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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


「脳科学と教育」ー頭の良さを作るー [2019年11月27日(Wed)]
   「脳科学と教育」ー頭の良さを作るー

1 自分の脳の個性を知る。

2 活動によって神経細胞は増える。

3 脳全体を使って知識のネットワークを広げ
  る。

4 運動をすれば頭もよくする。

5 体力と知力は相関する。文武両道が教育の
  基本

6 恋愛は脳を全回転させ、心を育てる。

7 愛は脳を活性化する。

8 今求められるのは「社会脳」 閉じこもっ
  てはならない。

  「予測」は過去の記憶があってこそだ。
  記憶の元は体験だ。

10   たった一回の経験で「学習」は成立してい
  る。

11   習慣は「くせ」の基盤、良い習慣が柔軟な
  思考・技能を生む

12   記憶は場所・場面と連動する。

13   訓練の過程で学習の質が向上する。

14 繰り返しによって知識は自動化する。

15 フラッシュ光で記憶を操作できる。

16   記憶の強さは繰り返しによる。

17  記憶には情動や意欲がからむ。
  やらされ・いやいやはダメ

18   情動が絡むと単純な記憶でも強化する。

19   ワクワクさせるストーリーが記憶をくっ
  きり想い出させる。

20  「反省」してやめ、適切な行動をすると、
  悪い癖も直せる。

学力向上について A 足立区の快挙 [2019年11月24日(Sun)]
      学力向上について A

東京都足立区が目覚ましい成果を上げている。

 文科省の学力テスト算数の平均正答率
   1位 文京区  72.1 点  
  23位 江戸川区 58.4 点   
  19位 足立区  60.6 点

 1人当たり課税額
   1位 港区   42.2 万円  
  23位 足立区   9.2 万円   

 高学歴人口率
   1位 千代田区 36.7 %
  23位 足立区  13.8 %

 教育扶助受給額
   1位 板橋区  30.9 %  
   2位 足立区  28.4 % 
  23位 中央区   3.8 %

 困難な環境の中で、足立区の取り組みは素晴らしい。

 1 行政と教育委員会が連携し、
   外部の知恵にも学ぶ。

 2 学校と教育委員会が信頼関係を築き、
   政治は党派を超えて協力・支援する。

 3 三位一体の協力体制で成果を上げる。
   批判ではなく活かしあう。

  “ 言うは易く 行うは難し ” です。

 私は、「脳科学に学ぶ子育て」の講演を
 議員・教委・校長にさせていただいた。

 皆さん 足立区に見習ってください。
 成果は必ず出ます。

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学力向上について @ [2019年11月22日(Fri)]
                        学力向上について
・脳は、報償系;罰系=7:3でできている。それ故、

 子育てや教育は、良いところを褒めながら悪いところ

 を修正していく。それが鉄則となる。


・私はそれらの原則を応用・実践してきた。

 その結果、教え子から東大、一橋大学、千葉大、埼大、

 農工大、慶応大学、早稲田大学など有名・無名の多く

 の大学に合格していった。統計学的には稀有な出来事

 でもあった。


・埼玉県では戸田市が、千葉県では浦安市が、県1位の

 高学力で注されているが、私は全公民館・全保育所

 で講演してきた。

  テーマは「脳科学の知見を生かした教育」であった。

 少しづつ成果が出てきた。有難いことだ。


 

・教育の成否は小学校低・中学年にかかっている。

 お母さん方 よろしくお願いいたします。

 

脳科学の知見 E [2019年11月20日(Wed)]
         脳科学の知見 E

   桜の木を実際にみて、桜だと認識しているときに働く脳の領域と、目をつぶって心の中で桜を想像するときに働く脳の領域は重なるのです。

   生まれたばかりの神経細胞は移動して、あるべき位置におさまり、正しい相手と結びついてネットワークができあがっていくのです。どの段階で、どの遺伝子が働いているのかがわかってきています。


・赤ちゃんの神経回路は初めはおおざっぱで、余分な結びつきもたくさんあります。しかし、過剰なものは淘汰・整理され、精密なネットワークが完成するのです。この精密化には、環境からの刺激が重要です。(桝正幸)


   子供の時に使われなかったネットワークは消えてしまい、大人になってからは、いくらがんばっても作れないことがあるだろう。しかし、脳のネットワークは複雑で、領域によって精密化の時期がちがうので、簡単に結論づけてはいけないのです。


   最初は複数あったシナプスのうち、刺激が入って信号伝達に利用されたシナプスが残り、使われなかったもの淘汰されるのです。(狩野方伸)


   エピソード記憶とは、「朝、ばったりAさんにあった」というように、日常の経験を時間や場所と関連して覚えるものです。(中沢一俊)


   「胚性幹細胞(ES細胞)」と遺伝子操作を組み合わせて、マウスの、特定の時期、かつ特定の場所だけ、ある遺伝子をはたらかせることができるようになった。(饗場篤)


・IQや絶対音感に関わる遺伝子の研究も進んでいます。(戸田達史)

「脳はどこまでわかったか。」 [2019年11月15日(Fri)]

「脳はどこまでわかったか。」

   40年前になりますが、時実利彦教授は「大脳生理学」研究の現場である脳研究施設を案内してくれました。何とも狭い部屋で多くの人が実験しており、場所が狭いので2交代制で実験室を使っているとの説明には驚きました。伊藤正男助教授は、「小脳の働きが抑制性であること」を熱っぽく話してくれました。(井原康夫)


   扁桃体を破壊されたサルは、ヘビを怖いと思わなくなる。


   好きであれ嫌いであれ、生きていく上で意味があるものに反応する一群の神経細胞が4分の一ある。この細胞は、好きや嫌いの度合いが大きいと反応も大きくなるのです。好き嫌いの「評価センサー」の役割りを果たしているのです。


   好き嫌いをぱっと判断することは、動物にとって生き残るために重要だからです。


   人間の場合、ケーキでも太らないために我慢するなど、目先の利益だけでなく長期的な結果もにらんで判断しています。それが前頭前野の働きです。(我慢中枢・思いめぐらし中枢・人間関係中枢がある)(小野武年)


   扁桃体が感情の動きを一手にコントロールしているわけではなく、扁桃体の神経細胞が他の部分と連携プレーしているのです。


   扁桃体には、「生物学的価値評価ニューロン」「聴覚専用評価ニューロン」「体性感覚評価ニューロン」「顔表情選択応答ニューロン」「口腔内感覚専用価値評価ニューロン」「万能価値評価ニューロン」などが発見されている。嫌いな人ニューロン、近づきやすさニューロンともいえる。


   脳の中では、様々なニューロンがそれぞれ決まった担当を持ち、評価を下している。


   バラバラに処理された情報を一瞬にしてまとめる領域もあるのです。「赤い」「帽子の形」「人」「近づく」→「赤い帽子をかぶった人が自分に近づいてくる」などと判断しています。


   運動そのものは筋肉の伸び縮みです。その指令を出しているのが脳です。(丹治順)


   生来の視覚障害者は、点字に触れると第一次視覚野が活発に動く。いつの間にか触覚刺激を処理するようになっていたのです。16歳以上での失明者の場合、一次視覚野は働きません。(定藤規弘)


学力を向上させる脳科学 [2019年11月13日(Wed)]
      学力を向上させる脳科学

・脳は、報償系;罰系=7:3でできている。それ故、

 子育てや教育は、良いところを褒めながら悪いところ

 を修正していく。それが鉄則となる。


・私はそれらの原則を応用・実践してきた。その心は

 “愛”であった。

 その結果、教え子から東大、一橋大学、千葉大、埼大、

 農工大、慶応大学、早稲田大学など有名・無名の多く

 の大学に合格していった。統計学的には稀有な出来事

 でもあった。


・埼玉県では戸田市が、千葉県では浦安市が、県1位の

 高学力で注されているが、私は全公民館・全保育所

 で講演してきた。

  テーマは「脳科学の知見を生かした教育」であった。

 少しづつ成果が出てきた。有難いことだ。


・O君は筑波大大学院で宇宙物理を研究している。
 Hさんは東大から米国に留学中。
 T君は日大生産工学部で研究している。
 フェリピン人の母を持つKさんは教員採用試験に合格
 した。

・極貧の中で囲碁と出会ったO君はアマチュア最高位ま
 で腕をあげている。指導した栗田事務主幹は、外国遠
 征などをこなしながら囲碁の普及に努めている。

・松本元博士の言葉は“宝の宝庫”である。

脳は、自らアルゴリズム(コンピュータでいうプログ

 ラム・ソフトウェアにあたる)を獲得する開かれたシ

 ステムであり、いままで出来なかったこともどんどん

 学習してできるようになる。


では、脳は単なる「自己学習機能付きコンピュータか」

 というと、決してそうではない。そこには決定的な違

 いがある。


脳は、情報を処理するにあたり、常にある価値に照ら

 して、その価値に適合するかどうかの判断もしている。


そしてその価値に適合する場合に、脳は最大の能力を

 発揮し、人間は潜在能力を現して大いに成長する。


病人の場合、著しく回復する。そしてその価値こそが

 「愛」である。


親の愛にふれた子供ほど学校の成績が高い傾向にある。


脳は常に愛を参照しながら情報を処理する。


「愛」は、脳が持てる力を最大限発揮するためのキー

 (鍵)なのです。


・愛が脳を活性化するのです。幸せに導くのです。


脳と行動のしくみ(ハーバー研究所) [2019年11月09日(Sat)]
        脳と行動のしくみ
(ハーバー研究所、バーンズ博士、ファン博士)

   行動について研究している神経学者は脳で起こる行動に着目し、その疑問の答えを出しつつある。


   あるのは、単なる事実そのものの羅列、物理学が示してくれるような意味での法則はただの一つもなく、因果律に基づいて何らかの結論出せる命題は一つもない。これは科学ではない。科学であってほしいという期待に過ぎない。


   左脳に言葉を発したり理解したりする中枢がある。


   ジエームズは、脳の状態と心の状態との関連を突き止めたいと考えた。


   フロイトは、その関連を「激情に駆られたあばれ馬とそれを統御する騎手」といった。


   行動の生物学的基盤が理解され始めている。


   パブロフの犬は、音を聞いただけで唾液を出すようになった。


   学習にともない、脳内の分子や細胞の変化が数多く起こる。


   長期記憶がなりたつには、遺伝子の活性化や新たなタンパク質の合成が必要である。


   カンデルはアメフラシの感作における分子変化を解明した。(2000年ノーベル賞)何かがふれると、自己防衛の「引っ込め反射」をする。有害な物質だと感作(鋭敏化)が起こる。


   強い刺激を繰り返し与えると数日あるいは数週間にわたるようになる。

・ 複数のシナプスを含んだ神経回路が関わり、トレニングに応じて時間単位(短期記憶)からあるいは日単位(長期記憶)のさまざまな分子変化が起こる。鍵となるのは介在ニューロンである。


・ 特殊なシナプスに持続的な変化も起こる。遺伝子がオンになると
 新たなタパク質の合成が誘導され、そのおかげで刺激を受けた感
 覚・運動シナプス物理的に大きくなったり、再編成されたりする
 のである。

脳と感覚のしくみ(ハーバー研究所) [2019年11月07日(Thu)]
           脳と感覚のしくみ
(ハーバー研究所、バーンズ博士、ファン博士)

   生きた脳を「見る」ことによって科学者はヒトの脳の機能を探り始めている。


   脳の特定の部位と機能との関連が探られた。


   脳の組織は互いに連携をとりながら、複雑なネットワークを作っている。


   さまざまな形をした無数の神経細胞が、枝のように突起をのばしている。


   化学シナプスでは、放出された神経伝達物質がシグナルを次のニューロンへ伝える。


   神経伝達物質はイオンチャンネルを開かせる。


   イオンによる膜の電位変化がシグナルを生み出す。


   遺伝子を操作したハエの研究により記憶のメカニズムがわかってきた。


   技や習慣を覚える「手続き記憶」、


   海馬は「陳述記憶」や「作業記憶」で重要な働きをしている。


   海馬を損傷したマウスは空間学習ができない。


   「作業記憶」は、数秒間だけの情報保持をする。


   学習能力の欠陥は、タンパク質「CREB(クレブ)」のはたらきに影響する突然変異が原因である。反応経路がふさがってしまうのが原因、転写因子が働かない。


   脳は、光、音などの外部からの刺激を感知して、分析し、応答する。


   感覚情報とほかの情報が統合される。感覚系と運動系のしくみはほとんど正反対。運動系は脳の中で活動が始まるが、感覚系は感覚器から脳に情報が伝わる。


   運動伝達路は「運動野」とよばれる皮質のひだから始まる。


   下垂体は小さいが、多くのホルモンを分泌して体の調節に大切な役割を果たす。


   最も活発に本能や感情の形成に関与する脳の部位は、原始的な「大脳辺縁系」である。


   コカインなどの「麻薬」は、大脳辺縁系のニューロンに作用することによってその力を発揮する。吸収除去機能をブロックする。


   脳異常の原因は、

  @ 遺伝子の突然変異 


   A 先天性欠陥 


   B 発達異常 


   C 外傷 


   D 自己免疫反応


  E 変性疾患などである。


   大部分のパーキンソン病は、「家族性(遺伝性)」ではないようである。しかし、原因遺伝子も発見されている。


・遺伝子操作によってドーバミンを生産するニューロンを置換する方法もある。

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脳科学の知見 D [2019年11月01日(Fri)]
          脳科学の知見 D

・東大学長 物理学者 茅誠司の父親は一本ピシッと筋の

 通った厳しい人物であった。学問の目的は“自然世

 界の秩序の発見”といえる。


・脳は宇宙的な秩序に従って働いている。極限から極

 小まで、微分も積分も包み込んで働いている。


・吉田松陰は

 「男子女子とも10歳以下は母親の教えを受くるこ

  とひとしお多し、ゆえに、父は厳かに母は親しく」

 と述べている。


・二宮尊徳は

 「可愛いくば五つ数えて三つほめ、二つ叱って良き人

  となせ」

 と言っていた。


・脳は、報償系;罰系=7:3でできている。それ故、

 子育てや教育は、良いところを褒めながら悪いところ

 を修正していく。それが鉄則となる。


・私はそれらの原則を応用・実践してきた。その心は

 “愛”であった。

 その結果、教え子から東大、一橋大学、千葉大、埼大、

 農工大、慶応大学、早稲田大学など有名・無名の多く

 の大学に合格していった。統計学的には稀有な出来事

 でもあった。


・埼玉県では戸田市が、千葉県では浦安市が、県1位の

 高学力で注されているが、私は全公民館・全保育所

 で講演してきた。

  テーマは「脳科学の知見を生かした教育」であった。

 少しづつ成果が出てきた。有難いことだ。


DNAの塩基配列を分析すれば、人類の歴史やヒトの

 進化が追跡できる。民族は民族の歴史を担っている。

 継承し発展させるのが我々の責務であろう。


・国力は国民の積分値である。自分勝手な一部の政治家

 が私利私欲のためにこの国を壊していく、それを黙認

 してはならない。


・人は誰でも両親から遺伝子(xxとxy)を受け継い

 でいる。両方正常だったら正常だが、両方異常だった

 ら病気となる。劣性遺伝なら生まれてすぐ発病する。

 有効な遺伝子治療が求められている。


正常な遺伝子は正常なタンパク質を作るが、異常な遺伝

 子から正常なタンパク質はできない。タンパク質は酵素

 として働くので、できても正常に機能しない。


・異常の遺伝子が正常な遺伝子の発現を邪魔する→正常な

 ものが機能しなくなる→早晩に発病する→片方が異常で

 も発病する→「優性ネガテイブ効果」と呼ばれる。


O型は遺伝子が欠損している。遺伝性疾患であるとい

 える。


遺伝子数は、マイコプラズマは473個、ヒトは26808

 個、チンパンジー21824個、マウス23459、イネは

  32000である。


・ヒトゲノムでは、3000種類以上も遺伝子数が異なって

 いる。


一人として同じ人間はいない。遺伝子の違いからで

  る。誰にも目も口も鼻もあるが、大きさも形も違う。

  構造も機能も微妙に違ってくる。

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