉活動とは、小学校や中学校などの校区や自治会くらいの地域単位で、専門家ではなく、地域住民主体による福祉活動のことです。
介護保険や障害者自立支援法などによって、福祉が専門家(介護保険事業者など)主体のものになり、そのことが逆に地域の福祉力の低下を招いてきたそうです。そのような中で、住民主体の地域福祉を取り戻していこうと動きが、福祉の分野でも注目され始めています。

そんな小地域福祉活動に関する全国サミットというわけです。
とても刺激的で、参考になるセミナーでした。
以下、いつものように、山田のメモ下記をまとめたものです。
文責・山田で、ご参考まで。


第3回全国校区・小地域福祉活動サミットin大津
2009年11月18日(水)11:00〜17:30 大津プリンスホテル
大津市社会福祉協議会、NPO全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)


オープニングは、全国サミットの実行委員長でもある、関西学院大学人間福祉学部教授の牧里毎治先生と、滋賀で地域福祉を実践されている、街かどケア滋賀ネットの世話人代表の溝口弘さんによる対談です。


関西学院大学人間福祉学部教授の牧里毎治先生
※写真は、NPO全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)よりお借りしました。


溝口さんからは話題提供として、滋賀の茗荷村を題材にした昔の映画や、茗荷村のドキュメンタリー映像などをもとに、滋賀で実践されている障害のある方の地域生活や、糸賀一雄などの取り組みについて話をされました。

発達保障や、障害児の育つ権利などの糸賀一雄の思想が紹介され、知的障害のある人の働くということや生きがいなどの話から、滋賀の宅老所などで実践されている知的障害のあるスタッフの雇用から誰もが活躍できる場づくりがこれからの地域福祉に必要であるという話などに展開していきました。

障害のある人や高齢者、子どもたちが一緒にいることで生まれる、やさしい心のつながりが街に影響を与えていくことなど、これからの地域づくりの参考となる話題となりました。

近江商人の「買い手よし、売り手よし、世間よしの三方よし」にかけて作られた、「あなたよし、わたしよし、地域よし。地域福祉で三方よし」の全国サミットのキャッチコピーも紹介され、障害者福祉や地域福祉の先進地域である、滋賀で小地域福祉活動についてこれから情報共有する意義なども話題に上り、これからの全国サミットの内容に対する期待が高まりました。

(続く)

Workshop人にやさしく 山田泰久(ソーシャル系男子)
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