工藤父母道、梅原猛、佐々木寅雄、小川巌、武田信一・・他 [2021年11月16日(Tue)]
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ブナ里構想の基層理念は、以下の先達著名人の助言、著書の影響を受けている。
工藤父母道氏 日本自然保護協会の研究部長時代の著作、「滅びゆくブナの森」を、寄贈いただき、歌才ブナ林の世界的価値について、示唆を受けた。第一回ブナフォーラムのパネラーとして登壇、宮城県田尻町長峯浦氏も同伴、紹介いただいた。その後、ユネスコの世界遺産に関わり、原生林と遺伝子保護林の関係性と重要性の薫陶を受け、峯浦氏からは、空港までの送迎車の中で、風土・風景・風味を育んでいくことが地域づくりの肝であることを学ぶ。 https://booklog.jp/item/1/400003006X?author-carousel=478350184X 梅原猛氏 国際文化センター理事長、日本の代表的哲学者の一人、日本文化の基層は、縄文、ブナ帯文化論との説に、感銘した。 21世紀の新ブナ帯文化の探究のヒントになり、基調講演に招へいしたが、体調すぐれず、断念した経緯がある。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E5%8E%9F%E7%8C%9B 佐々木寅雄氏 北海道開発局農政課長時代、農村振興策で、東大の石光健司「白い森」派に傾倒し、ドイツ等で始まっていたグリーンツーリズムレポート「都市と農村の結婚」を発表した。北海道の農業農村政策にも、影響を与えたが、北海道農政の主流は、規模拡大で、多面的活用は、ソフト事業の範囲に留まっている。佐々木氏本人は、赤井川村と、蘭越町の国営農地開発事業で、農村リゾートを展開したいと考えていたが、ヤマハ等の民間大規模リゾートが進出するという皮肉な結果となった。彼の理論は、黒松内においてのみ、構想に生かされることになった。蘭越町長選で惜敗後、民宿開業する傍ら、十勝はじめ、道内各地で、農業農村の多面的活用策を草の根で普及した。 https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA85236042 小川巌氏 北海道を退職し、自ら、有志で立ち上げたエコネットワーク代表。自然紹介人と、自ら語りながら、幅広い人脈で、全道の自然を生かした地域づくりを、牽引した。 本町とは、第二回目の国際森林年記念事業を、北限のブナの森観察会として、主催企画し、受入れてから、30年来の付き合いが始まる。国際水辺のフォーラムのワークショップの会場として、推薦してくれたのは、氏の後押しによる。このフォーラムでヨーロッパでの環境管理や景観形成の理背景や理論概要を学び、四国の五十崎町や内子町の地域づくりリーダーとの交友も生まれ、後に、本町の風土・風景づくりの指針となる、環境基本計画、景観ガイドプランの策定に大きな影響を与えた。氏は、アドバイザーとして、後に、フットパス、国際ブナフォーラム、本町の地域づくりの広範な進展に尽くし、景観では、野本健、中井らを、環境では、ムーブ設計の五十嵐を紹介している。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E5%B7%8C 武田信一氏 大鳥神社神主でありながら、町の郷土史家。町史上巻の執筆・編纂と下巻の資料編集。 黒松内の自然、文化、産業、政治、経済と全ての分野に造詣が深く、資料も収蔵。 開基から、明治、大正、昭和、平成に渡る本町歴史の生き字引。 歌才ブナ林が天然記念物に指定された経緯、後に、戦中、陸軍による伐採命令や、戦後、村の財政補填のため、天然記念物解除申請がなされ、住民運動により阻止され、危機を逃れた史実を、教示される。この史実により、北限のブナ森が、未来に繋がる物語性を有していることもあり、地域づくりのシンボルとして、不変・不動の地位を獲得した。 比嘉照夫氏 有用微生物群、em菌の提唱者・・・あらためて記述することもないぐらい著名な学者。名著「地球を救う大変革」。多様な微生物の共生環境こそが、健康な作物を育てること、その環境を損なわない暮らしに努めることが、持続可能な社会に不可欠という認識を深めた。後に、石井式合併浄化槽への関心に繋がる。 岸根卓郎氏?? https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%A1%9E-%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E%E2%80%95%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%85%B1%E7%94%9F%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%A6-%E5%B2%B8%E6%A0%B9-%E5%8D%93%E9%83%8E/dp/4492060707 どうしても、思い出せないが、本の表紙に、記憶がある。「人類究極の選択」・・・ 地球環境との共生なくして、人類の未来は無い。・・衝撃的な21世紀の国土論を展開した学者、京都大学を卒業し、政府の重要諮問委員にもなっていたと思うが、リスク回避も含め分散型国土形成と、新たな田園回帰の必要性を説き、リゾート、地方移住、リモート、オーガニック農業等が、起こると予測していたかな。 次回は、景観・環境ハード面の整備にあたって、請負業者の垣根を越えたパートナーシップ型、技術集団となっていただいたコンサル、設計会社、技術者を紹介する。 |
Posted by
若見
at 17:31

