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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


脳科学の知見 シナプスとスパイン-1 D [2014年08月31日(Sun)]
@ 人の脳は約140億個の神経細胞と、そのさらに10倍もの
 グリア細胞から成り立っている。
A 受精卵は細胞分裂を繰り返し、将来胎児の元となる胚がで
 きる。 その胚の一部から神経管とよばれる管ができ、そ
 の管が脳と脊髄からなる中枢神経系の基礎となる。
B ソニックヘッジホッグという分泌蛋白質は脳の発生に必
 須であるのみならず、生後の脳の機能維持にも重要であ
 ることが分かってきている。
C 正中構造が決定するのは、人の胚では受精後およそ3週目、
  その時期の脳は、まだ神経板とよばれる一層の未分化な
 細胞層で、内胚葉細胞層に裏打ちされている。
D その神経板の中心部直下にある細胞群が、ソニックヘッ
 ジホッグ蛋白質を分泌し、 その作用によって、脳の正
 中構造が誘導され、その作用を受けた神経板の細胞は、
 自らもソニックヘッジホッグ蛋白質を発現し始める。
  そして、その脳内でのソニックヘッジホッグ蛋白質の
 分泌は、将来、脳を構成する興奮性と抑制性の神経細
 胞のバランスの決定に最終的に必要である。
E 全前脳症は、脳の正中構造の発生ができなくなる先天
 性発生異常です。 この病気の特徴は不完全な正中構造
 の形成であり、重篤な場合では左右の脳の分離が起こ
 らず、単眼症になってしまう。
F この疾患は遺伝的原因による場合と、環境からの影
 響により起こる場合がある。 遺伝的原因の一つが、
 ソニックヘッジホッグ遺伝子における突然変異であ
 ることが1996年に発見された。 また、環境からの影
 響として、妊娠期間中の飲酒や妊婦が糖尿病を患って
 いる場合に、胎児が全前脳症となるリスクが高まる
 ことがよく知られている。
G ソニックヘッジホッグのシグナル伝達が、これらの
 環境因子によって妨げられる可能性がある。 この
 発見によって、環境因子による全前脳症の発症は、
 ヘッジホッグシグナルの障害の結果として説明で
 きる可能性がある。
H 神経細胞とグリア細胞は神経幹細胞から生まれる。
 神経幹細胞は発生の初期には神経細胞を生み、後期に
 なるにつれてグリア細胞を生み出します。 異なる種
 類の細胞を生み出すタイミングの制御機構は、未だ
 に明らかではない。 最近の研究により、ソニックヘッ
 ジホッグのシグナル伝達が、正常な神経幹細胞の発
 生に必要であることを明らかになりつつある。
I 人やマウスではソニックヘッジホッグのシグナル伝
 達の異常によって、脳腫瘍をはじめとする癌が発症
 することが報告されています。 ソニックヘッジホッ
 グのシグナル伝達に関わる分子は、神経幹細胞を含
 む出生後の脳のさまざまな細胞で観察されている。
  これらの細胞の細胞分裂は出生後では抑制されてい
 ますが、ソニックヘッジホッグシグナルの伝達異常に
 よって癌化することが考えられている。
J 記憶、学習など脳の高次機能を発揮する過程におい
 て、シナプスの形態が、柔軟に変化することが知ら
 れている。
K ほ乳類の高次脳機能をつかさどる「終脳」と呼ばれ
 る脳領域に特異的に発現するタンパク質「テレンセ
 ファリン」に注目した研究が進んでいる。その結果、
 発達期の脳の神経細胞に多く存在し、運動性に富み、
 新しいシナプスの形成に重要な役割を果たす樹状突
 起フィロポディア※2に、テレンセファリンが豊富
 に含まれていた。
L さらに、神経細胞にテレンセファリンを過剰発現さ
 せると、樹状突起フィロポディアの数が劇的に増加
 した。逆にテレンセファリン欠損マウスでは、神経
 回路が環境によって大きく変化する発達期において、
 すでに安定なシナプス構造であるスパインがたくさ
 んできあがっていた。
M これらの知見は、テレンセファリンが、樹状突起フ
 ィロポディアの形成・維持を促進し、神経回路をや
 わらかく保ち、情報の入力に伴うシナプスのつなぎ
 替えを容易にしていることを示唆しています。
体内時計の謎を探る [2014年08月28日(Thu)]
 生活リズムは大事、子どもにとっては特に大事。大塚邦明
先生の「体内時計の謎」は貴重な本である。生体リズムが体
をまもる。
 宇宙と地球は一体である。地球の脳波と人間の脳波は連動
し、シューマン共振をおこしている。
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 宇宙環境・地球環境(マクロシステム・メゾシステム・ミ
クロシステム)・人の生体リズムは連動している。リズムが
乱れ、異常が発生すると様々な疾病が起こる。
 心臓血管病、肥満、メタボリック、ストレス、免疫不全、
精神疾患、発癌、不定愁訴など・・・。個人差はある。
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脳には親時計、体内には子時計がある。時計細胞の細胞核に
は様々な核内受容体があり、時を刻む働きをしている。
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午前0時から4時に多い病気と生命活動のリズムである。
00時〜:痛風発作が最悪になる。
01時〜:胆石発作が多発する。
02時〜:うっ血性心不全の症状が増え悪くなる。病気の症
     状は時間遺伝子に影響される。生命活動のリズム
     も同様である。成長ホルモンは2時〜である。徹
     夜勉強は合理的ではない。
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09時〜:心臓発作がピークになる。
10時〜:狭心症や心臓病による突然死がピークになる。教
     師にとっては要注意の時間帯である。と同時に脳
     波の活動が盛んで気分が最もよい時間である。学
     習にも仕事にも最適、“金”の時間である。
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12時〜:胃潰瘍の出血が最多、精神活動量が最も多くなる。
13時〜:災害発生頻度の第二のピーク、眠気で覚醒度が低
     下する。
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体内時計の親時計は視床下部の視交叉上核にある。目から入
る光とメラトニンが重要な役割を果たす。
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脳科学の知見A [2014年08月26日(Tue)]
 内容・文面を一部整理・修正しました。

@ 保育者や他の子どもとの愛着によって急速に対人関係能
  力や言語能力を回復する。脳と心は一体、人との関係性、
  親と子の人間関係がいかに大事かが分かる。
A 指導者は、家庭の問題、社会的な変化、食習慣の変化、
  自然破壊、物質的な変化、環境変化などを考慮しながら
  課題の解決を図らなければならない。
B「脳科学と教育」の研究スキームは新しい研究領域なの
  で、脳科学者と教育現場とのコラボレーションがあっ
  て始めて成り立つ。「脳科学者は仮説に基づく提言、現
  場は実践と課題の提起、脳科学者から再度の回答がなさ
  れる」という「やりとり」で新しいものが作られていく。
C 子どもたちは古典を外国語として理解していることが
  分かってきている。使わなければ衰える。言葉では死語
  となり、人体では廃要性萎縮がおこる。
D 最近世間を騒がせている少年の重大事件は、背景に高機
  能広汎性発達障害が関わっている可能性がある。「遺伝
  ・環境」に加えて「本人のチョイス」が重要である。チ
  ョイスが行動を決定する。
E 13歳までは再犯が少なく、改善するケースが多い。エピ
  ゲノムが作用する。中学時代は激動である。15歳あたり
  になると落ち着いてくる。荒れから改善するのは早期診
  断・早期対応・早期治療を受けた人に限られていく。
F 虐待を犯す親には、うつ病が多い。広凡性発達障害を
  持っている場合も多い。親子のアスペルガー問題とも
  いう。親子の平行治療で8割は改善する。
G 0歳で危険性のある子は結構いるが、大多数の障害は1歳
  とか2歳になるにつれ消えていく。DNAの復元力・リセ
  ット機能は強い。
H 自閉症は遺伝的関与が否定できない。一番低いデータで
  80%、一番高いデータで90数%を示している。この
  数字だけを見れば心配だが、あっても発現しなければ問
  題はない。親や学校の対応が大事である。
I 近年、親の関わり方が下手になってきている。かかわり
  が難しい子だから余計に増幅される。事態を悪化させる。
J 80年代後半になってから自閉症児は増加してきた。88
  年くらいから塾と学校のダブルスクール、コンビニの広
  がりなど、教育や食のアウトソーシングが広がってきた。
  過剰なゲームや携帯、パソコンは学力を落とす。
K 最近はカルシウム不足が問題になっているが、食生活の
  乱れがもっと問題だ。朝食抜きはダメ、生活リズムを狂
  わせている。発育期の食生活・食習慣は重要だ。
L アソペルガー障害の攻撃性は海馬のドーバミン神経活
  動の亢進と関係している。セロトニン神経の機能低下に
  よる二次的変化が考えられる。セロトニン神経の障害が
  大きいほど、ドーバミン神経の機能が亢進している傾向
  が見られる。
M ドーバミン神経の機能亢進は攻撃性や他の症状との関
  連が指摘されるかもしれないが、優れた記憶力など能
  力に影響している可能性もある。
N 学校教育も大事だが、それ以上に親の教育をどうする
  かということが非常に重要だ。国の少子化対策として、
  ただ子どもを増やしただけではダメで、子どもの豊か
  な心を育てるためにはどうしたらよいかを考えなくて
  はならない。
O「情動と教育」でいうと、一番良いサンプルは被虐待児
  である。彼らの70%が学習障害である。ベッドの回
  りは散乱している。コントロール・計画性・予測など、
  教育とのつながりでを見る一番いいサンプルである。
P 親の被虐待経験が6割、うつ病も発達障害も多い。親
  も苦しんでいる。あたたかい配慮が一番大事である。
Q 暴力の問題は新しいウイルスのようだ。暴力は連鎖す
  るし、虐待も連鎖する。DVを目撃した子は高い確率
  で性被害を受ける。成人になるとDV被害者となる場
  合が多い。
R PETは18歳以下では用いない方が良い。MRIの磁場
  はかなり強く、血液の流れに影響を与えているよう
  だ。
「教育を考える会」報告 [2014年08月25日(Mon)]
8月22日・23日、例年通り「教育を考える会」を開催した。
大学卒業以来なので40回にもなる。課題は重い。内容は深
い。講師はいずれも第一級の人物である。    

1、「今、フクシマを語る』神戸信行
   (福島市青葉学園長・全国社会福祉協議会総務部長)
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2、「時代を拓く聖学院の教育」角田秀明
               (聖学院中・高校 副校長)
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*研究会風景
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3、「“しるし”と社会空間 小貫浩(早稲田大学大学院生)
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4、「工業高校・教育断片」當間喜久雄
            (日本工業大学特任教授)
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5、「日本の生物教育・現状と課題」都筑功
            (全国生物教育学会副会長) 
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6、児童福祉の所問題 神戸信行(福島・青葉学園長) 
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記念写真、高梨・當間・小貫・都筑・桑原
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脳科学の知見@ [2014年08月24日(Sun)]
文科省の脳科学研究のアウトラインです。貴重な内容なので
ご活用ください。シリーズで報告します。
                    
@ 脳は相手の目をみつめてコミュニケーションするように
  できており、顔の認知は脳の中では広い領域を占めてい
  る。顔をみずに済ます事は脳の機能に重篤な影響をおよ
  ぼす。
A 脳は遺伝子で決まるだけでなく、実は環境が神経回路を
  作りこんでいることが明らかになってきている。
B 幼児期が非常に重要で、空間認知・視覚・愛着・睡眠・
  リズム等が「学習・教育」される。睡眠リズムにも臨界
  期があることが分かっている。
C「脳科学と教育」では「分かっていること」と「分かって
  いないこと」「実験中」を明確に区別して発言すること。
  実証基調の研究をすることである。
D 現場でどうすればよいかという共通認識や共通の言葉が
  ないと混乱する。
E 教育や学びの理論基盤作りの戦略として、まずは子ども
  を主役として考える。ヒト脳の形成問題として教育や教
  育システムを考える。スコープは個人・教室・社会まで
  全てを含む。
F 本当に役に立つ教育の考え方、システムづくりを目指す。
G 学習系には2つのものがある。一つはヒト固有の瞬時学
  習系で、一度の体験で記憶して利用できる。海馬を中心
  として全脳的に起こる。しかも、高次認知機能と強く関
  連している。もう一つは繰り返しが必要な山登り型学習
  でスキルや知識の学習によく使われる。これは神経モジ
  ュールが学習するために必要なことである。
H 教育を語る場合には感情系が非常に重要である。学習が
  定着するかどうかは、
  @ インテンシブに学習すること。
  A 知的満足をうること。
  B 先生に褒められる。
 など感情面が大事である。
I*授業では 
  @ がばっと喰らいつく。
  A 脳みそしぼりをする。
  B どんどん書く・どんどん発表する
 などが大事である。
J 構成的知能が動き出すのは、海馬が完成する3〜4歳ご
  ろである。
K 軽度の自閉症は治療によって大部分が治る。早期の段階
  できちんと育てること。
L 人間らしい脳を育てるにはPQを伸ばせばよい。前頭連合
  野の知能を構成するのは、主体性・独創性、好奇心・探
  究心、意志力・集中力といった要素だが、これらはサル
  でも持っている。ヒトには未来志向性と高度な思考力(
  IQg)がある。
M 前頭連合野と大脳辺縁系は相互抑制の関係にある。
N 前頭連合野の臨界期はシナプス増減の推論すると8才くら
  いがピークで20歳位まで続くと考えられる。その時期に、
  一言で言えば社会関係をちゃんとやればいい。
O PQが発達すると、
  @ 前向きで計画的
  A 個性的で独創的 
  B “頭”頭が良くて優れた問題解決能力をもつ
 等になる。
P PQを発達させる要因は
  @ 社会関係をつくること
  A 自由な時間を作ること
  B ワーキングメモリの訓練
 などがあげられる。
Q 前頭連合野に抑制ニューロンがあることがわかった。お
  そらく情動系も抑制するだろう。
R 教育の中で、子どもたちに求めたい能力の多くの部分は
  前頭連合野に帰着するのではないかと考えられる。
S 社会力衰弱の要因として、
  @ 他者とのかかわりの絶対量の不足
  A メデア接触の過剰
  B 体験不足
 などがあげられる。学校では“総合”の実践が大事、親子関係
 は更に大事である。
懐かしの川口市立東本郷小学校訪問A [2014年08月20日(Wed)]
懐かしの川口市立東本郷小学校訪問A
教頭・伊藤正雄先生の案内で学校の外回りを巡った。先生の
専門は理科、本校赴任前は理科の指導主事であった。
観察池に行くと、先生は「これは絶滅機種の水草ですよ。」
といった。
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藻がいっぱい浮いていた。その下をメダカがスイスイ泳いで
いた。藻の中にも準絶滅機種があると言う。自然破壊がこん
なところでも進行しているのだ。
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次に「学校ファーム」へいった。キュウリやトマトはほとん
ど終わっていた。枯れた木から残ったトマトをとって食べた。
うまいトマトであった。先に進むと、陸稲がたくましくすく
すく育っていた。水稲には穂が出始めていた。
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うっそうと茂るさつまいも畑、本格的な畑である。これだけ
あればみんなで掘れる。みんなで食べられる。楽しみだ。

日本地工社宅が移転すると聞いた時、伊藤教頭先生は、すぐ
動き、学校農園として借り受けたという。危機一髪、借りら
れなかったら今の学校農園はない。教育活動も貧しくなる。
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学校の裏に回ると低学年用観察池があった。ここにもいろい
ろな水草が育っていた。
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学校林もきれいに手入れされていた。道も作られ、カブトム
シの箱があった。今年もいっぱい繁殖させ、500匹も分け
与えたと言う。来年はもっとたくさん育て、一般市民にまで
配りたいと言う。素晴らしいことだ。嬉しくなった。
学校は発展する。教育活動は充実する。最善の努力が鍵だ。
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昔の学校農園である。荒れ地を開墾し、次々と農園を広げて
いった。広げるたびに、なすやきゅうり、トマトや枝豆と植
えつけていった。さつまいも畑も増やしていった。溢れるほ
ど収穫があった。子どもたちは喜んだ。
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「教育を考える会」案内 [2014年08月20日(Wed)]
大学以来、長い間仲間たちと小さな研究会を継続してきた。
本年も下記の案内を送ってある。どなたも歓迎です。

拝啓 
 猛暑の中みなさまお元気でしょうか。益々難しい時代にな
ってきました。今年も皆さんと報告・交流・研究を深めたく
あります。万障繰り合わせの上是非ご参加下さい。                                  記         
                      
1 日 時:8月22日(金)19:00〜21:00
    8月23日(土) 9:00〜13:00
2 場 所:川口市立栄町公民館(東口徒歩7分)     
3 講演・報告:丸山雅子(おさなご園長)
        角田芳子(バプテスト幼稚園長)
        當間喜久雄(日本工業大学教授)
        神戸信行(青葉学園長・全国社会福祉協議会総務部長)
        都筑功(全国生物教育学会副会長)  
        桑原清四郎(脳科学教育研究所)
          
*参加者全員15分程度の近況報告お願いします。
4 連絡 048−255−8938(桑原)1
懐かしの川口市立東本郷小学校訪問 [2014年08月20日(Wed)]
19日3:15 懐かしの川口市立東本郷小学校を訪問した。
「子どもとともに 地域とともに」
「友だち大好き 先生大好き 学校大好き」
「川口市立東本郷小学校」
3枚の看板が しっかり貼り付けてあった。学校のキャッチ
フレーズである。地域に対する“学校の決意”である。
一時取り外された時代もあったが、教頭先生が復活してくだ
さった。良かった。有り難かった。
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おめでとう「命の大切さを学ぶ教室」感想文
埼玉県警察本部長賞・原田優美さん 
おめでとう。よかったね。
受賞は教育活動の成果です。結晶です。先生方、子どもたち、
PTAの皆さん、リードする校長先生・教頭先生 本当にあり
がとうございました。嬉しいです。
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祝6年男子優勝
祝6年男子優勝
川口市スポーツ少年団駅伝競技大会
平成26年度NHK学校音楽コンクール埼玉大会2年連続銅賞
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平成26年度川口市水泳記録大会フリーリレー男子第一位 
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懐かしの校長室、思い出深い歴代の校長先生方の写真、
現在の校長は、高橋光代先生である。右から3人目が私。
金子健二先生作「少女と夏水仙」が時計の下に飾ってあっ
た。テーマは「献身と奉仕ー他者のために命を捨てるー」
である。
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帰途、懐かしのスーパー「そうます」に立ち寄った。
高橋さん(82歳)は元気であった。社長を退き、会長と
なっていた。一途に「地域への貢献」に生きてきたとい
う。正直に・誠実に、死にもの狂いで働いてきたという。
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「脳科学と教育」メモI [2014年08月19日(Tue)]
「脳科学と教育」メモIを送ります。
  
@ 脳にとって「確信」こそ「実現」の最も重要な要素である。

A 光計測用カメラは通産省が5年半の苦闘の末完成した。0・
 6ミリ秒ごとに脳の16384ヵ所から10マイクロメート
 ルの空間分解能力で実時間計測できるようになった。

B ニューロンは(樹状突起)1万〜10万の入力で(軸索)ひ
 とつの出力をする。1万以下だと出力しない。 

C ニューロン自体が分化したコンピュータである。人間の脳は
 1000億のコンピュータからなる巨大な情報システムであ
 る。

D 細胞の重さは10億分の一gほどである。1ミリの50万分
 の一のDNAを切断するのも酵素である。

E 遺伝病というのは酵素の欠損・異常である。

F ゲノムは可能性・ポテンシャルであって何と出会うかによっ
 て何ができるかが決まる。

G 場に応じて遺伝子の再編成が起こる。

H 自己組織系→自己複製系→自己創出系へと進む。

I 人間の心は、ニューロン・シナプスと神経伝達物質によって
 微妙に形作られる。

J 持って生まれた遺伝子を伸ばしていくことが教育である。

K 自然科学は開放系の科学であり、脳は当然開放系である。

L 脳科学は人と自然、社会の不調和を解消する共通の土俵であ
 る。

M 脳は、入力によって活性化され、出力によって学習効果を生
 む。

N 報酬系は35%、罰系は5%

O Rループができると比重が上がる。遠心分離機を使い、1分
 間3万5千回転で2日間回すと一立方センチ当たり0・02
 gの差まで分離できる。

P スクリーニングによって6,000分の38まで選別する。

Q 脳を研究すればするほど、学校での教育より0歳から3歳ま
 でが大事とわかる。

R 押し付けは×、「こうしたらどう!」がよい。テレビ・ビデ
 オ・ITは×

S 大事なことはシンプルである。生活時間のコントロール、ス
 キンシップ、コミュニケーション、定時に食事し定時に寝か
 せる。早寝・早起き・朝ごはん、読み聞かせである。

@ 繰り返しが基礎基本を身に着けるのに大切である。2学年前
 の問題から入るのがよい。5年なら3年の問題は簡単にわか
 る。3年の問題を一つ二つ質問し、4年の問題をやらせ、本時
 課題に入るスッキリわかる。原理は習熟度を生かした指導で
 ある。

A こどもは先生を見ているのです。子どもは先生を知っている
 のです。この先生はわからせようとしているのか。可愛がっ
 てくれるのか。本気なのか。愛があるか。誠実であるか。子
 どもたちを誤魔化すことはできません。

B 子どもたちは、もしも困ったことが起こったら、愛を持って、
 対応してくれるものと思っているのです。身捨てられたり、
 切り捨てられるとは思っていません。安心しているのです。
 信頼しているのです。裏切ってはいけないのです。

C 「学校力」と「教師力」で子どもの「人間力」は育つのです。
 基礎学力も、迷惑をかけない力も、切磋琢磨する力も、ま
 た意欲も、忍耐力も、育まれるのです。大事なのは、学ぶ意
 欲・学習習慣・規範意識・体力・読解力などです。

D 「人間力」の基礎は、
 家庭では
  @「早寝・早起き・朝ごはん」 
  A 運動習慣 
  B 食育 
  C 性教育、
 学校では
  @ 社会の形成者としての自覚 
  A 人間性・感性 
  B 体力 
  C 国語力 
  D 理数教育、外国語
 などです。 

E 授業では、「教えて考えさせる」のです。

E 「よく学び よく遊び 心身ともに健やかな子ども」が直近
  の目標、中間の目標は「高校を中退しない子ども」、最終
  目標は「社会の中で生きてゆく力を持った子ども」です。

F 「教育は人なり」です。よい教師は
  @ 教職に対する強い情熱
  A 専門家としての確かな力量(授業力)
  B 総合的な人間力を持っています。
 授業力の構成要素は、
  @ 使命感(長期的エネルギー)・熱意(短期的エネル
    ギー)・感性(センサー) 
  A 児童・生徒理解 
  B 統率力 
  C 指導技術 
  D 教材解釈・教材開発 
  E「指導・評価の計画」の作成と改善(東京都教師道場)
 
*「教育は愛 愛こそ教育」です。これが全てのすべてです。
「脳科学と教育」松本元H [2014年08月17日(Sun)]
「脳科学と教育」メモHを送ります。

・物事には順番と方向、位置づけと働きがあり、脳の働きと
 して指令が出されます。以下は松本元博士(理研)の見解
 です。

@ 脳はアレゴリズム(情報処理)を自動獲得するシステムで
  ある。

A 遺伝は、長い進化の時間、35億年の中で獲得されたアレ
  ゴリズム装置である。脳と遺伝の二重構造である。

B 脳が獲得できるアレゴリズムの限界は遺伝的に規定されて
  いる。

C 脳型コンピュータの研究開発は、アレゴリズム自動獲得が
  最終目的である。

D 生物の存続は、環境との適合性が試され、合格したDNAの
  順序配列が生き残る。

E 効率は悪いが、一度獲得したものは保存され階層構造化さ
  れるので、アレゴリズムが蓄積される仕組みになっている。

F 原始的な生物からヒトになるまでの全ての遺伝情報がDNA
  の中に保存されている。

G ヒトは動物遺伝子は持つが、動物はヒト遺伝子を持たない。

H 人は動物の真似ができるが、動物は人の真似はできない。

I「人は触れるものに似る」が、遺伝情報にないものは出な
  い。

J 何事も「合脳的」でなければ、成功しない。混乱を生むだ
  けである。

K シナプスメモリの量が閾値を超えれば伝達効率は高まり、
  達しなければ低下する。これが学習の基盤である。

L 効き目がないことはダメ、ただし今効き目がなくとも教え
  るべきことは教えておくことが大事である。

M 脳に入った情報は消えることがない。想起できないだけ。
  いずれ生きてくる。

N 脳はそれまでの体験や学習の組み合わせによって、あらか
  じめ答えを用意していて、新たな入力情報に応じて答えが
  検索され出力が得られる。

O 仮説・実験・検証、第一次感想・前時の想起などは実践の
  成果である。

P メモリは消去不能、答えは分かっている。出ないだけであ
  る。

Q ある状況の中で起こったことは、似た状況の中で復元する。

R ワーキングメモリが日常使われ、潜在記憶は隠れている。

S 遺伝は長年の経験の積み重ねが文化・伝統のように血肉化
  されたもの。

21 (習慣は第二の天性である)無意識のなかで噴出してくる。
  努力なしにできることは遺伝である。脳は日々の適合・
  対処によって変容してくる。

22 シナプス・ニューロンは日々が勝負、瞬時・瞬時の判断行
  動が決定する。習い性になれば遺伝子に繰り込まれる。

23 脳は「価値と認知」の二重構造によって情報の選択を行っ
  ている。

24 まず、仕事に一歩踏み出すこと、それによって、脳がその
  方向に向け焦点的に注意し、活性化する。いくらグズグズ
  していても脳は空回りするだけで意味はない。竹馬方式で
  ある。じっとしていてもダメ、まず一歩踏み出すこと。

25 入力情報の意味を即座に判断し、そのための認知情報処理
  をおこなう。

26 出力を生じさせない弱い刺激であっても繰り返し脳に入力
  されると学習効果が生じる。

27 生後9日目の赤ちゃんでも快・不快の情報は備わっている。

28 脳は「できる」と確信すれば「できる」方向に向かって脳
  の活性を集中して、できると確信することを実現するよう
  に働く。
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情報肥満 (07/16)