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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


脳の仕組みと働き、活動の測定 [2015年02月28日(Sat)]
 人間の脳には階層性があります。その性質によって @ 脳
幹をプリセット脳、A 大脳辺縁系をライトワンス脳、B 大脳
新皮質をリライタブル脳と呼んでいます。
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 神経活動を非侵襲的に捉える方法は2つあります。 @ 電
気活動 A代謝・脳血流です。
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 電流双極子の摸式図です。頭皮上の磁界を捉え神経細胞の電
気活動を捉えます。
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簡便に脳波を捉えることができます。
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酸素の同位元素を用いた脳血流画像です。
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BS放送大学「音楽と情報学、音楽と脳科学」4 [2015年02月26日(Thu)]
 脳幹の働きです。「心の健康」と「体の健康」を支配しま
す。ここがやられたり、鍛えられなかったりすると自律神経
系がうまく働きません。内分泌系も免疫系も働きません。情
動も動きません。感情や行動も働きません。学習の基盤も整
いません。当然大脳辺縁系の記憶回路も情動回路も働きませ
ん。
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 文科省は指導要領の総則で、「児童の人間として調和のと
れた育成を目指し,地域や学校の実態及び児童の心身の発達
の段階や特性を十分考慮して,適切な教育課程を編成するも
のとし,これらに掲げる目標を達成するよう教育を行うもの
とする。」と定めました。
 人間として調和のとれた育成、それをめざす教育は脳幹の
働きをベースにする以外ありません。
 「各学校において、児童に生きる力をはぐくむことを目指
し,創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で,
基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを
活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現
力その他の能力をはぐくむとともに,主体的に学習に取り組
む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努めなければなら
ない」と書かれています。
 「安全・安心・健康・快適」は子育てのベースです。学校
教育では、脳幹に目をつけて、「生きる力」を育てて欲しい
です。
BS放送大学「音楽と情報学、音楽と脳科学」3 [2015年02月26日(Thu)]
神経細胞の構造です。樹状突起から入力した情報は軸策を通
り次の神経細胞に受け渡されます。
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軸索の先端には隙間があります。その隙間を神経伝達物資が
仲立ちをしながら伝えていきます。化学反応によって情報が
伝わるのです。シグナルは一方通行です。逆走はありません。
神経伝達物資の種類や量によって喜怒哀楽の感情などが変化
します。
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人間の脳の外観です。外側・内側、下側・上側からみていま
す。
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BS放送大学「音楽と情報学、音楽と脳科学」2 [2015年02月24日(Tue)]
脳の中でも今“報償系”が注目されている。本講座では「脳
の報償系を活性化する情報」が対象になる。
情報が「聴覚系」とともに「報償系」活性化する。すると、
美しさ・快さ・喜び・感動などの感性反応をする。
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2・3百年も昔のヨーロッパの音楽が現代日本でも愛好さ
れている。バッハは徳川吉宗の時代であり、ベートベンは
「外国船打ち払い令」の時代、ショパンやワーグナーも「
天保の改革」やアヘン戦争・安政の和親条約・明治維新の
時代なのです。
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維新が成功すると、新政府は近代国家を作るため「富国強
兵」をめざしました。しかし、物まねだけではうまくいか
ないことを知っていました。技術は導入するがこころは失
わない。「和魂洋才」でした。
明治5年学制発布、明治12年音楽取調掛を設置し西洋音
楽を学校教育に導入していきました。明治の指導者には先
見の明がありました。
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戦後、昭和22年指導要領でも、「ヨーロッパ音楽を主体
とするが、なお日本の伝統的な音組織の歌も次第に入れて
いく」「頭声的発声」を指導するとした。
平成10年指導要領になって初めて「自然で無理のない発
声」中学では「曲種に応じた発声」となった。
報償系の仕組みがわかれば回り道をしないですんだだろう。
それにしても明治の指導者は凄い。「何が本物か」をつか
む力が凄い。ここ2〜3拾年、日本人の精神力が衰退して
きているのではないか心配である。杞憂ならよいが・・・。
けで
BS放送大学「音楽と情報学、音楽と脳科学」紹介 [2015年02月22日(Sun)]
NHKBS放送大学「音楽と情報学、音楽と脳科学」が始ま
った。放送は日曜6:45〜7:30です。脳科学を学ぶ上で
貴重な講座です。ワクワク期待です。おススメです。
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講師は仁科エミ先生と河合徳枝先生です。
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テーマの要点を「音楽・情報・脳を架橋する情報学的ア
プローチ」として上手にまとめてくださった。
情報科学と生命科学が脳科学で結びつけ、物理振動であ
る音楽を精神の現象である美しさ・快さ・感動に結び付
けるというのです。
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伝達系脳番地トレーニング [2015年02月20日(Fri)]
「脳の教科書2」から伝達系脳番地を鍛えるおすすめトレー
ニング例を紹介します。実行してみて下さい。

@ 面白かったことを会話で伝える 
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A 相手の口癖を探しながら聞く
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B 人に説明するときは数字を使う
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C アナウンサーの言葉を繰り返す
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D 一日15分間ラジオを聴く
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E 電車の中から特定の字を読む
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あんあん特集「脳の仕組みを知ると運が開ける」 [2015年02月19日(Thu)]
浦安市で脳科学の講演をした。聴講のお母さんが綺麗な本を
持っていた。「夢をかなえる“脳の教科書”」のタイトルが目
に入った。手に取って見ると何と何と「脳の学校」加藤俊徳
先生の特集「恋愛脳・仕事脳・痩せる脳・貯まる脳」であっ
た。
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まず最初ページには「夢をかなえる秘密は、“脳”にありまし
た」とあった。
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次に、夢をかなえるスイッチ オン!目的別、脳番地別の攻
略法が具体的に書かれていました。  
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わかりやすい。活かせる。役に立つ。うまいなあ!これで
なくっちゃあ売れないんだろうな。
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次回はイラストを紹介します。
脳科学に学ぶ子育て・講演の記録 [2015年02月17日(Tue)]
川口市保育士研修会での講演記録です。参考にして下さい。
演題は「脳科学に学ぶ子育て」です。
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 生きる目的は何?、
・脳が知らせる人間の生きる目的は“幸せ” 
・人は愛されるために、愛するために生きている。
・脳は愛し愛され、幸せになるようにプログラムされている。
・幸せになるまで満足しない・できない。
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“幼児教育の父”倉橋惣三は、幼稚園児・保育園児の区別を
全くしなかった。幼保の分離を死ぬまで反対し続けた。
しかし現実は違った。幼稚園は文科省が、保育園は厚労省
が担当してきた。両者は幼稚園指導要領と保育園指導指針
を策定し長い間違った道を歩んでしまった。残念なことで
あった。幼稚園児と保育園児の脳に違いは全くない。倉橋
博士は現天皇陛下の養育責任者であった。「かけがいのな
いお方」の養育である。傳育官は安心して養育に心血を注
いだ。「平成の天皇」p96
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教育研究は「脳科学教育研究」にならねばならない。テス
トのスコアや行動からではなく、遺伝子・分子・シナプス
・神経回路から始めなければならない。世界の教育は方向
転換している。日本だけ旧態依然の教育をしている。
気づいた人から始める。一歩踏み出す。それ以外ない。指
導要領の改訂は10年ごとである。5年前も15年前もでき
なかった。やらなかった。科学者はグループやトップは世
界の動向をつかんでいた。全体のスケッチも創っていた。
プランもできていた。しかし、総則に“脳”の文言一つも入
らなかった。入れられなかった。既得権の壁は岩のように
固い。こうして日本の教育は遅れを取り、発展を阻んでい
く。五ケ条の御誓分も「真理と正義を愛し・・・」の教育
基本法も全く生きていない。愛国の人が生まれて欲しい。
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教育は“脳”から始まる。お腹の中にいのちが生まれてた瞬
間から、ほとんどのエネルギーは脳の形成に注がれている
のです。神経管から始まるのです。神経管が脳に分化して
いくのです。胎児の成長はうんとうんと大事です。
生まれてからの子育ても大切です。小さいほど大事です。
小学校よりも幼児が大事です。願いと期待をこめ、祈るよ
うな気持ちで話します。
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先生方も真剣です。本当に真剣です。真剣勝負の2時間
でした。おわって1枚祈念写真をとって頂きました。
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講演会をしきってくださった役員さんです。準備段階か
ら本当に骨を折って下さいました。ありがとう。ありが
とう。
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追記
*倉橋博士にとっては「東宮の教育」も「国民の教育」も同
 じであった。どの子もみんな「かけがえのない子ども」「
 一視同仁」であった。
*明治国家をつくり上げた人々には「武士道」の心が息づい
 ていた。武士道は
 @人々の心に刻まれた掟、壮大な倫理体系の要の石である。
 A源泉は孔子の教えにあり、知識のための知識を軽視する。
 B「義」は「勇」と並ぶ武士道の双生子であり、「正義の
  道理」こそ無条件の絶対命令である。
 C「義を見てせざるは勇なきなり」平静に裏打ちされた勇
  気である。
 D民を治める者の必要条件は「仁」にあり。
 E「礼」とは他人に対する思いやりを表現することである。
 Fなぜ「武士にニ言はない」のか?真のサムライは「誠」
  に高い敬意をはらう。
 G武士は秩序・統治、商人は商い・流通、しかし、「正直
  が最善の策」、正直さを守り通すことは、嘘をつくこと
  よりも多くのカネをもたらす。
 H「名誉」は苦痛や試練に耐える子どもの心の琴線に触れ
  る。「人に笑われまするぞ」「体面を汚すな」「恥ずか
  しくはないのか」が子どもの振る舞いを正す最期の切札
  である。「羞恥心」は道徳意識の出発点である。
 I日本人には命令に対する絶対的な服従が存在した。武士
  道では個人よりも国を重んじる。しかし、無節操なへつ
  らいや奴隷のごとき追従は嫌われた。真のサムライは自
  己の血をもって自分の言説の誠であることを示した。
*サムライには生きる勇気も死ぬ勇気ももっていた。今も日
 本人にはサムライの心がある。サムライがいると国民は安
 心し応援する。福島原発所長はサムライであった。

          脳科学に学ぶ子育て
                                      
1 はじめに
 ・関根教育長表敬訪問「脳科学と教育実践」
 ・NHK保育士の離職理由
 ・活躍する保育士たち
2 私の実践
 ・教育は愛、愛こそ教育!
 ・生きる目的は幸せ 
 ・学校は子どもの楽園―子どもは遊びの中で・子どもは多
  様な体験の中で・子どもは知・徳・体の中でー 
 ・めざすは「たくましい子ども」
 ・欠席1か月ゼロの学級出現
 ・覚ましい脳科学教育の成果
 ・マスコミ報道63回
 ・愛されると脳は全開する。愛されないと脳は閉じる。
 ・教育=愛の実践、ダイナミックな教育活動
 ・ほめる:叱る=7:1(愛と義) 
 ・褒めの名人渡辺先生・褒めの効用徹底解明
 ・上手な褒め方・叱り方
 ・脳の原則8カ条
3 脳の世紀・・・脳科学を生かす時代がやってきました。
 ・小泉博士前ローマ法王に謁見、天皇・皇后両陛下理研
  訪問
 ・山中教授・茂木健一郎・加藤俊徳・澤口俊之・池谷裕二 
 ・理解・協力する人々(上田知事・関根県教育長・岡村川
  口市長・清水さいたま市長・稲葉さいたま市教育長・吉
  原前県医師会長などなど)
 ・「脳科学と教育」研究のあゆみと東本小の実践
 ・文科省中央は「脳科学」
 ・脳科学を踏まえた教育研究へ
 ・いのちの原理は愛他主義
 ・生体リズムと時計遺伝子
4 脳の仕組みと働き(配線構造+増幅作用)
 ・人間の脳とはたらき
 ・丈夫な脳は木の如し
 ・脳科学の知見を生かす構造図
 ・脳の三重構造と「知・情・意」
 ・右脳と左脳、脳の断面
 ・ニューロンとそのネットワーク
 ・ニューロン結合と伸びた樹状突起
 ・DNA発現とシナプス増強
 ・増幅する心と潜在する心の働き
 ・前頭連合野は脳間・脳内操作系
5 脳科学と幼児教育
 ・幼児教育の父・倉橋惣三
 ・脳の発達と知能の変動
 (発達曲線8才で95%、感受期あり、多重知能)
 ・本能の心が満たされないと・・・
 ・豊富な環境・標準環境・乏しい環境
 ・脳波=遺伝子発現・ニューロンの働き
 ・見事に発達したプルキンエ細胞
 ・男脳と女脳の違い
 ・欠損した神経回路、
 ・乳幼児期の脳障害
 ・脳障害の現れ方
 (微細脳障害―ADHD−行為障害―反社会的人格障害)
 ・キレる(攻撃的行為)
6 脳科学の知見を生かした子育て10カ条
 1条 教育は愛、愛こそ教育
  1-2. 教育は愛、褒めて育てる。
 2条-1 早寝・早起き・朝ごはん
  2-2 生体リズム・時計遺伝子
  2-3 寝る子は育つ。
 3条-1 ゲーム・ケイタイは少ないほど良い。
  3-2 過度のゲームで脳が欠損
 4条 マ・ゴ・タ・チ・ワ・ヤ・サシイ
 5条-1 外遊びのすすめ
  5-2 遊び不足が進んでいる
  5-3 遊びが子どもを育てる
  5-4 ダメはダメ!規範形成は「厳格」に
 6条-1 手は脳の出先機関、足は脳と一体
  6-2 立体が基本・・・砂・粘土で造る
 7条-1.学力は・イメージ
  7-2.脳の叡智が正誤を即判別する
 8条 やったとおりになる。
   (言葉づかい・運動・勉強、感じ方・考え方)
 9条 もう一歩の努力、それが勝負
 10条 豊かな経験が人格を作る
7 おわりに
  教育は愛 愛こそ教育

参考資料
1 発達8つの関門
 @ なめるほど可愛がること。
  *愛着・情動形成に決定的な影響
 A 早寝・早起き・朝ご飯を身に付けること。
  *脳幹・生体リズムとエネルギー
 B 3度3度の食事をきちんととらせること。
  *心身の発達の基盤
 C 外遊びは十分させること。
  *脳幹・辺縁系・新皮質を総合的に育てる。
 D テレビ・ゲームに子育てを任せないこと。
  *前頭前夜(PQ)発達に弊害、1人遊び・一方通行は
   ダメ              
 E 両親と祖父母の愛情と役割を十分にすること。
  *両親の愛情、祖父母の見守り・交流は大脳を発達さ
   せる。
 F 5才くらいまでに十分な情動を体験してきたか。
  *喜怒哀楽の情動体験は辺縁系を豊かに逞しく育てる。
 G 8才くらいまで豊かな環境で育まれたか。
  *総合的に人格の基盤を形成
  「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」
                   (文部科学省)

2 脳の原則8カ条 
 @ 脳はオープンマインドである。    
   *脳が閉じれば閉じるほど、人格がゆがんでくる。
    表情も自然でなくなる。
 A 脳は全体最適を求めて機能する。   
   *脳は全体で機能する。全体が良くなるように働く。
 B 脳は相互補完で働く。   
   *脳は補完、人間も相互補完、批判・批判、攻撃・
    排除は組織を破壊する。
 C 脳の目的は「幸せ」である。   
   *脳は幸せを求めて機能する。家庭も社会も幸せを
    求める。
 D 脳は出力に依存する。   
   *脳は出力で発達する。読書したらメモ、一日が終
    わったら日記
 E 脳はネットワークで機能する。   
   *家庭も学校も会社もネットワークで機能する。活
    気がある。フットワークもよい。仕事も早い。混
    乱や混線がない。関根教育長は「自助・共助・公
    助」を提唱
 F 愛が脳を活性化する。
   *教育は愛!愛こそ教育、教育・人材育成の大原則、
    愛のある先生は子どもを可愛がる。粘り強く技術
    を磨く。良い先生になっていく。
 G 脳はウソをつけない。
   *脳はやったとおりになる。DNAは誤魔化せない。
    回路も誤魔化せない。ヒトは生きたように死んで
    いく。ウソをつけない時代がやって来た。
◎ 合脳性が高いほど優れた人間になる。
   *脳に聴こう。脳に学ぼう。優れた人間になろう。
    そして、愛の人になろう。

3 子育ての基本
 @「早寝・早起き・朝ごはん」が鉄則、メリハリが大事。
 A テレビ、ゲーム、携帯電話は少なければ少ないほど良
   い。
 B 昼間思いっきり活動し、夜は「バタン キュッ」と寝
   る。
 C 脳は使えば使うほど発達する。そして体は丈夫になる。
 D 褒める:叱るの割合は、7:1 

4<上手な褒め方>
 ・成功が成功の元、成功させてほめる。・・・成功なけれ
  ば褒めてもむなしい。
 ・間髪入れずに褒める。・・・報償回路は瞬時に作動、後
  追いは効果半減。
 ・全身で褒める。・・・よかった・100点・花丸・頭撫
  ぜ・肩車で教室一回り。
 ・ お母さんも嬉しいと言う。・・・喜びの伝染・伝播。
 ・一歩の努力を褒める。・・褒め効果はショートステップ。
 ・褒めるのに理屈はいらない。ただ喜べばいい。

5<上手な叱り方>
 ・間髪いれず叱る。・・・回路の遮断、理屈はいらない。
 ・見せしめ・人前は注意・・・他人への効果なら別の場で
 ・理由は一言で・・・善、悪は分かっている。長いとくど
           い。               
 ・説明は具体的、要点は絞る。・・・言い訳回路を発達さ
                  せる。
 ・子どもの「言い分」に、日常の不満や願いが投影されて
  いる。・・・ヘドロのように心の底にたまっている。そ
        れが出る。
 ・興奮させない。・・・混乱・混戦の防止。
 ・叱りっぱなしで話を終えない。・・・叱りは愛の表出。
 ・「注意する・叱る・罰を加える」は教育の範疇、いじめ
  ・暴力・暴行は反教育である。

6 学力の高い子
 @ 早寝・早起き・朝ごはん・・・OK
 A 親の熱意、家庭の努力が凄い。
 B メリハリのある家庭学習 
 C 団欒・対話がある。 
 D テレビやゲームは少ない。

7 人間としての土台が育っていますか。(子育て七つの宝物)
 @ 精神が安定していること。
 A エネルギーに溢れていること。
 B 好奇心が旺盛であること。
 C 柔軟で広い価値観を持っていること。
 D 良いプライドを持っていること。
 E 社会性が育っていること。
 F 感性が豊かであること。

8 《脳の発達に大事なこと》 岡本道雄(京都大学)
  脳の発達は刺激によって促される。脳は刺激で発達する。
 @ 最初は模倣が大事
 A 愛情に裏打ちされた教え込みが大事
 B しつけの時の叱責と賞賛
 C 忍耐の要請の必要
 D 情操教育やコミュニケーションの大切さ
 E 感受精期(最も発達しやすい時期)を生かす 

9《これじゃ子どもは育たない》 村上光男(なかよし保育園)
  暖房効かせて寒さがない    冷房効かせて暑さがない
  おやつが過ぎて空腹がない   歩かせないで疲れがない
  おもちゃやり過ぎで興味がない テレビ見過ぎで考えない
  ホイホイ与えて我慢がない   点数以外は関心がない
  判っているけど行わない    これではまともに育たない

10 参考図書
  ◎『脳と人間』 時実利彦著(雷鳥社)
  ◎『脳の話』 時実利彦著(岩波新書)
  ◎『人間であること』 時実利彦著(岩波新書)
  ◎『目で見る脳』 時実利彦著(東大出版会)
  ◎『脳の生理学』 時実利彦編集(朝倉書店)
  ◎『愛は脳を活性化する』 松本元著
            (岩波科学ライブラリー)
  ◎『HQ論 人間性の脳科学』 澤口俊之著(海鳴社)
  ◎『セロトニン欠乏症』 有田秀穂著(NHK出版)
  ○『ゲーム脳の恐怖』 森昭雄著(NHK出版)
  ○『脳の仕組み科学的勉強法』 池谷裕二著(ライオン社)
  ○『元気な脳のつくり方』 森昭雄著(少年写真新聞社)
  ◎『私の脳科学講義』 利根川進著(岩波新書)
  ◎『脳を育てる』 高木貞敬著(岩波新書円)
  ◎『進化しすぎた脳』 池谷裕二著(講談社ブルーブック)
  ○『自分の脳を自分で育てる』 川島隆太著(くもん出版)
  ○『頭のいい子ってなぜなの』ヘンシュ貴雄(海竜社)
  ◎『人間になれない子どもたち』清川輝基著(えい出版社)
  ◎『男脳と女脳 こんなに違う』新井 康充著(河出書房新
                        社)
  
「脳の教科書」がでました。 [2015年02月16日(Mon)]
「脳の学校」加藤俊徳先生が「脳の教科書2」をだしました。
テーマは「欲求で脳が活性化する」です。
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コミュニケーション、感情、感覚・・・3つのジャンルの欲
求を引き出し、脳の8つのエリアを刺激する41のトレニン
グメニューを紹介しています。
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欲求発生の脳の仕組みです。
@ 扁桃体・・・怒りたい、泣きたい、笑いたい。
A 海馬・・・記憶したい、思い出したい。
B 側座核・・・酒を飲みたい、一発勝負したい。
C 下垂体・・・「刺激する・興奮させる」ホルモンを効率
       よく血流に乗せ全身に運ぶ。
D 視床下部・・・食べたい、飲みたい、眠りたい。
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脳番地は8つに分けて説明しています。
@ 視覚系脳番地
A 聴覚系脳番地
B 運動系脳番地
C 記憶系脳番地
D 理解系脳番地
E 感情系脳番地
F 伝達系脳番地
G 思考系脳番地
これらが相互に連携しながら、複雑な活動を生み出している
のです。ペスタロッチ、フレーベルなど教育の天才は常に全
面発達を言い続けました。日本の幼児教育の父倉橋惣三先生
も脳の全面発達を志向しました。
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良く見れば理解は深まります。音読すれば理解が深まります。
理解力を高めれば欲求を抑制できます。多くの脳番地が連動
して深い理解ができるのです。脳は一体です。部分だけでは
ありません。
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ギャンブル障害・チェックシート [2015年02月16日(Mon)]
「ちょい呑み」が空前のブームになっているという。はまり
こまないと良いがと心配になってくる。大麻や覚せい剤ほど
ではないが、アルコールも依存症になるのです。自己修復力
を超えると問題が発生します。アルコールもニコチンと同じ
く、脳に悪いのです。これから赤ちゃんを生む若い女性の場
合は特に注意してください。
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   アルコール依存障害 チェックシート

1 アルコールがないといられず、そのことだけで頭がいっ
  ぱいになる。
2 いけないと分かっていても、アルコールはやめられない。
3 酔いつぶれるまで飲み、目が覚めるとまた飲む。
4 切れると、手がふるえたり、けいれんが起きる。
5 切れると、小さな虫がたくさん見えることがある。
7 胃痛や便秘、下痢をよくする。
8 動悸や息切れなどがよくある。
9 だるくなったり、時に黄疸が出たりする。
10 性欲が低下した。
11 集中力がなくなったり、もの忘れが激しくなった。
12 性格が変わった。攻撃的になった。衝動的になった。

02.jpg

ギャンブル依存者の脳画像 脳幹も大脳辺院系も新皮質も働
いていない。
 03.jpg   
    ギャンブル依存障害 チェックシート   

 臨床的に意味のある機能障害または苦痛を引き起こすに至
る持続的かつ反復性の問題賭博行動で、その人が過去12か
月間に以下のうち4つを示している。

1 興奮を得たいがために、掛け金の額を増やして賭博をす
  る。
2 賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落
  ち着かなくなる、またはいらだつ。
3 賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなど
  の努力を繰り返し成功しなかったことがある。
4 しばしば賭博に心を奪われている(例:次の賭けの計画
  を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考え
  ることを絶えず考えている。
5 苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のと
  きに、賭博をすることが多い。
6 賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰って
  くることが多い(失った金を“深追いする”)
7 賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく。
8 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職
  業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある。
9 賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れる
  ために、他人に金を出してくれるよう頼む。
        出典:アメリカ精神医学会「DSM−5」
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