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2019年04月23日

環境審議会って、隠れ蓑なの。?

 17日の夜、役場で開催された新幹線内浦トンネル(東川)工事
の現地説明会に、参加してきました。
 トンネルから出る大量の岩石のズリの受け入れ場所は、旧豊
幌牧場です。
 このズリには自然由来の重金属が僅かであっても含れること
から、地下水に融けて、朱太川本流に、環境負荷を与える恐れ
が払拭できないとして、要対策土の受け入れ場所、施工方法の
見直し等について、議会議員の一部から、事業者に対し強い要
請がされていると、聞き及んでいました。がく〜(落胆した顔)
 高速道路工事以来の大規模な環境負荷を伴う工事なので、概
要も含めて、もろもろ、確認したいこともあったので、説明会
に参加したいと思っておりましたが、前日の夜から、愛犬がお
腹を壊して、夜中に何度もトイレに付き合って、寝不足だった
ので、直前まで、参加を躊躇っていました。ふらふら
 説明会では、トンネル工事の発注者である独法鉄道建設運輸
施設整備機構の現場署長さん等が、懸念される環境対策につい
て、説明し、質問にも的確に応対しておりましたが、基本的に
は、土壌対策汚染法に準じて、マニュアル・ハンドブックに準
拠して行っているので、なんら問題は無いとの立場を貫くもの
でした。がく〜(落胆した顔)
 質問のやり取りの中で、当日説明の無かった疑問点は、町や
議会、町の環境審議会には、資料を提示し、詳細な説明済みで
あり、了解済みだとの回答がありました。がく〜(落胆した顔)
 私は、この回答には、深追いしませんでしたが、環境審議会
まで、「隠れ蓑」にされたのか、ブルータスお前もかの心境に
なりました。ちっ(怒った顔)
 町長は、審議会に案件を諮問し、答申を受けて、政策判断を
します。
 今回の件、何時の時点で、審議会に、どのような内容で諮問
し、審議会は、調査検討、必用に応じて、大学教授等の専門家
の意見を踏え、答申したのか、審議内容がホームページ等で町
民に今の処、公表されていません。
 まさか、事業者から、一方的な説明を受けて、「口頭で、問
題ないよね」で、終わっているわけでは無いと思います。
 これだけ、重要な事案ですから、きちっとした、答申までの
文書があるはずです。
 私は、だれが、審議委員で、会長はお名前も知りませんが、
今回の現場説明会に参加して、それらしい、方々は、いらっし
ゃいませんでした。
 当日の質問のやり取りの詳細は、ここでは、ふれませんが、
環境審議会の審議内容の情報開示を進める必要があると思いま
す。ちっ(怒った顔)
 景観条例指定色以外の、青色で、自宅の屋根を塗り直した町
民も出てきました。景観審議会も、機能していないのでしょう
か。ちっ(怒った顔)
 地方分権化の時代を見据え、住民自治力を高めるため、陥り
がちな単なる奇をてらった政策、目先の利益に飛びついた政策
判断を避けるために、特色ある条例や、住民参加のスキーム
を、用意してあったのですが、安倍政権の国権の復興政治手法
の影響なのか、災害多発や超高齢化の影響なのか、本町のみな
らず先進自治体においても、公・共・自助力の劣化は、著しく
進んでいます。もうやだ〜(悲しい顔)
 税金で、先進地を視察し、講義を受けて、多くの専門家より
指導を受けて、培ってきた行政経験上の知恵の中に、伝承しき
れていないものが、説明会に出で、少なくないことがわかりま
した。

 現役の職場環境は、昔と比べ、データー処理に追われ、住民
からは多様な公助も求められ、職員数の制限から、中堅クラス
職員の守備範囲は、広く、学びの環境に、遊び、ゆとりが少な
い気もします。それは、町の分権能力の向上にとって由々しき
状況です。もうやだ〜(悲しい顔)

 本来、政事は、好きではありません。環境や景観などは、ふる
さとの振興、納税にも、深く関わる政策でもあります。

 正直、私の脳内の蓄積された記憶回路は劣化しています。もうやだ〜(悲しい顔)
 全てが、自然消去されないうちに、なんとかするため思案し
たところ、委員公募に、手を上げるのが最短かなと考えました。
 ので、次回の環境・景観会委員には、一応学識経験者として
手を上げますので、よろしくです。笑わーい(嬉しい顔)
 
  
posted by 若見 at 05:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境
この記事へのコメント
 コメント見ました。コメントへのコメントになりますが、アドレナリンがほとばしる内容ですね。
 機長は、飛行中、多くの乗客の命を預かっているのですから、いたずらに心配かけまいとして、トラブルを隠すこともあるでしょうが、同時に、staffの危機対応能力の養成を、オフィスジョブトレーニングの中で行うことが、組織力の維持向上にとって不可欠です。
 行政執行の中で、難問が降りかかった時こそが、そのチャンスで、生きた教材になりますので、情報を共有し、課題の洗い出しと解決のため手法を導き出す手法を身に着けることがもとめられるのですね。
  
 
Posted by 若見 at 2019年05月01日 05:56
お久しぶりです。さて、環境審議会、新幹線の残土の記事を拝見しました。たまたま、貴町の広報誌を見ることができ、町長の町政執行方針を読んでみました。その冒頭に「町民生活第一、町民皆さんの安全・安心な生活の優先」とあり、主な施策として、一番目に、「自然を生かす田舎づくり」とあります。今回の新幹線工事に伴う残土の受け入れに関しては、慎重審議のうえの決断であったろうと思います。この執行方針が本心であるならば、審議過程頭含めた情報を積極的に公開し、町民かに納得が得られる手法をとるべきと思います。それが、町民とともに進む町づくりの基本ではないでしょうか。自然の営みは、我々が想像する以上の繊細かつ大胆なものである事も認識してほしいですね。自然界の営みに、人工的に手を加えるわけですから、大なり小なり影響は出るし、ゼロでは決して無いと思います。だから、情報は公開すべきだし、不都合や疑問点があれば、徹底的に究明すべきが、町の舵を取るトップの責任でもあります。長い年月を経て出てくる影響は、必ずあると思います。その時、誰がどのように責任をとるのか・・・。まさか、10年先20年先、自分はいないからいいや、という考えではないと思いますが・・・。仮に、こころの何処かにでも、そんな思いがあれば、行政のトップとして、失格だし、即刻辞めるべきと思いますね。
Posted by 5北斗 at 2019年04月26日 19:59
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