ぶなの森レインボー歯科クリニック開院20周年記念として、昨晩、ジャズコンサートが催された。
ジャズの生演奏を聴いたのは、福井良さんのコンサート以来だから、30年も、前の事、ふと、当時の風景が走馬灯のように蘇った。
開演に先だって、院長先生から、クリニックの名前の由来とか、コンサートを企画した意図、演奏プレイヤーとの関係等について、軽妙なジョークを交えて、紹介があった。
バンドの構成は、御年80歳のトランぺッター村田氏をリーダーに、テナーサックス、ピアノ、ベース、ドラムの5人編成で、曲目も、映画音楽にもなっているスタンダードなものばかり。円熟した渋みのあるソフトな演奏に、しばし、酔いしれた。
リスナーの多くは、顔見知りだったが、10年ぶりに会話できた親爺友達もいて、用意されたアルコールを飲み過ぎたのか、耳が遠くなっているせいか、やけに、大声で、話しかけられる。
マスクを外していたので、おもいっきり、飛沫を吸い込んだ。ありゃ、ありゃ、でも、これが、本来の姿。
就寝時間を過ぎたので、失礼をして、会場を後にしたが、五月にしては、夜風が暖かく感じられた。