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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


年長児の描いた絵 [2019年09月30日(Mon)]
ベトナムの子どもとお母さん
紙芝居を見る。お話を聞く。
川口カトリック教会の土曜学校風景です。
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今日のお勉強はお絵かきです。
IMG_9461.jpg

さあっ さあっ と描いていく。
イメージがスルスルと湧き上がってくるようです。
できあがった作品、とっても上手でした。
脳も心も何のわだかまりもなく育っている証拠です。 
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脳と感覚のしくみ(ハーバー研究所、バーンズ博士、ファン博士) [2019年09月30日(Mon)]

○ 脳と感覚のしくみ(ハーバー研究所、バーンズ博士、ファン博士より)

   生きた脳を「見る」ことによって科学者はヒトの脳の機能を探り始めている。


   脳の特定の部位と機能との関連が探られた。


   脳の組織は互いに連携をとりながら、複雑なネットワークを作っている。


   さまざまな形をした無数の神経細胞が、枝のように突起をのばしている。


   化学シナプスでは、放出された神経伝達物質がシグナルを次のニューロンへ伝える。


   神経伝達物質はイオンチャンネルを開かせる。


   イオンによる膜の電位変化がシグナルを生み出す。


   遺伝子を操作したハエの研究により記憶のメカニズムがわかってきた。


   技や習慣を覚える「手続き記憶」

   海馬は「陳述記憶」や「作業記憶」で重要な働きをしている。


   海馬を損傷したマウスは空間学習ができない。


   「作業記憶」は、数秒間だけの情報保持をする。


   学習能力の欠陥は、タンパク質「CREB(クレブ)」のはたらきに影響する突然変異が原因である。反応経路がふさがってしまうのが原因、転写因子が働かない。


   脳は、光、音などの外部からの刺激を感知して、分析し、応答する。


   感覚情報とほかの情報が統合される。感覚系と運動系のしくみはほとんど正反対。運動系は脳の中で活動が始まるが、感覚系は感覚器から脳に情報が伝わる。


   運動伝達路は「運動野」とよばれる皮質のひだから始まる。


   下垂体は小さいが、多くのホルモンを分泌して体の調節に大切な役割を果たす。


   最も活発に本能や感情の形成に関与する脳の部位は、原始的な「大脳辺縁系」である。


   コカインなどの「麻薬」は、大脳辺縁系のニューロンに作用することによってその力を発揮する。吸収除去機能をブロックする。


   脳異常の原因は、

  @ 遺伝子の突然変異 

  A 先天性欠陥 

  B 発達異常 

  C 外傷 

  D 自己免疫反応 

  E 変性疾患など

   である。


   大部分のパーキンソン病は、「家族性(遺伝性)」ではないようである。しかし、原因遺伝子も発見されている。


・遺伝子操作によってドーバミンを生産するニューロンを置換する方法もある。


脳科学知見メモ E [2019年09月28日(Sat)]
         脳科学知見メモ E

・東大学長 茅誠司の父親は一本ピシッと筋の通った厳し

 い人物であった。脳は大きな秩序に従って働いている。


・吉田松陰は「男子 女子とも10歳以下は母親の教えを

 受くることひとしお多し、ゆえに、父は厳かに母は親

 しく」と述べている。


・二宮尊徳は「可愛いくば五つ数えて三つほめ、二つ叱

 って良き人となせ」と言っていた。


脳は、報償系;罰系=7:3 でできている。良いとこ

 ろを褒めながら悪いところを修正していく。それが鉄

 則である。


・私は原則を実践してきた。その心は“愛”であった。

 その結果、教え子から東大、千葉大、埼大、農工大、

 慶応大学、早稲田大学などに合格した。


DNAの塩基配列を分析すれば、人類の歴史やヒトの進

 化が追跡できる。


・人は誰でも両親から遺伝子(xxとxy)を受け継いで

 いる。両方正常だったら正常だが、両方異常だったら病

 気となる。劣性遺伝なら生まれてすぐ発病する。有効な

 遺伝子治療が求められている。


正常な遺伝子は正常なタンパク質を作るが、異常な遺伝

 子から正常なタンパク質はできない。タンパク質は酵素

 として働くので、できても正常に機能しない。


・異常の遺伝子が正常な遺伝子の発現を邪魔する→正常な

 ものが機能しなくなる→早晩に発病する→片方が異常で

 も発病する→「優性ネガテイブ効果」と呼ばれる。


O型は遺伝子が欠損している。遺伝性疾患であるといえ

 る。


遺伝子数は、マイコプラズマは473個、ヒトは226

 808個、ンパンジー21824個、マウス2345

 9、イネは32000ある。


・ヒトゲノムでは、3000種類以上も遺伝子数が異なってい

 る。


・一人として同じ人間はいない。遺伝子の違いからである。

 誰にも目も口も鼻もあるが、大きさも形も違う。構造も

 機能も微妙に違ってくる。


脳科学知見メモ D [2019年09月28日(Sat)]
          脳科学知見メモ D

・1ニューロンに平均1万のシナプス(1000億×1万

 =1000兆)がある。


・情動と感情の神経生物学的な仕組みを理解するメリット


  @ 人間の苦悩を減らせる。


  A 人々の幸せとヒトの繁栄を強化するような行動規


  範や政策を提言できる。


・動因→動機→情動→感情の順である。


・不条理な激情には、もっと強力な「理性による情動」で

  打ち負かす以外に手はない。


・生後26日目、265グラムからすくすく成長し、3020グラ
  ム(43センチ)になった。妊娠23週目283グラム

狭義の情動 

   @ 背景的情動(快・不快)・・・脳幹 

   A 一次の情動(恐れ・嫌悪・悲しみ・喜び)
                 ・・・大脳辺縁系

  B 社会的情動(共感・当惑・恥・罪悪感・プライド
        嫉妬・羨望・感謝・賞賛・憤り・軽蔑)
          ・・・大脳新皮質と前頭前野            
脳科学知見メモ C [2019年09月28日(Sat)]
         脳科学知見メモ C

・脳科学でできるのは、相関関係であって因果関係ではな

 い。(多変数解析等)対応関係と因果関係を混同しては

 ならない。


・2歳になるまで、寝室の5W常夜灯をつけると眼はどう
 なるか。

  点灯せずー近視10%未満、
  点灯―近視34%、
  ムーンライトー近視55% 

 それでも因果関係があるとはいえず、相関関係があると
 しかいえない。

・ 脳科学の限界 

 @ 正確を期すなら被験者の全体験をなぞらねばならな
     い。全体験の総体が現在の姿である。

 A 表面に現れている相関関係だけでは不十分である。

 B 脳はどんどん変わっている。脳回路の書き換え・組
   み変えが起こっている。二度と同じ状態にはならな
   い。

 C シナプス機能やつながりが変わる。可塑性によって
     結合度も変わる。

 D 脳には再現性がない。「非エルゴード性」
脳科学知見メモ B [2019年09月27日(Fri)]

      脳科学知見メモ B


・脳科学の目標は、

・「どんな時、どんなニューロンが活動し、脳のどんな形

  態に対応しているのか。」

・「どのようなメカニズムと作用機序を示すか」探りあて

  ることである。

・多ニューロンのカルシュウム画像法(世界一の技術)で

  同時に1000個のニューロンが発火する様子をリアル

 タイムで観察できる。 

・100万画素程度では、直線もギザギザにしか写らない。

・ノン・レム睡眠は「遅いゆらぎ」ではほぼ全部のニュー

  ロンが一斉に活動しているが、起きて活動しているとき

  は6%〜37%しか活動していない。

・脳は省エネ、体重の2%、2000分の400カロリー

  しか使っていない。豆電球4個分、約20Wである。

・ジャンケンのチョキも、結局は瞬間の脳のゆらぎで決ま

  る。意志よりも直感である。

・ヒルが、「泳いで逃げるか」「はって逃げるか」は、神

  経節208番で決まる。

・質問に答える2秒前から、正解するか・不正解するかが

  分かる。

脳波計測すると、「時計あった?」「鉛筆あった?」の

  イエス・ノーは、単語を暗記する直前の脳のゆらぎが決

  めているのであって問題の難易度ではない。

ゆらぎや脳波は訓練すればコントロールできるようにな

 る。

海馬の脳波(θ波)は記憶によいから、θ波が出ている

 時は勉強し、他の時は遊べばいい。

脳科学知見メモ A [2019年09月26日(Thu)]
          脳科学知見メモ A

科学は、

 @客観性 

     A再現性がいのち、

   さらに

   B可視化 

   C合理性

   も大事

植物状態で意識がないとされている患者の実験では、「意味のある

文章」でも「無意味な音の羅列」でも健常者と同じ反応をした。

   「テニスをしているところを想像してください。」

   「自分の部屋を歩き回っているところを想像してください。」

   といっても同様な反応であった。


   「ヒトはわかっている。」

   「細胞はわかっている。」

   「ニューロンはわかっている。」

  

・意識は

   「経験と予測ができる。」

   「可塑性(自由度)がある。」

   「合理的な行動を選択する。」


脳科学知見メモ @ [2019年09月25日(Wed)]
                脳科学知見メモ @

・毎秒10億回線働くCPより100個の細胞のシナプス

 の性能がよい。

・目で見ている風景と、脳で見ている風景とは同じではな

 い。

  網膜から20%、

  視床から15%、

 結局は全体の3%である。97%は内部情報である。

・「これは机なんだ」と信じ込ませるような強力な機構が

 ないと、見る角度によってクルクル形が変わって見え

 机を机と認識できない。一部を見ただけで机として総合

 する働きがある。

・脳の自発活動が凄い力を発揮する。自発活動の前段階で

 情報を常時アクセスしている。

・脳は経験に基づいて瞬間瞬間に予期・予想・予測などを
 している。*経験が大事、決定的に大事。体験が中験の
 中核。体験の重要性はいくら言っても言い切れない。

・予備知識が大事。バラバラでも結構。予測を立て、あた

 り・外れを繰り返しながら精緻な予測を立てるようにな

 る。

・人間って不思議なものだ。地下鉄内の会話でさえ聞き取

 れる。会話の断片から推測で内容を聴き取る。凄い能力

 を持っている。

・授業中でも、おしゃべりがやまない時には、“ヒソ ヒ

 ソ”を使うと効果がある。

・人間の知識は、予備知識的情報がないと組み立てられな

 い。

マウスは皮質下が皮質をコンントロールし、ヒトは皮質

 が皮質下をコントロールできるように逆転した。これこ

 そ進化史の大革命である。

シリーズ:脳科学知見メモ18 [2019年09月21日(Sat)]
    シリーズ:脳科学知見メモ18

・脳が活性化すると、バイタリテイ、児童愛、協調性な

  ど脳の機能が活発に働く。


・日常生活では、物事の細部にこだわり過ぎないことが

  大事である。「いい加減」は、無責任な「いいかげん」

  ではない。


・1年は様子見、2年は実態観察をしつつ諸検査を受け

  る。5・6年になれば、脳の広汎性発達障害として捉

  え対応する。


・3・4年のクラス替え、卒業の6年は小学校のまとめと

  して大事に扱う。


・成功経験を生かしてつぎにつなげる。


・不要なニューロンはない。生きない経験はない、何で

  も勉強である。


・いま悪くとも、他日有効に機能する場合がある。


・人を育てる要諦は「適材適所」と「適所適任」でる。


・「わくわく」体験に勝る教育なし。効果絶大


場に応じて遺伝子の再編成が起こる。


・利己遺伝子と愛他遺伝子があり相互にバランスをとっ

  ている。


・脳の機能は競争的ではない。


・脳の原理は目先の評価主義になじまない。


・強弱のバランス、スイッチのON-OFFが大事である。


シリーズ:脳科学知見メモ17 [2019年09月21日(Sat)]
    シリーズ:脳科学知見メモ17

・マンネリはダメ

・教育と脳は目的を同じくする。


・教育と脳の目的は「幸せ」


・脳は全体最適を目指して働く。


・評価と脳の問題は難しい。


・脳は競争しない。相手を潰そうとしない。相互補完だ。


・快と不快の適度な割合でヒトは反省する。


・反省は新皮質の作用。旧皮質は深い反省はしない。快・不快のみだ。


・最もベーシックなのは自然体験、親子関係、社会関係である。


・体育は脳幹や辺縁系を刺激し鍛える時間だ。一番大事な教科であ る。何を抜いても体育だけは抜いてはならない。


・教師は子どもに必要な資質を脳幹、大脳辺縁系、新皮質、前頭前夜の面から育てなければならない。必須な条件である。


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