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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


果てしない旅 [2015年11月30日(Mon)]
大学では教育哲学を専攻した。フレーベル、ペスタロッチから
倉橋惣三、小原国芳を学んだ。小原先生には直接教育の理想を
学んだ。
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清水二郎先生から脳科学の重要性を学んだ。以来43年間、「脳
科学と教育」研究を進めてきた。果てしない旅である。
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晩秋の朝 [2015年11月29日(Sun)]
早朝の荒川土手から南西方面を遠望すると丹沢や富士山が見え
た。今朝は空気が良い。
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ラジオ体操をする人々。みんな元気いっぱい、ほとんどが80
歳を超えている。60歳代はほとんどいない。戦争を乗り越え
た人は強い。
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帰途山田さん(84歳)の農園に立ち寄った。生い茂った野菜
が見事であった。
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帰宅すると、庭のシクラメンが咲いていた。綺麗だった。家内
が大事にしているからなあ・・・。
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平成25年全国学力学習状況調査 [2015年11月25日(Wed)]
     平成25年全国学力学習状況調査 (国)(算)

 天草市立河浦中学校   +7〜+10
  *文部科学省研究委嘱発表「脳科学」
 千葉県浦安市      +7.8
  *全公民館の家庭教育学級で講演 
  *日の出公民館は8回講座を3ケ年実施
 埼玉県蓮田市      + 2.5 〜+ 3.3
  *全小学校で「脳科学と教育」講演
 埼玉県戸田市      +1.5〜+2.3
  *全保育所職員に講演
 埼玉県蕨市        +1.5〜+2.9
  *全保育所職員に講演
 埼玉県さいたま市    +0.9〜+4.5
  *講演は1校のみ
 埼玉県 O町       −6.9 〜−2.3
 埼玉県 M町       −8.2 〜−1.3 

 大阪市          −3.3 〜 −2.8
 新潟県南魚沼市(国) A:+1.6 B:+ 3.3 
    〃   (算) A:+1.9 B:+ 1.2

学力は大事、学ぶ力はもっと大事、学ぼうとする力はもっとも
っと大事です。学力テストの結果を見て、日々の実践を見直し
たり改善して下さい。
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国A 15問 国B 10問 算A17問 算B 13問

1 秋田県   11.6  6.7  14.5  8.6  41.4
2 福井県   11.2  6.2  14.1  8.3  39.8
3 石川県   11.1  6.3  14.0  8.3  39.7
4 青森県   11.5  6.0  13.8  7.9  39.2
5 富山県   11.1  6.0  13.8  8.1  39.0

43 北海道  10.8  5.3  12.9  7.2  36.2
43 愛知県  10.6  5.2  12.9  7.5  36.2
45 三重県  10.4  5.3  13.0  7.3  36.0
45 滋賀県  10.7  5.3  12.8  7.2  36.0
45 和歌山県 10.4  5.3  13.1  7.2  36.0
全国平均   11.0  5.6  13.3  7.6  37.5

埼玉県学習状況調査(国語) ー平成25年ー [2015年11月25日(Wed)]
少し古いのですが、「脳科学と教育」を考える上では参考にな
ります。

平成25年度埼玉県学習状況調査の「国語」の結果です。普通に
考えるとさいたま市が一番になるだろうと思うのですが、結果
は下記のとおりでした。

市の大きさも大きく影響しているとは思いますが一番は蓮田市
でした。蓮田市は早くから脳科学に着目していました。何回も
何回も講演に行きました。ほとんどの小学校にいきました。
全市の教育講演会でも講演しました。教育長も市長もきていま
した。(本ブログで報告済み)

昔から進取の気風があったのでしょうが、脳科学もいくばくか
の貢献をしているのではないかと思います。

以降戸田市も新座市も朝霞市も入りました。さいたま市は1校
のみでした。

  蓮田市 +2.5〜+4.5
  戸田市 +2.1〜+2.7
  桶川市 +2.3〜+2.9
  蕨市   +2.6〜+3.0
  新座市 +1.7〜+5.6
  朝霞市 +0.8〜+1.6
  さいたま市 +1.7〜+2.7
  川口市 -1.3〜+0.2

睡眠が不足すると・・・ [2015年11月24日(Tue)]
受験生のみなさん。良く寝て・よく食べて・バリバリ勉強して
下さい。睡眠不足にはならないで下さい。熟睡することも大事
な仕事です。
ちょっと大事な知識をお知らせします。ご活用ください。

睡眠が不足すると交感神経の働きによって血管が収縮します。
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コルチゾールが海馬に侵入します。海馬は記憶の中枢です。
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神経伝達をスムースにやるには神経伝達物質の働きが重要です。
ここが良くないと海馬の働きがわるくなります。
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蓄積された神経伝達物質は起きて活動する時に消費されます。
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昼間十分活動したのに、さらに夜中まで活動すると神経伝達物
質の生成が追いつきません。勉強しても能率が上がりません。
成果も上がりません。手際良く切り上げて眠ることの方が理に
かなっています。
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睡眠について [2015年11月23日(Mon)]
          睡眠について

・睡眠不足が続けば、意欲や感情をつかさどる前頭葉の働きが
 鈍り、記憶力にも障害があらわれます。
・また、睡眠時間が短いと食欲を促すホルモンが増加し肥満に
 もなりやすくなります。
・高血圧と睡眠不足も関係があります。一般的に睡眠を取れば
 心拍数が低下して睡眠中は血圧を下げることができるようで
 す。
・しかし睡眠時間の短い人は心拍数の24時間平均が高くなり、
 血管系への負担を高める原因となっているようです。
・また夜間の血圧下降がないと、認知能力の低下をもたらす恐
 れもあるようです。
・十分な睡眠を取らない青少年は、十分休息を取っている同世
 代よりも自殺願望および自殺の傾向が高くなる可能性があり
 ます。
・日本の子供達の睡眠時間は世界で一番短いというデータもあ
 るので、睡眠不足が子供たちにもたらす影響も深刻です。
睡眠と成長ホルモン [2015年11月22日(Sun)]
        睡眠と成長ホルモン

・成長ホルモンは運動後と睡眠中で分泌される。
・ノンレム睡眠のときに成長ホルモンの分泌量は最大となる。
・「寝る子は育つ」は本当のことです。
・成長ホルモンは脳の視床下部で作られ、血液によって全身に
 運ばれます。体の成長を促す役割や水分を集める役割を持つ。
・成長ホルモンの分泌は13〜17歳をピークに急速に低下する。
・成長ホルモンは肌の再生や筋肉を作りるのにも重要な役割を
 担っている。
・女性やスポーツをする人にとっても睡眠はとても大切です。


        ノンレム睡眠の役割

・深い眠りがノンレム睡眠、浅い眠りがレム睡眠
・この2つの組み合わせを睡眠周期と呼び、一晩に4回〜5回繰
 り返しています。
・ノンレム睡眠は脳の睡眠、脳がぐっすり休んでいる熟睡の状態
・眠くてたまらないときは10分〜20分眠るだけでもスッキリする。
・レム睡眠は体の休息です。しかし、脳は休んでいません。
・夢を見たり、記憶の整理や固定をしている。昼間見たり・聞い
 たり・触れた事を一時的な記憶ではなく長期的な記憶に固定し
 ている。
・昼間の学習が多ければ多いほどレム睡眠も増える。
・新生児は睡眠の約半分はレム睡眠
・睡眠は筋肉疲れ用に20%、脳疲れ用に80%使われる。
・筋肉疲れは安静にしているだけでOKですが、脳の疲れは眠るこ
 とでしかとれません。
・「早寝・早起き・朝ごはん」が大事です。朝の太陽光で網膜が
 刺激され、体内時計が一日25時間から24時間の生体リズムにリ
 セットされます。
・時差ボケは体内時計の狂いです。
・睡眠物質は、脳の働きすぎでたまるホルモンの使いカス、疲労
 物質のひとつです。
・睡眠物質は起きている間に脳の中に蓄積され、疲れた・眠たい
 と感じるようになります。熟睡により無くなってくると目が覚
 めます。
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平塚講演 [2015年11月15日(Sun)]
9月14日 平塚市で講演をした。岡崎地区公民館の共催であ
った。平塚市は脳科学に関心が深い。「脳科学の時代」の到来
を感知したリーダーがいる。有り難い。
 
これまでに茂木健一郎先生、澤口俊之先生の講演をやってきた。
今回 現場あがりの実践家である私の番であった。

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演題は「脳科学に学ぶ子育てー彷徨う思春期ー」であった。
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思春期は、前頭葉が急速に発達する。
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思春期は一番アンバランスな時期である。
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脳の発達胸腺です。思春期は身体と性の急成長期です。
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     思春期の脳は“ちぐはぐ”に発達する

・思春期の脳はまだ発展の途中、25歳くらいまで脳の発達が
 続きます。
・特にティーンと呼ばれる13歳から19歳の脳の発達は、“い
 びつ”に進んでいる真っ最中です。
・思春期の子どもは“手綱を持たずに競走馬を走らせるジョ
 ッキー”のようです。疾風怒濤の時代です。
・感受性や感情表現の能力が発達し、親からの自立心も旺盛
 になります。親や周囲の口出しを嫌います。
・一方で、自制心や冷静な判断力は未熟です。性のえつ脱は
 要注意です。
・向こう見ずな行動をします。親は子どもの言動に我慢でき
 ずつい“親の“正しい考え”を押しつけてしまいます。
・子どもはああでもない、こうでもないと達者な言葉で反発
 ・反論します。
・親は「理解できない」と嘆いたり、対応に焦ったりします。
・判断力は未発達でも、感情表現はかなり発達しているから
 厄介です。
・自立への欲望を持ちながら、あふれ出る活力や欲求をもて
 あまし、そのエネルギーをコントロールする術を持ちませ
 ん。
・不安定な時期です。親や教師・大人の見守りが大事です。




至上命令 いじめを根絶せよ! [2015年11月12日(Thu)]
いじめを根絶せよ!何としてもいじめを根絶せよ。
第三の被害者を出すな。決して出すな。日本の学校!
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今、一番大事なことは、
@ 校長の爆発的なエネルギーだ。委員会のパワーだ。
 委員会の覚悟がオーラとなって全校に満ち渡る。
A 校長と教職員が委員会の高電圧に感電する。
B 生徒が校長の熱気に畏怖を感じる。 
その第一歩が、校長が全校生徒に宣言することだ。
「いじめは絶対許さない!絶対許さない」
「俺は 何があってもいじめは許さない!」

これなしいじめはなくならない。画竜点睛を欠く。

 一般的な指導は下記の通り、

・いじめがあると思われるときは、すぐ学校へ通報する。
・学校は、事実の有無の確認を行う。設置者に報告する。
・いじめをやめさせる。再発を防止する。複数の教職員、専
 門家の協力を得る。児童・保護者を支援する。加害者と親
 の指導をする。継続的に行う。
・加害児童は別室で学習を行わせる。被害者が安心して教育
 を受けられるようにする。
・加害者と被害者との間で争いが起きないようにする。情報
 を共有する。
・いじめが犯罪行為あるときは警察署と連携して対処する。
・重大な被害が生じるおそれがあるときは直ちに所轄警察署
 に通報し、適切に、援助を求める。
いじめを根絶しよう [2015年11月06日(Fri)]
「いじめ」が続く。心が痛む。本当に困ったことだ。何とし
ても根絶しなければ・・・。
新聞をみた。驚いた。数値のバラツキがあまりにもひどい。

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都道府県ごとに「いじめ認知基準」が違うのではないか。
基準が違う。メジャーが違う。目盛も違う。
これでは効果的な対策は策定できないのではないだろうか。

文科省は「いじめの定義」新版を示した。

・個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・
 形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立っ
 て行うものとする。
・「いじめ」とは、
 「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、
  物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じて
  いるもの。」とする。
  なお、起こった場所は学校の内外を問わない。

*いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視すること。受け
 手が「いじめられている」と思ったら即「いじめ」である。
 周りが決めることではない。
*学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、
 当該児童生徒が関わっている仲間やグループなど、当該児童
 生徒と何らかの人間関係のある者を指す。
*「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわる
 ものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるも
 のも含む。
*「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたから
 れたり、隠されたりすることなどを意味する。
*けんか等を除く。
であった。しかし、うまく機能しなかった。認知件数場だけ急
激に増えた。グズグズしている間に、事態は悪化していた。
不幸は起きた。少年が電車に身を投げたのである。
どんなに苦しかったことだろうか。無念だったことであろうか。
うらみ・つらみを晴らすことなく逝った少年のみ魂に手を合わ
せ祈ります。

旧版は下記の通りであった。
     【 これまでの定義 】
「いじめ」とは、
  (1) 自分より弱い者に対して一方的に、
  (2) 身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、
  (3) 相手が深刻な苦痛を感じているもの。
  なお、起こった場所は学校の内外を問わない。


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