発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない電源として期待される核融合発電の「原型炉」。
これは、次世代の夢のエネルギーと言われているが、7日に、国は、二十年前倒しして、
2030年代の発電実証を目指す。
背景には、開発競争の国際的な激化を受けたもので、六ケ所村が誘致に意欲を示して
いる。
原型炉による発電実証前倒しは、量子科学技術研究開発機構(QST)六ケ所フュージ
ョンエネルギー研究所(同村)を中心に検討が進んでもの。
商用化すれば、先行自治体で、反対の多い、メガ風力発電の計画、少なくても、二十
年後の更新は、フッイト対象外とにるので、無くなるだろう。
東北大とクリープラネットでは常温核融号発電の商用化が始まっているし・・・海底
送電線網計画も頓挫し、原発や火力に替わる地域分散型にシフトするのかな。
北海道、GX,EXとかやらで、再生エネの重点地区と、アドバルーン上げているけれど、
再エネ一本足打法、本当に、大丈夫なのか。
キ経産省と関連企業の思惑に、騙されないように・・・頼みます。
2025年02月14日
2025年02月10日
寿都から松前沿岸の未来予測・・ゴーストタウン?

兼ねて役場ルートを散策した。
日曜日で、誰とも会わなかったが、日直が配置されている役場
に立ち寄って、島牧沖洋上風力発電事業の計画段環境配慮書を借
りてきた。
立派に製本された配慮書は、関西電力とRWEグルーブの共同に
よるもの・・・既存資料とシュミレーションにより課題を挙げた
ものと思うが、コンサルにとっては、美味しい仕事なんだろうな。
この海域は、促進地域の一つ前の有望地域に指定されているが、
色々、環境面、景観面で、課題はあるが、結論は、人為的に解決
できるという・・メガ開発(環境面から見たら破壊)推進のための
茶番、アリバイづくりの資料である。
なんで、こんな面倒くさい手続きするのと言えば、一応、憲法に
国民の健康で安全な暮らし・・保障されているから、ステークホ
ルダー(事業に伴う利害関係者)と、協議合意の下で、進めてきた
・・・法律に違反しないでやってきたんだよ。って話。
手術する時に、医療事故で訴えられないよう、同意誓約書みた
いなものを、お医者さんから、求められる。
なんか、似てると思う。
お医者さんの場合、精密検査して、病気の現状、治すには手術し
かない理由を詳しく説明してくれて、リスクもあることを伝えてく
れて、本人に決断を委ねる。
ところが、メガ開発は、実施主体の企業が、事業地域の発展のた
めに、奉仕活動で投資するわけであるはずがなくて、自社利益を出
すために行う。
これは、資本主義社会で、活力の源、正しいとされてきているこ
とで、悪いことでは無い。
ただ、自社益の最大化のために、事業規模は、集中、巨大化する。
事業地域に暮らす人達の環境負荷限度を超えて、リスクが巨大化する
が、それを、わかりやすく説明しない。
解読不可能なレポートの閲覧等で必要な時間を取った。その上で
、内諾を得たということになっている。
地方自治体の意見を聞くことになっているけど、首長はじめ、担当
職員は、環境リスクや、景観リスクの専門的知識経験はゼロに等しい。
つまり、単なる事務屋さん、総合職を重宝する組織、固定資産税が増
えるという、微々たるブェネフイットに、同意の意思表示をしてしま
う性を持つ。
大学の博士課程の専門的知識と環境企業、コンサル経験を有していれ
相手の手の内はわかるが、大企業の会社名が刷り込まれた名刺を出され
ると、警戒するどころか、自尊心がくすぐられて、簡単に、信じてしま
う。
最悪、企業側に立って、住民や議会の不安や民意を、押さえてしまう
から手の付けようがない。
大方の自治体では、専門職を雇用できないし、自治大学校等の幹部研修
でも、研修科目にないのだから、いたしかたない面もある。
で・・・その結果、海面から300mくらいの高さ、直径292mの長さの
メガプロペラの発電機が、島牧沖で、306基、桧山沖で、389基、建設す
る計画が進んでいるのだ。

島牧では、陸上、108基、寿都町から岩内にかけて既存の発電機が活動
しているが、洋上発電機が、300基前後、計画されているのだろう。
先進地の秋田、青森では、住民の健康被害が社会問題になっているが、
仮に、促進地域になり、全数建設されれば、漁業資源の枯渇、狩場茂多道
立自然公園の生物多様性、沿岸住民の健康被害に悩まされ、ゴーストタウ
ンになるだろう。
それでも、しかたないと、経産省と企業は、踏んでいるはず。
所詮、国策とは、産業界の要請に従順、その程度のものだ。
ただ、法律の建付け上は、経産省は認証、環境省は環境アセスに際して
の助言で、決して、許可機関ではなく、国の関与の仕方が巧妙になってい
る。
事業者は、あたかも国の許可を得たような説明をするが、それは、誘導
テクニック。
責任は事業者と、受け入れた自治体にあるのだ。
魚が獲れなくなったら、電気を使って、陸上養殖すればいいんだから。
と、総裁選に出た、与党の国会議員は、嘯く。この女性、わかっていない。
秋田沖で発電機を落札した三菱商事グルーブが、資材高騰で、550億円
の特別損失を出している。他の企業体も、経営計画を見直し、国に、支援を
求め始めている。
どうやら、赤字分を、利用者の電力賦課金で、解消できるようにしてく
れと・・虫の良い事を言っているようだが、その通りになるだろう。・・・
一連の重要な事を、メディアは、やれコロナ、政治と金、夫婦別姓にジェ
ンダーフリー、挙句の果てに、中居フジテレビのスキャンダルで、バカ騒ぎ
して、国民の目隠しを続ける。あきれる限りだ。
電気に依存し過ぎる社会
なんでも、デジタル化、ネットで繋がる社会、本当に、繋がることが
幸福をもたらすのだろうか。
これについては、別途、私見を述べたい。
不動産価値が下がるから、風力発電は、嫌いだ、風車は、最悪の環境詐欺
だと言い切るトランプ大統領はパリ協定から離脱し、200基の新設を認めな
いと発現している。
2050年ゼロカーボンのアドバルーンに騙されて、海域利用促進法等の悪
法がどんどん国会を通った。
与党はおろか、野党も、C国を始めとした外資のロビー活動の軍門に下り
賛成した。・・・
最近、リベラルだった私の政治信条は、不信が極まっていて、右傾化、保守
化している。
別な意味で、トランプ大統領に、同調しているのだ。
ガス、石油、石炭の化石エネルギー。。。。地域ファースト!!

最後に、環境保全条例等には、事業者も、制約を受ける。
違反したら、お咎めがあるからだ。
、
2025年02月09日
不思議な場所に咲く桜とスイセン
雪解け後、笹が起き上がる前に、丸山の朱太川沿いに
、
トラック一台が通れる幅員の道が顔を出す。
これは、寿都線の廃線跡。
黒松内から寿都までの全線の、多くは、農地改良され
て、痕跡は限られている。
丸山の対岸は、黒松内市街地まで、築堤されているが、この
築堤と道々に挟まれた三角形の狭い原っぱ(白炭川の合流点より
30m上流)に、毎年、桜とスイセンが咲く。
28才で役場に転職した私の配属先は、地籍調査室。
技師として、公図であった査定図や登記図等を参考に調査図、調
査簿を作り、所有者の立会の下、土地の地目、境界の確認作業が
主な任務だった。
職権で、明治時代からの登記図、登記簿、課税台帳、字地番改正
帳、国や道の敷地管理図面等を借用し、調査分析できるので、歴史
や地理が好きだった自分にとって、楽しく、有意義な時間を過ごす
ことができた。
北海道所有の河川用地の中に、民有地が、飛び地で残っていて、不
思議に思っていた 普通なら、買収され、北海道になっているはずなのに。・・・・
地籍調査では、所有者を調査し、立会していただいて 現地確認、
聞き取り調査もするが、転居していたり、代替わりで、隣接者に委
任する場合も多い。
調査当日が来た。
多分、不立会になるだろうなが調査員の私の予測だった。
登記図上は、河川敷地内の民地だし、飛び地だし、今更、どうしよ
うもない資産価値の無い土地だものと・・・
北海道所有の公有地の立会は、河川、道路等、長狭物として、管轄土
木現業所の管理課担当が一括担っていて、立会行為は、調査員に全権委任
されている。
二級河川、道道などには、石杭が設置されていて、三角点から測量され、
座標が確定し、管理図もしっかりしているから、民有地の調査が、終わり、
地籍図が確定した段階で、微調整を経て、優先的にはめ込まれる仕組みに
なっている。
だから、当日は、だれも、来ないはずだった。
指定した時間、場所は、現地に一番近い酪農家の玄関先だった。
私は、いつものように、調査図を携え出向いた。
課税調査のための、航空写真と地番地形図を重ねた図面から、現地の目星
はついていたので、一時間もかからない、こなし外勤のはずだった。
だれも、居ないはずの玄関先に、腰を少し曲げた小柄で、品の良い、白髪
のおばあさんが、息子さんと思しき人と、一緒に、待っていた。
あの、役場ですけど、○○さんの関係者ですか?と・・・尋ねると、私は娘です
と、微笑んだ。
えっ。と私・・・
今は、函館で暮らしています。毎年、桜が咲く頃を見計らって、訪れるんです
よ。
子供の頃、朱太川は、氾濫することが無く、数頭の牛と、馬一頭いれば、自給的
暮らしができたんです。
川も深くて、流れが穏やかで、魚もたくさん簡単に捕れました。
黒松内岳の麓で、樺太引揚者に対する戦後の農地開拓がはじまり、ブナの民有林
、国有林がどんどん、切られるようになってから、洪水が頻発し、暮らせなくなり
、家族は、函館に身寄りを頼って移住したんです。
幸い、堤防が出来たので、桜は、残っていますし、スイセンも咲きます。
北海道に、寄附してもよかったのですが、・・・この場所から見える雪を被った黒
松内岳の早春の風景が、好きで、人生の壁にあたった時、よく、訪ねて、癒されてき
ました。
当時の暮らしを思えば、ほとんど、取るに足りない小さい悩みなんだと・・私を元
気にしてくれた・・この土地、ルーツを、孫子に、伝えたいのかも知れません。
あれから、40年以上、時は過ぎている。
彼女は、とっくに他界していると思うが、イエローグローブに買い物に行く途中、
付近に差し掛かると、車からチラ見してしまう。
今年も、桜とスイセンは、咲いてくれているのだろうかと。
、
トラック一台が通れる幅員の道が顔を出す。
これは、寿都線の廃線跡。
黒松内から寿都までの全線の、多くは、農地改良され
て、痕跡は限られている。
丸山の対岸は、黒松内市街地まで、築堤されているが、この
築堤と道々に挟まれた三角形の狭い原っぱ(白炭川の合流点より
30m上流)に、毎年、桜とスイセンが咲く。
28才で役場に転職した私の配属先は、地籍調査室。
技師として、公図であった査定図や登記図等を参考に調査図、調
査簿を作り、所有者の立会の下、土地の地目、境界の確認作業が
主な任務だった。
職権で、明治時代からの登記図、登記簿、課税台帳、字地番改正
帳、国や道の敷地管理図面等を借用し、調査分析できるので、歴史
や地理が好きだった自分にとって、楽しく、有意義な時間を過ごす
ことができた。
北海道所有の河川用地の中に、民有地が、飛び地で残っていて、不
思議に思っていた 普通なら、買収され、北海道になっているはずなのに。・・・・
地籍調査では、所有者を調査し、立会していただいて 現地確認、
聞き取り調査もするが、転居していたり、代替わりで、隣接者に委
任する場合も多い。
調査当日が来た。
多分、不立会になるだろうなが調査員の私の予測だった。
登記図上は、河川敷地内の民地だし、飛び地だし、今更、どうしよ
うもない資産価値の無い土地だものと・・・
北海道所有の公有地の立会は、河川、道路等、長狭物として、管轄土
木現業所の管理課担当が一括担っていて、立会行為は、調査員に全権委任
されている。
二級河川、道道などには、石杭が設置されていて、三角点から測量され、
座標が確定し、管理図もしっかりしているから、民有地の調査が、終わり、
地籍図が確定した段階で、微調整を経て、優先的にはめ込まれる仕組みに
なっている。
だから、当日は、だれも、来ないはずだった。
指定した時間、場所は、現地に一番近い酪農家の玄関先だった。
私は、いつものように、調査図を携え出向いた。
課税調査のための、航空写真と地番地形図を重ねた図面から、現地の目星
はついていたので、一時間もかからない、こなし外勤のはずだった。
だれも、居ないはずの玄関先に、腰を少し曲げた小柄で、品の良い、白髪
のおばあさんが、息子さんと思しき人と、一緒に、待っていた。
あの、役場ですけど、○○さんの関係者ですか?と・・・尋ねると、私は娘です
と、微笑んだ。
えっ。と私・・・
今は、函館で暮らしています。毎年、桜が咲く頃を見計らって、訪れるんです
よ。
子供の頃、朱太川は、氾濫することが無く、数頭の牛と、馬一頭いれば、自給的
暮らしができたんです。
川も深くて、流れが穏やかで、魚もたくさん簡単に捕れました。
黒松内岳の麓で、樺太引揚者に対する戦後の農地開拓がはじまり、ブナの民有林
、国有林がどんどん、切られるようになってから、洪水が頻発し、暮らせなくなり
、家族は、函館に身寄りを頼って移住したんです。
幸い、堤防が出来たので、桜は、残っていますし、スイセンも咲きます。
北海道に、寄附してもよかったのですが、・・・この場所から見える雪を被った黒
松内岳の早春の風景が、好きで、人生の壁にあたった時、よく、訪ねて、癒されてき
ました。
当時の暮らしを思えば、ほとんど、取るに足りない小さい悩みなんだと・・私を元
気にしてくれた・・この土地、ルーツを、孫子に、伝えたいのかも知れません。
あれから、40年以上、時は過ぎている。
彼女は、とっくに他界していると思うが、イエローグローブに買い物に行く途中、
付近に差し掛かると、車からチラ見してしまう。
今年も、桜とスイセンは、咲いてくれているのだろうかと。
2025年02月08日
貝殻橋付近にチライが生息??
40年ぐらい前、町の広報誌編集は、掲載記事の
執筆担当制を取った。
町の古老に、歴史を訪ね歩く「ある日、あの時」
というコナーを担当し、通算、10人程度の先輩に、
紙面に登場いただいた。
何号か忘れたけれど、豊幌地区を代表して、織川
兼吉(故人)さんに取材した時の話の中で、朱太川に
ついての話を紹介したい。
子供の頃には、(今から100年くらい前)には、貝殻
橋付近は、川幅が、狭く、丸木橋が掛かっていた程度
だった。
飛び超えることが出来たが、とにかく水深は二メー
トル近くあって、蛇行していて、チライも棲んでいた
んだ。
チライって、幻の魚イトウですか。!!
うんだ、長万部の知来だけでなくて、ここにも、居た。
釧路湿原の様に蛇行していたとしたら、マジで棲息
していたかも・・・
平坦な馬車道は無かったので、丸太を下流に流す為、
川を水路としても、使った。
現況と違い過ぎて、記憶違いではないかなあ
と半信半疑感はぬぐえなかったが、流域の開墾によ
って、川幅は広くなり、浅くなったんだと。
昨日の生物多様性の勉強会で、ふと、取材した当
時のシーンが、蘇ってきた。
執筆担当制を取った。
町の古老に、歴史を訪ね歩く「ある日、あの時」
というコナーを担当し、通算、10人程度の先輩に、
紙面に登場いただいた。
何号か忘れたけれど、豊幌地区を代表して、織川
兼吉(故人)さんに取材した時の話の中で、朱太川に
ついての話を紹介したい。
子供の頃には、(今から100年くらい前)には、貝殻
橋付近は、川幅が、狭く、丸木橋が掛かっていた程度
だった。
飛び超えることが出来たが、とにかく水深は二メー
トル近くあって、蛇行していて、チライも棲んでいた
んだ。
チライって、幻の魚イトウですか。!!

うんだ、長万部の知来だけでなくて、ここにも、居た。
釧路湿原の様に蛇行していたとしたら、マジで棲息
していたかも・・・
平坦な馬車道は無かったので、丸太を下流に流す為、
川を水路としても、使った。
現況と違い過ぎて、記憶違いではないかなあ
と半信半疑感はぬぐえなかったが、流域の開墾によ
って、川幅は広くなり、浅くなったんだと。
昨日の生物多様性の勉強会で、ふと、取材した当
時のシーンが、蘇ってきた。
2024年01月04日
黒松内町風力発電環境アセスに対する意見書
昨年10月10日付けで、事業者に退出した意見書を公表します。
発電意見書.docx
発電意見書.docx
2023年08月11日
室内でも、ネッククーラー。
どひゃー。気温がどんどん上がってきた。草刈は、中止だな。
我が家は、クーラーが無い。家の周囲は、緑に覆われているので
涼しいはずだが、夜が寝苦しいので、家内が訴えているように、
クーラーを検討せにゃならんなあ。
急場しのぎに、小型扇風機と、アイスネッククーラーを使っ
ているが、一時間もすると効果が薄れる。
あーあ、死んだふり。
我が家は、クーラーが無い。家の周囲は、緑に覆われているので
涼しいはずだが、夜が寝苦しいので、家内が訴えているように、
クーラーを検討せにゃならんなあ。
急場しのぎに、小型扇風機と、アイスネッククーラーを使っ
ているが、一時間もすると効果が薄れる。
あーあ、死んだふり。
2023年07月21日
二カ月、ブログお休みしてた。
秋田県まで、線状降雨帯の影響で、どえらい被害でてもうた。
気の毒としか、言いようがない。
気の毒と言えば、お隣の蘭越町の、重金属混じりの水蒸気の噴出。
もう、二週間が過ぎても、勢いが止まらない。
高い濃度の硫化水素、ヒ素が生き物に悪さをする。
特に、ヒ素は、稲に吸収されやすい。
米のブランド化が、軌道に乗りかけて来ただけに、関連風評被害は
辛い。
再生エネルギー活用のための熱水蒸気量を調べる、経産省管轄の
国策だっただけに、関係者にとっても、まさかである。
良かれと思ってやってたことでも、迷惑をもたらすことは、間々ある。
目視出来ない地下の事は、万一の事を想定して、手抜かり無きよう、対処
あるのみだ。
気の毒としか、言いようがない。
気の毒と言えば、お隣の蘭越町の、重金属混じりの水蒸気の噴出。
もう、二週間が過ぎても、勢いが止まらない。
高い濃度の硫化水素、ヒ素が生き物に悪さをする。
特に、ヒ素は、稲に吸収されやすい。
米のブランド化が、軌道に乗りかけて来ただけに、関連風評被害は
辛い。
再生エネルギー活用のための熱水蒸気量を調べる、経産省管轄の
国策だっただけに、関係者にとっても、まさかである。
良かれと思ってやってたことでも、迷惑をもたらすことは、間々ある。
目視出来ない地下の事は、万一の事を想定して、手抜かり無きよう、対処
あるのみだ。
2021年11月06日
(株)相愛から学ぼう。
今あるものを有効利用し自然に負荷をかけない
暮らしの在り方を模索すること、そしてそのきっかけを
つくることが、地域を拠点とする企業の役割であり、
最も大切なことです。
時代を先取りした四国のコンサル会社・・こんなコンセプトで
行きたいなあ。
http://www.soai-net.co.jp/
2021年02月08日
時限爆弾
「私たちは、あたかも使い捨てできる地球をもう1つ持っているかのような暮らしをしている。地球が持続生産可能な量を50%も上回る資源を使い続けており、このような生活を続けるのならば、2030年までに地球が2つあっても足りなくなるだろう」と述べたのは、WWFインターナショナルのジム・リープ事務局長。同じことを、故人となられた北大の八木先生から、十数年前に伺った。
ざっくりと言って、所詮、私たち人間は、宇宙船地球号の中で、生き物つながりの中で、生存しているに過ぎないが、一部の民族を除き、西洋近代科学文明を獲得した国々は、他の生物を駆逐しながら、変異を繰り返し、極めて強い自己増殖力を獲得してきた。
この流れは、ますます、拡大、暴走し、生存の基盤である多様で複雑な生き物つながりの輪を切断し続けている。
全能の神に、時限爆弾をしかけられたかのように、本能を抑制できない人間には、止めることができないのだろうか。・・・これに対する小さい抗いが、平成元年から、四半世紀に渡り、黒松内町の地域づくりで、実践されてきた。
縄文や擦文の流れを汲むアイヌ文化に着目し、白老が、脚光を浴びている・・・そのはるか以前に、21世紀のブナ帯文化を再興し、持続可能な農村社会に変革して行こうと100年ビジョンを、立て、先駆的な手立て、仕掛けづくりが、講じられた。
生き物つながりに配慮するには、地域の自然環境の現況把握と、利用している土地の管理手法についての課題把握が必要である。
保全すべき「優れた自然」、経済活動に利用する農地等と、その間の緩衝的な役割を持つ「身近な自然」 ・・・私たちは、其々の圏域から、恵みを頂いているが、人為的な働きかけの多い農地では、見栄えの良い農畜産物を安価に収穫するため、人工的化学物質を大量に投下し、生物のつながりの輪を繰り返し、切断している。
農畜産物の安定供給という点から観ると、この活動は、非難されるものではないが、宇宙船地球号から観れば、ウイルス、菌、昆虫の細胞レベルの分断を強いるのだから、曝露、食害による人間の破壊も起こる。残念だが、自傷行為的時限爆弾の一つでもある。
新幹線トンネル工事、都市間を結ぶ、高速交通インフラとして、歓迎されているが、大量の発生ズリに有害金属が含まれているため、これまた、地下、川・海の生物のつながりを、1000年近く切断し続ける、時限爆弾の一つでもある。
人間の活動や暮らしを自己抑制的にして、幸せの尺度を変えて、多様な人間が、尊敬と信頼の上に繋がり、生存の基盤が確立された上で、能力を補完し合い、作ってしまった時限爆弾を取り除く、もちろん、偉大な宇宙船地球号の乗組員である他の生物とのつながりを守り、回復しながらの話だが・・・
人間界では、刺激的で、英雄と讃えられるような行為でも、自爆行為だったりすることもある。
時限爆弾を取り除く勇気ある若者を育てるのか、時限爆弾を増やし続ける若者を評価し、増やしていくのか・・・この場合、正解は、一つだと思う。宇宙船にヒビが入る前に、ジャンヌダルクの登場を夢見ているが・・読者に真意が伝わっただろうか。
ざっくりと言って、所詮、私たち人間は、宇宙船地球号の中で、生き物つながりの中で、生存しているに過ぎないが、一部の民族を除き、西洋近代科学文明を獲得した国々は、他の生物を駆逐しながら、変異を繰り返し、極めて強い自己増殖力を獲得してきた。
この流れは、ますます、拡大、暴走し、生存の基盤である多様で複雑な生き物つながりの輪を切断し続けている。
全能の神に、時限爆弾をしかけられたかのように、本能を抑制できない人間には、止めることができないのだろうか。・・・これに対する小さい抗いが、平成元年から、四半世紀に渡り、黒松内町の地域づくりで、実践されてきた。
縄文や擦文の流れを汲むアイヌ文化に着目し、白老が、脚光を浴びている・・・そのはるか以前に、21世紀のブナ帯文化を再興し、持続可能な農村社会に変革して行こうと100年ビジョンを、立て、先駆的な手立て、仕掛けづくりが、講じられた。
生き物つながりに配慮するには、地域の自然環境の現況把握と、利用している土地の管理手法についての課題把握が必要である。
保全すべき「優れた自然」、経済活動に利用する農地等と、その間の緩衝的な役割を持つ「身近な自然」 ・・・私たちは、其々の圏域から、恵みを頂いているが、人為的な働きかけの多い農地では、見栄えの良い農畜産物を安価に収穫するため、人工的化学物質を大量に投下し、生物のつながりの輪を繰り返し、切断している。
農畜産物の安定供給という点から観ると、この活動は、非難されるものではないが、宇宙船地球号から観れば、ウイルス、菌、昆虫の細胞レベルの分断を強いるのだから、曝露、食害による人間の破壊も起こる。残念だが、自傷行為的時限爆弾の一つでもある。
新幹線トンネル工事、都市間を結ぶ、高速交通インフラとして、歓迎されているが、大量の発生ズリに有害金属が含まれているため、これまた、地下、川・海の生物のつながりを、1000年近く切断し続ける、時限爆弾の一つでもある。
人間の活動や暮らしを自己抑制的にして、幸せの尺度を変えて、多様な人間が、尊敬と信頼の上に繋がり、生存の基盤が確立された上で、能力を補完し合い、作ってしまった時限爆弾を取り除く、もちろん、偉大な宇宙船地球号の乗組員である他の生物とのつながりを守り、回復しながらの話だが・・・
人間界では、刺激的で、英雄と讃えられるような行為でも、自爆行為だったりすることもある。
時限爆弾を取り除く勇気ある若者を育てるのか、時限爆弾を増やし続ける若者を評価し、増やしていくのか・・・この場合、正解は、一つだと思う。宇宙船にヒビが入る前に、ジャンヌダルクの登場を夢見ているが・・読者に真意が伝わっただろうか。
2020年12月22日
14日の投稿の訂正とお詫び
14日に投稿したブログ記事、その後、幾つか、事実が判明したので、訂正いたましす。
そもそも、解析の説明が無く、現場との乖離がありすぎて、この点に関する誤解を生じたものと思いますが、解析数値より、発生土を置いている現場が、どうなのかが、ますます疑問に思います。
驚きました。町広報12月号の北海道新幹線内浦トンネルに関しての記事「ヒ素を含む発生土の数値解析結果について」で、町が鉄道・運輸機構資料を全面的に支持、肯定・擁護していますが、工学的な基礎的判断誤りを犯しています。
まず、一つは、既存調査における最大溶出量、つまり、施工前の地下水の溶出量は、0,0011以下が正しい数値です。を施工中の調査数値、0.039としています。
平成30年の6月に、鉛、セレンと一緒に調べた数値が公表されているにもかかわらず、今回、発生した要対策土の0,039に置き換え、あたかも、以前からの、現在位置の地盤が、基準を超える濃度、要対策土地盤であったかのような印象操作をしています。公文書改ざん詐欺です。そんなことは、絶対ありません。
次に、盛土から溶出する重金属等のリスク評価地点( 敷地境界 )の濃度が、豊幌Aが、0,0002、豊幌Bが、0,0011と、地下水の環境基準と比較し、1/50,1/9と、安全性が確認されたとしていますが、あくまでも、現在の盛土状態を模したカラム試験による数値ということです。
、採水する場所は、地下水の流れや、地形を考え選定することになっているにも関わらず、地形を考慮せず、汚染されにくい斜面を選んで採水しています。
正しくは、地下水が涌出している谷筋から、採水するべきです。
加えて、盛土は、B地区が先行していて、A地区は、少量ですから、少なくて当然なのですが、これを、あたかも、安全だと印象操作しています。
溶出して、地下水に混じって、出るには、地下水の浸透率や、移動速度に影響され、数か月、年単位で遅延します。原地盤の上の吸着層は、すでに、飽和状態、新たに層を設けた場合でも、二割吸着できれば良い方です。
高い濃度のまま、50年以上排出され続けることや、基準以内に収まるのに800年以上要するという不都合な話は、一切、町民に知らされておりません。
そもそも、この解析が、谷埋め盛土で、水に溶けたヒ素が、拡散浸透し、吸着を期待する地層が無く、直に河川に汚水が注ぐ豊幌盛土等に、適用できないのです。
このことを示す具体例が、北斗市の村山発生土置き場で起きています。
解析で基準を越えないとされていたのに、境界付近の用水路の水質を測定した住民によって、環境基準を超えていると指摘されました。
機構と市は、用水路9カ所を調査し、二カ所が、環境基準ギリギリであったことを認める結果となりましたが、解析による数値より、高かったのです。
その証拠は、現場の観察と、地下水の位置を見ると、容易に判断できるのですが、A地区において、盛土可能な溶出量を基準の230倍と算出したこと自体にも破綻していることが見てとれます。
土壌汚染対策法に定める溶出試験は、現場より、1/10は、低く出ることは、関係者の間では常識で、同時にカラムカ試験値も併用します。
私は、機構が解析した方法で、地下水の溶出濃度が三次元分布でどうなるのか、地下水面の溶出濃度が経年変化で。どう推移するのかを試算している図や、グラフの提供を求めるべきだと考えます。そして、なによりも、現地の盛土から小川に流れている浸出水の調査をして、現地と解析の乖離を確認するべきです。そして、町民に、それを公表してください。
ヒ素は、酸化によって、ヒ酸となりますが、嫌気状態、水の中では、溶出が進み、猛毒亜ヒ酸になります。
すでに、詐欺まがいの資料によって、トラック100台分、 基準の四倍ヒ素を含む要対策土は、締め固められていますが、北斗市では、搬入困難な対策土として、扱われています。作業員が吸引曝露することも、労務管理上問題です。
町においては、しっかり、現場を観察し、正しい基礎的工学的判断に基づいて、町民の側に立ったリスク管理を求めます。移流分散解析という詐欺に惑わされされてはいけません。しっかり調べ直してください。機構は、HPで、ズリの半分くらいが要対策土になるトンネルもあることを認めています。 ここのまま進めば、末恐ろしいことになるのはリスクは増すばかりです。