• もっと見る

2025年04月10日

 トランプは日本にどんなデイールを迫るのか。

 勝手な妄想にたくさん御関心いただいて、恐縮です。
 本日も、エンタメブログとして、ご笑覧ください。わーい(嬉しい顔)
 
 トランプ大統領が40代の頃に著した本の中で、自らが率先して
デイールすることが、無類の好物で、そのやり方は、攻め抜くと
いうことらしい。
 他人に任せないで、自分が交渉相手として、タイマンを張ると
いうことなのだから、評論家の様に理屈を並べる石破総理とのマ
ッチング自体、失敗興行じゃん。

 相互関税でスタートしたデイールに対して、石破総理自身は
参議院選挙前までに、パッケージで、妥協案を提示したい思惑
だが、トランプ外交を知る政界人は、相手の手の内を探りながら、
長期戦に持ち込んだ方が良いと提案している。
 総理はじめ日本側の交渉人の力量は、人たらしの晋三総理と
異なり、あまりにも、心技体とキャリアで劣ると認定してい
るのだ。・・・・

 長期戦、つまり、力技で、押さえつけられて、マウントとられ
て、殴られても、決して、タップしないで、耐えれ、相手の打ち
疲れを待てと。・・・防戦一方の当事者にとっては、つらい。

 確かに、米国では、インフレに進む、日本企業は、どこまで耐
えれるのか・・我慢比べ、株価は耐えられるのかなあ。

 一つの仮定の話として、関税の後、G7による為替協調介入を求
められ、ドル安が誘導が、デイールの一つではと、囁かれている。
 
 だとすると、関税がかけられ、円高になると、輸出関連産業の
国内投資は冷え込み、空洞化が進む。

 これによって、株価が下がり、倒産、雇用調整が発生するので
 外需経済から、政府は内需経済に転換し、減税、積極財政に転換
せざるを得ない。

 一方、米軍の思い入れ予算の拡大、米不足を理由に農産物の輸入
拡大を強いられる。

 規模拡大の農業路線ほど、被害を被る。
耕作作放棄地を活用した地産地消自給的小規模、兼業スタイルを
共存させる農業農村政策、所得補償政策の復活等が望まれる。
 
 円安によって、呼び込んでいたインバウンド客は、減少し、リー
ズナブルな、国民旅行者のための観光にシフトするか。

 原油先物価格が、保護貿易化予測によって、低下している。
インフレに喘ぐ、日本国民の暮らしにとって、物価が安定する
可能性は高いが、雇用環境が悪化し、受け皿が問題となる。

 金融立国のセンターとして、人物資本が集中した東京への人流
は、止まるのではないか。

 ただ、少子高齢化と、つぶしが効かないデジタル化に浸食され
て、i受け皿となるべき地方自治体の職員、議会の能力は、質、量
ともに、劣化が著しく、政策の球出しができていない。
 
 新たな課題に直面し、政策を立案したり、自ら、執行してみせ
るのは、マルチ能力を持った地方自治体の職員なのだ。
 AIに頼っても、設定の仕方いかんで、無力だし、同時並行的に
何役も実務をこなせない。
 ここに、都市、中央で活躍していた人材を、積極的に、流入さ
せ、再生させることが急務だ。

 悪いことが重なり、1000年に一度の、巨大地震や、噴火が発生
する確率が高いとすると、民主主義政治にありがちな小さいミス
をほじくり合う政権与党と万年野党の相互保身茶番劇を終わらせ
なくてはならない。

 また、東京発のゴミ情報を垂れ流す既存メディア、放送局を
整理削減し、オピニオンメディアを立ち上げなければならない。

 すでに、ネット。
 地方にも、地方から東京への発信をするネットメディアが成立
する官民相互の財政支援が求められる。

 またしても、迷路にはまり込んだので、今日はこの辺にします。
ふらふら

 と、思っていたら、対抗措置をとらない国に対して、三カ月相互関税を
延期するというニュースが飛び込んで来た。
 株が、これ以上、下落すると困る各国のエリート、富裕層
は、世界各国に、投資しているわけで、今、ほっと胸をなで
おろしている。
 トランプを説得したベンセット財務長官の評価は高くな
っている。
 これに対して、中国は、対抗関税をかけて、妥協する姿勢は
今のところ見せていない。
  政権内では、中国に工場があるマスクと、閣僚の深い亀裂
が走っている。 マスク撤退を中国は歓迎しているのかもしれ
ない。
 一説によれば、中国は、米国債を売ったらしい。これは、
米国にとって、財政赤字拡大につながり、減税や、製造業に
対し、支援できなくなる。
 そこで、日本には、米国債を売ることはもちろん、買え支
えて欲しいのだ。
 金利をもらえるが、為替操作が待っているわけで、結局、
JAPAN・ATMか。
 為替特会は儲かっているらしく、特別会計だから、国会審
議を要しないので、そこから工面するのだろう。
 特別会計にメスを入れれば、消費税減税分の振替財源は出
て来るのに、またしても、給付金でお茶を濁すつもりだ。
 トランプは、米国の中間選挙までに、国民の人気を維持し
なくてはもともこもない。
 日本の庶民に、煮え湯を飲ませて、米国ファースト。
同盟国というより、属国だぜと言いたいが、とにかく
事は、複雑に絡み合っているので、正解が見えない。

 まあ、トランプは、宗教に裏付けされた、悪魔退治を
してくれているので、世界大戦だけは、避けられそうなの
で、我慢するか。もうやだ〜(悲しい顔)

 
 
   

   
 


 

  

 
 
 
 

 
 
 
posted by 若見 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2025年04月08日

金融資本主義に対抗したツーリズムだったが。

 グローバル金融立国化の国づくりは、どの国も、似通った都市
再生を競う。
 人、物、資本の移動の効率性が最優先された高層オフィスビル
と、マンション、高速移動インフラと情報インフラ、それらをオ
ペレーションする人サポート体制が、構築され、グローバルマネ
ーゲームのリングで、高額な報酬を得ながら闘いに明け暮れてい
る。
 この手のリングは、G7構成国をはじめ、経済力のある国々に
設けられているが、ゲームで動く資金は、国境を越えて参画する
多様なファンドによって、もたらされる・
 ゲームチェンジャーとなる超ビックなブラックロック等のヘッ
ジファンドは、各国の政治に、介入し、国家を分断し、軍産複合
体、医療複合体等を、巧妙に、利用して、各種生産施設、情報イ
ンフラ、地下資源や、エネルギー資源、健康等あらゆる分野に網
をかけ、利益を生み出す価値があるか否かで、資産の優越を評価
し投資資金をかき集めている。
 胴元の多くは、専門の戦士を育成し、雇い、直接、戦士には
ならず、世界各地の高級リゾート施設で、家族単位で、長期の
余暇活動を過ごし、文化、教育・医療、環境等のソーシャル関
連の財団の理事等に収まり、極めて、社会貢献的
かつ博愛的な活動をライフワークとしている。

 胴元の親族は、あまり、メディアには登場しない。

 メディアで、成功者として、登場するのは、特殊な分野で非凡
な能力を発揮し、にわか成金の類で、富裕層と自慢する。

 しかし、多くは、多少の差はあるが、平凡で善良な平民、市民
の類なのだと思っている。

 市民である私は、ライフワークとして常々考えて来たのは
平凡で、善良な市民の圧倒的多くが、ストレスにさらされた奴
隷的暮らしから、開放されて、心に安寧を感じられる人生を、
選択できる地域社会が、構築できないかどうかということであ
った。
 
その解の一つが、都市市民の週末を、リーズナブルに受け入
れる農村リゾート、グリーンツーリズムの体制整備だった。

 ソーシャル活動に従事する本物のエリート、成金富裕層では
無い、多くの平凡で善良な市民が対象なのである。

 20年かけて、その理念と、体制整備を、国や道の支援をもら
いながら、官民一体となって、地道に進めてきた。

 この地域づくりは、一次産業である農業や林業の、レクレー
ションや休養、癒し等の多面的機能にスポットライトを当てて
農村と都市が、良いとこ取りをする農村回帰型のスタートアッ
プ事業であり、移住者等の協力によって、充実してきた。

 各施設の草創期、オペレーションプレイヤー達は、誇りを持
って、ミッション達成に奮闘してきた。

 しかし、東日本大震災という未曽有のパニックによって、ツー
リズムは、行政が、防災政策を強化したため、手薄になった。
その後の、理事者の交代によって、根付き始めていた感のあるグ
リーツリーズムは、コロナパンデミックによって、交流人口が制
限され、糸が切れたタコのように浮遊し、行政も、オペ―レーシ
ョンプレイヤーも、自信を失い、一部は、民間に、開発ノウハウ
までが無償で移譲され、制御が困難となっている。

 札幌圏の都市市民を対象として展開してきたグリーンツーリズ
ムは、知識習得型に後退した教育課程の影響を受け、児童生徒の
宿泊研修が減少し、子育て世代の減少と所得減少と相まって、宿
泊滞在型から日帰り体験型にシフトしてきた。

 また、都市側の大手企業による都市近郊囲い込み政策(北広島ボ
ールパーク、道の駅の乱立)により、過渡期を迎えているのは間違
いない。

 災難は、ニセコのインバウンドの急増で、賃金上昇による働き
手不足によって、オペ―レーションプレイヤーの補充育成が困難と
なったことであった。

 老朽化した施設の更新に、インバウンド需要を取り込もうとす
ると、最低でも、トイレ、手洗いは、部屋付としなければならな
い。これには、多大な投資を必要とし、行政として、腰が引けて
しまった。

 大手企業は、資産バブルによって、都市近郊型のレクリエーショ
ン施設に投資をし続けている。
 この企業理念の中には、マスで、網をかけて、収益の最大化を図る。
そのためには、全道の自治体に多様な営業戦略をかけて、エキサイ
ティングなパーホーマンスを演じ、ボールパークに動員するという
都市と地方が良いとこ取りをするという共生ビジネスもでるでは無い。
 ソーシャールビジネスと一線を画したビジネスモデルである。

 バックには、親銀行の多大な融資と北海道新聞のサポートが行わ
れているはずだ。

 トランプ相互関税と国際経済の多極化の流れの中で、国に依存する
北海道経済は、今後、どうなるのか。

 中国をはじめインバウンドに影響は出ないのか。

 中国経済は、内需にシフトするだろうから、インバウンド客は減少
する。日本への中国投資マネーは、増えるとは思えない。
 はっきりしているのは、大きな影響を避けられないということは
確かだと思う。


 国内では、内需振興に転換するのか、はたまた、経済規模の縮小、雇
用調整と、負のスパイラルになるのか。
 かっての世界恐慌とはならないと、アナリストは、平静を装い沈静化
を図るが・・どうなんだろう。

 輸出産業から他産業への流動化は避けられないかもしれない。受け皿
はどの分野になるのか。

 国内製造業の減収により、結果として、地方交付税は、削減され、
令和の合併が、テーブルに載るのか。

 消滅化が、加速するのか、はたまた、生存力のある自治体だけが、選択
されるのか。

 ハイパーインフレになれば、肝入りの本町のレストラン事業は、お荷物
にならないのか。

 外食産業を抱えるフジタコーポレーションは、M&Aされないのか。
 その時、トアヴェールは、再び、直営になるのか、他社に身売りか。

 風力発電は、計画どうり、銀行が支援できるのか。

 最悪の場合、企業倒産、縮小により、地方をめざす移住者は、増加す
る。その意味で、地方はチャンスでもあるが。
 生存のための基盤整備を整えて来たか。行き当たりばったり政策の繰
り返しならば、どうなんかなあ。
 
 農業の基盤整備に努めてきた農村(蘭越)は、生き残るかも。

 本町は、どうなるのか・・・予断を許さない。

 地方移住を決断させるツーリズム、自給・共生型のビジネスモ
デルを提案し、スタートアップ事業支援に、少額投資するシステムづく
り・・・急がれる思う。
 これまでの社会教育事業のように、行政が大きな器、塊を作って、そこに
人集めして、何がしかのイベントをやらかすのでは無くて、日常的に個に応
じた、デリバリー型の学習支援だったり、健康相談だったり、人が介在し
個の心の満足度を充足することが、意識高い系・高齢化社会の要請ではない
だろうか。
 もちろん、若者は、集団の中で切磋琢磨する環境は、必要不可欠であるが
その延長で、高齢者を観てはいけないと思うなあ。

 ・ ㋆5日が分かれ目で、価値観が変わると思う。

  
 
  

 


 


 

  
 
  
 
 
 


  
 

 
 
 
 
 
 
 
posted by 若見 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2025年03月17日

 地方自治体職員の深刻な成り手不足。

  国の消滅自治体ネガキャンが功を奏したのか
 多くの小規模自治体で職員の成り手不足が深刻
 化している。

  当然、三セクの職員も、同様な傾向だ。

  量を確保できないのだから、質を問えない。
 
  高齢化して、公助サービスが増えている。
  インフラも、改修時期を迎えていて、スタート
  アップに回る金が無い。

  インフレになって、維持修繕費も嵩む。

  理想を掲げ、高めの目標設定しても、人、金
  が不足してては、攻めの地方創生は、無理。

  やっぱり、企業で鍛えられた中堅職員を、積
  極的に採用しなきゃダメか。

  職場内研修で、育てるなんて悠長な時間も予算
  もない。

  基本スキルだけは、OBを活用して、訓練すれ
  ば、なんとか戦力になる。

  ああ。大変な時代だなあと、つくづく思う。


  
  
  

  
posted by 若見 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

金融立国型都市再生デザインを田舎に持ち込むな

 この30年、日本は、脱工業化、金融グローバル国家をめざし
土地の規制緩和を進め、官民挙げて、都市再生に投資してきた。
 そのシンボルが東京で、23区を中心に、駅前、臨海、保全緑
地周辺も、高層ビルと、タワーマンションの建設が、止まない。

 他方、地方は、少子高齢化の波を、受け、一部の地方都市を
除き、人口減少が加速し、インフラの維持も困難となっている。

 戦後日本の国土政策は、振り子のように、都市と地方に揺れる。
欧州の様に、均衡を図った資源分配がなされて来なかった。

 40年前には、地方、農村にも、食料生産地としてだけでなく
、余暇活動の場として、都市と農村の交流インフラ整備について
、一定の国家予算が投入された。

 その際に、欧州発のルーラルデザインを、導入し、インフラ整
備したまちづくりが北海道にも芽生えている。

 しかし、その後、国の支援は、細り、自治体の自己責任に変わっ
た。

 グローバルに事業を展開する大企業にとって、ローカルな都市交
流事業は、薄利過ぎて、旨みが無い。

 その分の、資本を後進国に投下することによって、最大利益を生
む。よって、国内の農村は、グローバル化するほど、どんどん疲弊
して行ったのだ。

 災害立国の日本は、東日本大震災、福一の原発事故、熊本、能登
と復旧、復興経費が、全国一律の地方の存続の維持に、影を落とし
ている。

 覇権が多極化する国際情勢の中で、関税戦争や軍事費増大の圧力
によって税収の伸びは期待できない。
 デフレ経済には戻らない。
 地方には、厳しい財政運営が求められる。

 箱物インフラ新規整備というより、修繕費をかけて、できるだけ
長く使うか、目的を達した物は、廃止することが必要だ。

 都市開発から締め出された色々な企業がアイデア持参で地方に秋波
を送るが、安易に騙されてはいけない。

 多くは、都市再生デザインの焼き直しを、巧みに押し付けて来る。
資源の一つである農村風景は、一次参産業を守ることによって残る。

 交流事業が衰退し始めたら、その施設、周辺の土地を利用し、規模
の大きくない環境保全型の農業の試験圃場を整備し、食料確保に資本
投下するのだ。

 生物多様性に優れた河川や森林資源、農地を保有する地域だけが、
国家戦略上、存続する。

 行政はスタートアップ事業にあたり、少なくても半世紀先を、見
越して欲しい。 
 
  
  

  
posted by 若見 at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2025年02月11日

脱メガ風車宣言!!

昨日のブログで、渡島半島、積丹半島の日本海側沿岸から500m
から2Kの近距離の海域で、海水面から300mの高さ、羽の直径が
、290mのメガ風車が、800基程度、乱立する計画が進行中だと警
鐘を鳴らした。

 秋田県や青森県では、住民の反対運動が起き、小樽、余市町では
いち早く、自治体首長が、建設反対の意志を表明し、計画の見直し
がされているが、神恵内から、松前にかけての沿岸自治体は、寡黙
を決め込んでいる。

 戦後、国有林のブナ林の皆伐により、沿岸漁業の水揚げは落ち、
後継者も無く、風前の灯であることは間違いないが、森林の回復に
よって、原始的清流は、戻りつつある。

 地形的制約から、上流に農地の無い河川には、北方系の魚影が濃
く、禁漁区であるが、釣り人の聖地でもある。

 また、ヒグマを頂点に、動植物の生物多様性が確保されてきた。

 しかし、一連のメガ風車の計画が、進行すると、海、川、山のつな
がりが攪乱され、自然界による甚大なしっぺ返しが始まる。

 それは、熊の凶暴化、里山出現、駆除拡大により、他の小動物の増
加による農作物の被害拡大、森林の荒廃、洪水、海へのミネラル補
給の減少、ウニ、アワビ、ナマコ等の激減、河川遡上型のサケマス科の
魚類の減少等である。

 上流から補給される有機物、ミネラルを餌とする植物性プランクトン
動物性プランクトンも、減少するので、小魚も、減少する。

 沿岸で民宿業や海鮮レストランを営むことは、困難となる。もちろん
四季折々の海産物もである。

 アウトドア、スポーツフィッシングの数少ない聖地であろうとする朱
太川にも、その影響は及ぶ。

 私は、生物多様性に関する個々の知見が集積されるのは、否定するも
のでは無い。

 でも、残念なのは、後輩諸君の多くは、知見で止まっていることが多く
政策や住民自治活動(社会運動)に反映されないことに、苛立ちを覚える。

 自分のフィールドが、かけがえのない自然なのであれば、物言わぬ動植物
に代わって、ターザンに成らなければならないと思うのだが、何に気遣って
ているのか?

 受け入れてくれていた身近な自然は、どんどん、遠ざかり、消える。

それを、くい止め、守のは、争いを好まない優しさだけではできない。

 少なくても、歌才ブナ林を伐採から守った、先人の学者は、身を挺して、
行動したことは歴史的事実だと思う。 

 時代は、脱メガ発電宣言!!だ。 ソフトパワーを発揮して欲しい。

 
   
  
 
posted by 若見 at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2025年01月08日

長万部市街地商店街は二軒しか残らない。

 新年早々のびっくりニュース。
はじっこ同盟の長万部、現在駅前
通りの、商店街道路は、道に移管
されているが、新幹線駅アクセス
道路として、両側の幅員、拡張計
画があり、買収交渉が進んでい模
様。
 ただ、噂によると、大方の商店
は、後継者も不在で、廃業、立ち
退く予定だとか。
 この先の、周辺イメージ、どんな
絵図なのか、めちゃ、気になりませ
ん。
posted by 若見 at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2024年12月23日

笑える・・ユーチュブの議会中継。

 議会中継をYouTubeに載せる町
が増えて来た。
 理事者はじめ行政側の力量、議会側の
力量が、垣間見られて、実におもろい。

 ベテラン議員さんの中には、地方公務
員の矜持を迫り、住民の立場に立って、公
僕として率先垂範せよと、限られた財源で
厳しいと、そっけない答弁に激昂し、管理
職を、恫喝に近い形で、追及する方もいる
し、理事者も、守り一方で、気の毒なシー
ンも多々見受けられる。
 学校給食費の無料化は、流れだけれど、
他方、高齢者や子供がいない世帯には、不
公平感が募る。それも一理あるけど、まあ
ねえ。
 市街地と、周辺部では、消滅速度の違い
が露見し、手の施しようがない。
 30年前からわかっていたこと。

 国からは、デジタル化で人員削減せよと
圧力をかける一方で、協力隊予算を増やし
て、再生できるはずだと、のたまく。
 総務省の縦割り、地方自治への介入の弊
害。
 新聞に紹介された記事を鵜呑みにして、
自分の町の無策には、一方的に行政側の責
任と問い詰める。
 人材育成の観点から、高校生の就学支援を
求めるなら、年金もらっている議員さんの報
酬減額条例を先に提案し、その分を原資に
と訴えたら、smartなのに、それはそれ
か。とほほ。オワコン議員はいらない。
 100の正論より、1の実践、必要なのはチ
ャレンジする若者、馬鹿者、よそ者。
 現場のプレーヤーなのですよ。
 議員報酬を、僅かでも投資として、そこに
振りむけなければならんでしょうが。

 風車撤去で七億円、基金は5千万しか残っ
ていない。どうするのかと、迫っても、任期
を半年残す理事者の歯切れは、悪い。
 あげくの果てに、問責決議案を可決され、
特別職の報酬費用弁償の引き上げ条
例は、撤回に持ち込まれ、議員期末手当は、
議員提案で、減額された。smartな議会

 
 まちづくり会社設立にと、民間大手会社から
9千万の高額起業版ふるさと納税を頂いておいて、
関連企業に、コンサル委託丸投げは、迂回脱税
行為じゃないのと迫り、週刊誌に垂れ込もうか
と、うーんやばい追及。
 鶏が先か、卵が先か、40人定員から、70人
定員にして、配置教員増を見込み、寄宿舎15
億円構想をトップダウン。
 ボトムアップ型の地域づくり首長と言えど、
ここは、勝負どころと英断したが、頼みの議会
と住民が、殿ご乱心と、・・双方の気持ちよく
わかるけど、続編が楽しみ。
 その点、マイタウンは、お花畑で、居酒屋の
休館日や、メニーの種類がどうのこうのと。
 結局、関連補正は、賛成。
 微細なところは任せましょうよ。そのための
公社なんですから。
 それより、公社の職員待遇改善と、育成確保
のために、対策を講じることが町と議会の役目。
 地域づくりの原点に立ち返り、宿泊税の在り
方とか、大所、高所から、観光振興についてイ
ンテリジェンス機能を高め、政策を、深めるこ
とを願いたいものです。

 
posted by 若見 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2024年12月22日

178万円・・・

三党幹事長会議で、178万円で行く感じ
だったけど、結局、補正予算通ったら、
政調会長レベルで、123万円。
 石破さんは、新年度予算に向けて、継
続協議していくと、配慮しているふりを
しているが、どうなるものやら。
 維新が高校授業料無償化の協議を取
り付けたので、補正に賛成したと、弁明
しているが、表に出せない真実が隠れて
いるじゃないのかな。・? 
四カ月後に迫った、大阪万博は、前売券
が予定の半分しか捌けていなくて、赤字
必至と言われているわけだし、爆発する
かもしれない毒ガスが、駐車場付近で止
まっていないから、色々、問題が発生し
た時に、国にも尻拭いをしてもらわなけ
ならない。
 吉村さんはじめ、大阪維新は、七月の
参議院選挙で、これ以上の衰退を止めな
ければならないのだから、鉄道オタクで
石破さんと仲良しの前原副代表が、工作
したんだろうな。
 自民公明は、玉木党の支援無くても、
維新と、閣外協力できる見通しが立った
ので、178万円は、はるか彼方に遠のい
た。
 政局より、政策と言っても、少数野党
のはかなさ。国民の躍進も、ここまでか
もなあ。もうやだ〜(悲しい顔)
 
posted by 若見 at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2024年12月08日

 マッチ箱デザインが好きな理由わからない。

 レトロ趣味ではないけど歴史や文化が
感じられる街並みは、歩いていると何故
か安らぐ。
 高度成長期の頃、マッチ箱のような建
物が、繁栄の印として、全国に増えた。
 気候風土に関係なく、沖縄から、北海道
まで、金太郎飴のような建物が、官民問わ
ず急増・乱立してきた。
 切妻屋根の木造板張り、土塀、漆喰、
石やレンガ造りの建物は、周囲の景色に
溶け込み、地域の香りみたいなもを醸し
出していたが、結果として否定されたも
のも少なくない。
 しかし、40年前頃から、朽ち果てた古い
建物や通りを、再生して、街並み、村並保
存再生の町おこしが、全国各地で始まった。
 代表的なのは、湯布院とか、柳川、
道内では、小樽運河や函館の赤レンガ
倉庫・・・
 多くは、風化せずに、地域のデザイン性
を堅持して、一級観光地となっている。
 共通しているのは、地産の資材を可能な
限り用い、丘陵地や遠くの山並、海原に、
色彩も含めて調和のとれた建造物に意を割
いている。
 そこには、マッチ箱のアーバンデザイン
に対して、地域特有の ルーラルデザインが
重用されている。
 北海道は、残念ながら、資源収奪地だっ
たため、歴史・文化の蓄積は、本州と比較
し、ゼロに近い。
 そのため、規制することに、無頓着だし
開発事業者にとっては、ありがたい。
 国際リゾート地として、外資から投資対
象となっているニセコ等の風景は、アーバン
デザインの箱物が乱立していて、山岳都市
化している。
 アンチニセコ、アンチ洞爺、アンチ長万部
そして、アンチ札幌デザインが、黒松内の地
域デザインだった。
それを、ブナの育つ年月、200年で完成させ
たいという壮大な実験。
 そのため、後継者が参考にするよう幾つか
のハード・ソフトのマニュアルを用意したが
、甘かった。肝心の継承者の育成が不十分だ
った。
 小さい町が、大きい町と、対等のパワーを
出すためには、手この原理が必要で、支点は
一点しかない。
 それが、地域デザイン、地域づくりの軸だが
それが、ずれてしまっては、大きな環境の変化
政治の誘惑、大きな都市、大きな会社に、飲み
込まれてしまう。
 私が、唯一後悔しているのは、熱量が無くな
る行政の体質を熟知しながら、デザイン会社の
スタートupに、思いが寄らなかったことだ。
 全国的に、小さくても、輝き続けている町は。
行政を補完するデザイン会社が設立され、例え
理事者が替わろうと、軸がぶれていない。
 マッチ箱のようなデザインは、建築コスト
維持管理、機能性は優れていると思うが、所詮
仮設住宅に過ぎない。
 仮設住宅はシンボル施設になり得ないし、仮設
住宅が乱立した風景に、都市からわざわざ訪れる
わけが無い。
 デザイン会社があったなら、基本的な過ちを犯す
ことなどないのにと悔やむ。
 稼ぐという経済活動に偏りすぎると、地域の歴史
や文化を育んでいくという公的機関の使命を、忘れ
てしまう。
 予算の1パーセントを、デザインに使う。
 今、色々な意味で、瀬戸際だと思う。

posted by 若見 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道

2024年06月18日

渡島半島風車乱立で、ヒグマが山里に。

 草刈仲間の間で、今年は、ブヨが少なくて、楽だということになっている。
ブヨだけでない。大根の葉を食べるカメムシも、今のところ、少ないが、大きな
毛虫が目立つ。
 今、渡島半島では、巨大陸上風力の工事が始まっている。
 洋上風力の有力な候補地でもあり、漁協や住民の反対運動も無い。
 黒松内町にも、市街地を眺望する18基の建設計画があったが、環境や景観規制、生物多様性のホットスポット地域であることから、生物多様性分野の学者や、地域の反対等もあり、計画が断念された。
 とりあえずブナの里山が保全されることになったが、これからは、島牧狩場一帯に棲息するヒグマや野生動物の生息環境が、超低周波等の影響で、大きく損なわれる。
 避難の為、黒松内方面の里山に、移動してくることは、明らかだ。
 彼らに責任は、無い。生態系の持続を考えない、人間の浅はかさ。回り回って、人間の生存が脅かされるのに、AIは、なんという解を出すのか知りたくなってきた。
posted by 若見 at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道