再び金太郎飴のような郊外アプローチ [2025年03月22日(Sat)]
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この30年、全国的に、大駐車場を有する郊外型大型店
が進出して久しいが、コンビニは、人口二千人を割る町 であっても、通過交通量の多い国道等の沿線に、必ずと 言っていいほど出店している。 ウェルカムゲートと、郊外アプローチが、金太郎飴の ようなのだ。 欧州では、開発規制されているが、米国システムを導 入して来た日本では、どんどん規制緩和し、家族経営の 小規模小売店は、風前の灯となっている。 消費者としては、便利になった反面、どんどん、特色の ない街並みとなり、趣も、情緒も、へったくりもないし、 子供の非行は増えても、見守り機能は、ゼロ。 コープのトドック等、移動販売車も進出してきて、商工 会は、どうなるのか。 温泉観光地も、大小様々な箱型の巨大ホテルで、団体客 の取り込みを図ってきたが、コロナ以降、一段と、廃墟化 が加速した。 バブルの頃、江戸時代村とか、京都や、カナダを模した テーマパークがどんどん整備されたが、所詮、偽物。 静かに、消えて行った。 今、インバウンドで注目を集めているニセコ界隈は、外 資の投資目的による大型コンドミニアムやホテル建設ラッ シュだが、地価高騰、人件費高騰により、既存住民には、 各種公的サービスが制限され、住みにくくなり転出が多い。 ニセコ健康文化都市とはなんだったのか、結局、民間に 丸投げすると、トータルデザインに欠きこういう絵柄になる。 最近になって、行政が、景観規制を強化する方針示した 脱線してからブレーキをかけてもなあという感じである。 公共施設、とりわけ箱物は、半世紀程度、活用されるも のだから、施設機能の発揮はもちろん、その町の、街並み、 村並を向上させる、歴史的、文化的遺産になって欲しい。 これが、100年単位で、蓄積されると、立派な観光資源 になっていく。 小樽だって、函館だって、運河や石造りの倉庫はもとも とは、産業遺産だったが、観光資源として、再生された。 本町の産業遺産はと言うと、手作り感満載の牛舎だった り、サイロだったり・・・それを、観光資源として再生 する試みをしたが、今は、どうなったのか。 公共施設のデザインにちょっと工夫し、予算を振り向ける だけで、住んでいる人、訪れる人の、心を、和ませる。 やっばり、子供達が写生したい風景、カメラに収めたい 風景、結局、そこにある自然と人が暮らしの中で育む風景が 、歴史の中で、残っていくと思うんだ。 景観ガイドプランに従って、施設を整備して行けば、大 きく逸脱することは無いと、ノウハウを詰めたつもりだが、 それに従わないことが、改革、改善だと勘違いするのは、 プロパー職員を養成できない公務員人事の弊害。 景観には、守破離ということばと、不易と流行の意味 するところを押さえて欲しいのだが、関西の景観行政と 異なり、北海道の多くの自治体では、破りと流行のオン パレードで情緒や趣、また行きたいという街並みは、本 当に少なく、貧弱である。 粗大ゴミになるような建物を作り続けるなら、痛い結果に なるだろうと思うが、気付いた時には、結局、困るのは他な らぬ住民 帯広では、世界的に著名な設計集団が、建設業二代目と 協働で、景観づくりをしてきた。 アーバンデザインを徹底して、追及してきた頭脳集団がル ーラルデザインに行きつく。 アトリエ○○や○○ブンクは、コンペ常勝の本物実力 ある設計会社、創○社や、都○開発、日○工房は、地域の風 景づくりよりも、自社のデザインを、押し出すから、どこの 町に建ててもすぐわかる。 交流複合施設においては、後者の設計会社は、不向きだと 思う。 地元建設協会や理事者に対する営業力で、設計コンサルを選 択すると、後々、住民と職員が、赤字負債を被ることになる。 アーキ○○ンも、モジュール以外であれば、大型施設も可能 だが、個人的には、コンクリートの洗い出し木や、レンガの 一部化粧外壁が、時を経るごとに、味わい深くなる気がする。 いずれにしても、どの、設計会社と組むかで、稼ぎの多寡が 決まる。 七飯町のようにならないことを祈ります。 風車も欲しい、あれも欲しいとなれば、結局、不抜の森として 保護している環境保全林まで伐採する始末だ。 歴史に耐える街並み、村並を育てていくには、何かに我慢しなく てはいけないんだ。 目先の稼ぎではない。それを進めると、結局、郊外店ラッシュと 同じような効率に傾く風景になる。 それにしても、管内には、消滅自治体が15もある。 身の丈に合わない定住施設を整備しても、管理しきれなくなる。 こんな、のどかな田舎に移住しても良いなあと思われる街並み、ち よこっと滞在型したいなあと思われる簡素で清潔な宿泊施設、あれば 望ましいと思うのだ。 かって、「週末田舎人」というキャチを、提案した職員がいたけど 現在でも、ますます押したくなるフレーズだと感心している。 |
Posted by
若見
at 09:50

