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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


中野信子:脳科学からみた「祈り」B [2013年11月06日(Wed)]
中野信子:脳科学からみた「祈り」B

7 祈りこそ良薬――脳と免疫力の関係 
・ 新薬の効果は、プラセボ効果を上回った分だけ「真の薬
  効」として認められる。
・ プラセボ薬効果は3割程度あり、効くと思い込んで飲む
  ことで本当に効くのです。
・ 人間は本来「生きたい!」という意志の塊、病気になっ
  ても治そうとする働きが自然におこ「自然治癒力」とい
  う。
・「祈り」→「オキシトシン」→「自然治癒力」と連動し
  ていく。
・「絶対に病気にならないぞ!」と気力が漲っている時に
  は、免疫機構が活発に活動し、感染症にもかかりにくい。
・「祈り」こそ「最高の良薬」・「天然の妙薬」です。
・ 脳はすぐには変われない――日々祈り続ける大切さ
・ 普段全く祈らないのに、「困った時の神頼み」で、一時
  的に猛然と祈ったとしても、そのことで脳に変化を及ぼ
  すとは考えにくい。筋肉トレと同じである。「毎日・少
  しづつ・継続して」「適時・適量・適切に」実行するこ
  としか効果は出ない。
・「良い祈り」によって、プラスの刺激を日々与え続け、
  それに応じて脳細胞がプラスの変化を遂げ、そのことに
  よって「祈り」が叶うのです。日々祈ることです。
・ 細胞の入れ替えは、皮膚や筋肉などではおよそ3カ月、
  骨はもっと長くかかる。「祈り」も3カ月以上継続すれ
  ば、明らかな変化がおこる。
・ 何があろうとなかろうと日々変わらず祈り続けること。
  それが「良い祈り」です。
9 祈りは惰性になりやすい
・ 脳の省エネ志向は生存本能に直結しており、強固に「ル
  ーテン化」しようとする。
・ 考えなくとも、無意識にできるよう習慣化させる。日常
  の行動を効率化するが、マンネリ・惰性も生む。刺激が
  ないと脳は働かない。刺激の分だけしか働かない。
中野信子:脳科学からみた「祈り」C [2013年11月06日(Wed)]
中野信子:脳科学からみた「祈り」C

1 脳科学からみた幸福な人、不幸な人
 ・ 幸福感を科学的に測るには?
 ・ 釈尊:「人生で一番大切なことは何でしょうか?」と
   聞くと「幸せになることです」と即答した。
 ・ 恋愛やグルメで喜びや興奮を与えるのを「神経伝達物
   質」と呼び、幸福感や快感をもたらす物質を「脳内快
   感物質」という。fMRI、SPECTで観察できる。
 ・ 利他行動は、脳にとって「快感」でもある。根源的な
   脳活性の原理・生命の原理だ。
 ・ 褒められる・良い評価を受けるなど、社会的報酬を受
   けると線条体の一部が活動する。
 ・「利他行動」は他者からの良い評価が必ずしも必要ない。
   無くても納得・満足がある。
 ・ 内側前頭前野が自分の行動をつぶさに監視し、OKの印
   として、内面に喜び報酬が与えられる。 内側前頭前野
   は「社会脳」と呼ばれる社会性中枢である。
  *天台大師の「摩訶止観」巻8に良く似た働きをする「
   同生天」「同名天」がある。
  *ジョージ・プライスは、「愛他主義はいのちの原理」
   とし、数学的に解き明かした。
  *愛他の対極は「ひとりよがり」、幸せに「しない・
   させない・続かない」
2 祈りがもたらす鮮烈な幸福感
 ・「方向定位連合野」:「自分」と「他人」の境界を認
   識する部分。「自分が孤立したものではなく、万物
   と分かちがたく結ばれている直感」「時間を超越し、
   無限がひらけてくるような感じ」
 ・ 困難を乗り越える達成感を脳は喜ぶ。
 ・ 困難を乗り越え達成感・喜びを感じると報酬系が活性
   化し、脳内快感物質が盛んに分泌される。
 ・ 平穏無事な人生よりも、様々な困難が次々と襲ってく
   る人生のほうが、それを乗り越えるたびに深い幸福感
   を感じることができる。
 ・ 対話こそ、脳を育てる最高の「刺激」
 ・ 言語情報よりも口調やトーン、表情などの「非言語コ
   ミュニケーション」からたくさんの情報を得ている。
   メールのやり取りは言語情報のみで脳への刺激が乏し
   い。
 ・ メラビアンの法則「言語情報7%、視覚情報55%、
   聴覚情報38%」
 ・ 対話のない孤独な生活では、脳が受ける刺激が乏しい
   分、脳が受ける刺激が少なく、神経ネットワークの成
   長が抑えられてしまう。
 ・ 日本がいくら経済的に豊かであっても、協力・共助、
   対話・交流のない無縁社会である限り、「幸福度ラン
   キング」が上昇するはずがない。
 ・「幸福度ランキング」は福井がトップ、富山・石川・
   鳥取・佐賀と続き、東京38位、大阪が最下位。世
   界では、デンマークなどの北欧諸国がもっとも幸せ
   な国に入り、貧困にあえぐアフリカ諸国や旧ソ連圏、
   東欧圏の国々は幸福度が低い。
 ・ 何歳になっても、人は変われる。
 ・ 1998年 神経新生を発見(エリクソン・ゲージ)
   した。大人の新生細胞は刺激が乏しいとすぐ死んでし
   まう。適切な刺激が連続的に入るとネットワークの一
   部として機能し、活性化していく。
 ・ 脳を若く保つには、適度の刺激と適度に困難な課題を
   乗り越えていくことが必須である。
3 学びつづけ、成長しつづける幸福
 ・「全ての人間は生まれながらにして知ることを欲する」
                 (アリストテレス)
 ・「新規探索遺伝子」Novelty Seekerがある。遺伝子
   にも繰りこまれた人間の本能だ。
 ・「知的欲求が旺盛な個体のほうが、生存に有利」であ
   る。
 ・ 難問が解けた時、強烈な快感を覚え、幸福感に満たさ
   れる。
 ・ ノーベル賞を受けるほどの一流の学者は「もっと知り
   たい」「この謎を解きたい」という強い知的衝動を持
   つ。その力に突き動かされ研究し、その結果ノーベル
   賞がついてきたというのが実感であろう。受賞者の大
   半が「結果ノーベル賞」だと思う。
 ・「社会に出たらもう勉強なんかしない。」「本も読ま
   ない」では、余りにも残念!!
 ・ 学び続け、成長し続け、達成を繰り返すこと。それが
   脳の幸せ、人の幸せである。
 ・ 脳にとっての幸福とは静的・固定的なものではなく、
   変化のダイナミズムの中にこそあるのです。
中野信子:脳科学からみた「祈り」D [2013年11月06日(Wed)]
中野信子:脳科学からみた「祈り」D

4 対話こそ、脳を育てる最高の「刺激」
 ・ 言語情報よりも口調やトーン、表情などの「非言語コ
   ミュニケーション」からたくさんの情報を得ている。
   メールのやり取りは言語情報のみで脳への刺激が乏し
   い。
 ・ メラビアンの法則 「言語情報7%、視覚情報55%、
   聴覚情報38%」
 ・ 対話のない孤独な生活では、脳が受ける刺激が乏しい
   分、脳が受ける刺激が少なく、神経ネットワークの成
   長が抑えられてしまう。
 ・ 日本がいくら経済的に豊かであっても、協力・共助、
   対話・交流のない無縁社会である限り、「幸福度ラン
   キング」が上昇するはずがない。
 ・「幸福度ランキング」は福井がトップ、富山・石川・
   鳥取・佐賀と続き、東京38位、大阪が最下位。
   世界では、デンマークなどの北欧諸国がもっとも幸
   せな国に入り、貧困にあえぐアフリカ諸国や旧ソ連
   圏、東欧圏の国々は幸福度が低い。
5 何歳になっても、人は変われる。
 ・ 1998年 神経新生を発見(エリクソン・ゲージ)
   した。大人の新生細胞は刺激が乏しいとすぐ死んでし
   まう。適切な刺激が連続的に入るとネットワークの一
   部として機能し、活性化していく。
 ・ 脳を若く保つには、適度の刺激と適度に困難な課題を
   乗り越えていくことが必須である。
6 学びつづけ、成長しつづける幸福
 ・「全ての人間は生まれながらにして知ることを欲する
   」(アリストテレス)
 ・「新規探索遺伝子」Novelty Seekerがある。遺伝子
   にも繰りこまれた人間の本能だ。
 ・「知的欲求が旺盛な個体のほうが、生存に有利」であ
   る。
 ・ 難問が解けた時、強烈な快感を覚え、幸福感に満たさ
   れる。
 ・ ノーベル賞を受けるほどの一流の学者は「もっと知り
   たい」「この謎を解きたい」という強い知的衝動を持
   つ。その力に突き動かされ研究し、その結果ノーベル
   賞がついてきたというのが実感であろう。受賞者の大
   半が「結果ノーベル賞」だと思う。
 ・「社会に出たらもう勉強なんかしない。」「本も読ま
   ない」では、余りにも残念!!
 ・ 学び続け、成長し続け、達成を繰り返すこと。それが
   脳の幸せ、人の幸せである。
 ・ 脳にとっての幸福とは静的・固定的なものではなく、
   変化のダイナミズムの中にこそあるのです。
7 利他行動で相手が変わるとき、自分も変わる
 ・ 救おうとする相手に働きかけ、相手が変わっていく過
   程の中にこそ大きな幸福感が生まれる。
 ・「ミラーニューロン」1996年 イタリア・パルマ
   大学の Rizzolattiらによって、発見された。
 ・ まるで自分が鏡であるかのように、相手の行動が我が
   身に起きたかのように発火する。脳は「同苦」するの
   です。人の不幸に耐えられないのです。「脳内で一体
   化」するのです。壊れた脳は「同苦」せず、正常な部
   分だけ「同苦」します。
 ・ 日蓮は「菩薩道を行じ続けていく凡夫の姿の中に仏が
   ある」と説いています。
 ・ 真の仏とは、衆生を救うために次から次へと困難に立
   ち向かい、利他の行動を生涯最後の日まで続ける存在
   なのです。
中野信子:脳科学からみた「祈り」E [2013年11月06日(Wed)]
中野信子:脳科学からみた「祈り」E

8 運のよい人、悪い人――より多くの人に配慮できるか
 ・ 論文「他人に配慮できる人は運がいい」は「運」の科
   学的アプローチである。「認知的焦点化理論」「ヒト
   が心の底で何に焦点をあてているか?」によって、そ
   の人の「運の善し悪しまでが決まってくる」という。
 ・ 利己的な人ほど、自分は幸福でないと思ったり、周囲
   の人々に比べて不幸だと思う傾向が強い。
 ・「配慮範囲」の広い利他的な志向をもつ人は、よい人
   間関係を持続的に築けるため、自分の周囲に盤石な
   ネットワークを作る。みんながこぞって助けてくれ
   る。「運の良さ」も開けてくる。
 ・ 地球の歴史を考えると、数え切れない生物種が絶滅す
   る中で、人類は「共に助け合う」ことで生き残り、現
   在の繁栄を築いてきた。
  *プライス博士は「いのちの原理」の数式化に成功し
   た。
 ・「利他の行動」で快感を覚えるのは、私たちが「助け
   合うことで生き残ってきた人間たちの子孫」だから
   です。
 ・ 人と人が理解し合うのは困難な道のりです。だからこ
   そプロセスの一つ一つに幸福をもたらすポイントがた
   くさん埋め込まれているのです。
 ・「自分は愛されている」が自己肯定感・自己評価・幸
   福感に直結します。
 日本の高校生調査(◎・○・△・×)
  @「自分は価値ある人間だと思う」
   ・ 日本7.5% 米国57.2% 中国42.2% 韓
     国20.2%
  A「自分は自分に満足している」
   ・ 日本3.9% 米国41.6% 中国21.9% 韓
     国14.9%
   B「自分は優秀だと思う」
   ・ 日本4.3% 米国58.3% 中国25.7% 韓
     国10.3%
  * 自己評価は低いのは高校生だけではありません。日
    本人全体の特徴なのです。
 ・ 軽度のアルツハイマー型認知症の老人でも、「○○さ
   ん、お膳を運ぶ係をお願いね」と役割・責任を与える
   と、それを果たそうと脳がフル回転し症状が改善する。
   脳の神経新生がおこり、オキシトシンなどが分泌し、
   幸福感を覚えるのです。
 ・ 役割を与え、適切なタイミングで相手を褒めたり、親
   愛の情を示したりするサポートを周囲の人がおこなう
   必要があります。
 ・「役に立っている」「愛されている」という実感が幸
   福感を生み、「生きる力」をつけていきます。
 ・ フランクル「夜と霧」生還した人は体力で勝った人で
   はなく、「生きる意味」を持った人たちでした。「我
   が子のために今死ぬわけにはいかない」「やりかけの
   仕事がある。やり遂げるまで死ねない。」等です。自
   殺が年間3万人、連続10年以上、困った。
9 人を育むことの幸福――オキシトシンと人材育成
 ・「人を育む」行動は、それ自体が幸福なことです。人
   の上に立つことは、心構え一つで幸福の拡大につなが
   ります。地位が高くなるほど成長の機会が増えます。
 ・ 心からメンバーの成長を願い、日々そのことを祈り、
   悩み、行動していくならば、脳内にはその都度「幸せ
   物質」オキシトシンが満ち、深い次元での幸福感につ
   ながっていくのです。
 ・ 健康にも寄与します。「同苦」し、解決に心を砕く時、
   悪玉物質「インターロイキン6」や「コルチゾール」
   は抑制されるのです。愛情ホルモンのオキシトシンは
   免疫力を高めます。
 ・ 悪いリーダーには、オキシトシンが分泌されず、代わ
   りに相手を打ち負かしたいと思ったときに出る猛毒ノ
   ルアドレナリンが脳内を満たしていきます。本人も部
   下も、更に家族まで不幸にします。不幸の連鎖を拡大
  ・増幅するのです。
中野信子:脳科学からみた「祈り」F [2013年11月06日(Wed)]
中野信子:脳科学からみた「祈り」F
10(利他に溢れた)自分をどんどん拡大すれば「利他」
  が自分に跳ね返り、自分も豊かにしてくれる。「利
  己」も満足させている。
 ・世の名将や名経営者は部下を骨肉を分けた我が子のよ
  うに可愛がることができた人でした。松下・ 本田・井
  深3社長は本人も部下も大きく成長したのです。会社
  も大きくなりました。
 ・「人を育む幸せ」「利他の幸福」「配慮範囲の拡大」
   社長でもダメな人はいるし、一社員であっても会社
   全体のことをつねに思っている人がいるのです。
 ・ 日蓮:「一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦と申
   すべし」
 ・ 末期がんのケア看護師は「ヘルパーズ・ハイ」を起こ
   す。「利他行動」は何よりも自分の喜びであり、楽し
   みでもあるのです。徹底した「自己犠牲」には深い幸
   福感があったことでしょう。
 ・「縁起」は仏教の根幹をなす思想です。「この世のす
   べて相互に関わりあって存在しており、 単独で存在
   しているものはない」と言うことです。
 ・ 自分とすべての他者は、根源的につながっている。利
   他行動といってもじつは利己と地つづきなのです。
 ・ 利己の幸福から利他の幸福へ。安穏を求める静的な幸
   福から、困難に挑戦し続ける動的な幸福へと行動を転
   換して欲しい。
 ・ 脳科学の最先端は、これからの時代にふさわしい新し
   い幸福のあり方を指示しているのです。
◎エピローグ――逆境こそが脳を鍛える。
 ・ 脳にとって最高のトレーニングとなるのは、ゲームな
   どではなく、なんらかの逆境を必死で乗り越えていく
   経験です。仕事・家庭・近所隣の困難に立ち向かい解
   決する努力そのものです。
 ・「何度も修羅場をくぐってきた人は、人間としての底
   力が違う」
 ・「人生には逆境があった方が、脳のためにはよい」
 ・「よし!必ず乗り越えてみせる」ファイテングを取っ
   た瞬間、脳も闘う態勢をとります。闘うための神経
   伝達物質が、脳と体内を駆け巡り、脳細胞が発火し、
   シナプスやニューロンが伸びて繋がっていくのです。
 ・「いまこそ脳を鍛えるチャンスだ!」と叫んでほしい。
   一念が変われば脳も変わる。
 ・「利他行動は自分自身も幸福にする」」
 ・「逆境の多い人生は、むしろ最高に幸せな人生になり
   得る」
 ・「3:11東日本大震災・原発事故・放射能の逆境今
   こそ、あなたの力を最大限はっきし、もっと強くな
   っていくための鍵があります。
 ・「ああ、もうダメだ」といった瞬間に、脳も「逃げの
   方向」に変わってしまう。
メモ
 ・ 祈りは十人十色・千差万別
 ・ ネガテブな感情は、コルチゾールを過剰分泌し、海馬
   を萎縮させる。
 ・ 良い祈りは「βエンドロフィン」「ドーバミン」「オ
   キシトシン」を分泌し、良い動きを生み出す。
 ・「βエンドロフィン」は脳の活性・免疫力をつけ、記憶
   力や集中力を増す。
 ・「オキシトシン」は「愛情ホルモン」と呼ばれ、愛おし
   さを生み出す。記憶力も高める。
 ・ 敵対心は、「アドレナリン」「ノルアドレナリン」(怒
   りのホルモン)を分泌する。
 ・ 前向きな心・笑い・感謝の気持ちは、多幸感や快感を生
   み出す。
 ・「オキシトシン」は、愛おしさを生み出すもと。
 ・「南無妙法蓮華経」は響きに、深遠な意味合いや力強さ
   がある。イメージを生む。
 ・ 海馬は「展望的記憶」(Prospective Memory)をコ
   ントロールしている。
 ・ いつも「祈る人」ほど「展望的記憶」を持って生きてい
   る。
 ・「祈り」こそ「最高の良薬」・「天然の妙薬」
 ・「困った時の神頼み」では脳に変化を及ぼさない。継続
   が大事である。
 ・ 祈りは惰性になりやすい。
 ・ 幸福感は愛他・利他行動から生まれる。
 ・ 愛他・利他行動は、生命の根源的な原理だ。
 ・ 祈りは鮮烈な幸福感をもたらす。
 ・「方向定位連合野」は、自分と他人の境界をなくしく
   場所である。
 ・ 万物と自分が分かちがたく結ばれていることを直感さ
   せる。
 ・ 脳は困難を乗り越える達成感を喜ぶ。
 ・ 対話こそ、脳を育てる最高の「刺激」
 ・ 脳を若く保つには、適度の刺激と適度に困難な課題が
   必須
 ・ 難問が解けた時、強烈な快感を覚え、幸福感に満たさ
   れる。
 ・ 脳の幸福は変化のダイナミズムの中にある。
 ・ 脳は同苦する。人の不幸に耐えられない。
 ・「認知的焦点化理論」では「運の善し悪しまでが決ま
   ってくる」という。
 ・「配慮範囲」の広い人は、自分の周囲に盤石なネット
   ワークを作る。
 ・「自分は愛されている」:自己肯定感・自己評価・幸
   福感に直結する。
  *自己評価は低いのは高校生だけではない。日本人全
   体の特徴である。
 ・ 世の名将や名経営者は部下を我が子のように可愛がっ
   た。松下・本田・井深社長
 ・「人を育む幸せ」がある。「利他の幸福」がある。
  「配慮範囲の拡大」OK!
 ・ 日蓮:「一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦と申
      すべし」 

「脳科学ブログ」検索数10月分報告 [2013年11月05日(Tue)]
「脳科学ブログ」検索数10月分を報告します。
      
        10月合計

1 訪問者数  5,680人(最多人数日241人)
2 P V 数  24,875PV(最多PV数1170pv) 
3 P V 数合計 43万9,720pv 
4 部門別順位(10月5日調べ) 
   「脳科学ブログ」・・・253万中第1位
   「脳科学と教育」・・・113万中第4位
   「脳科学」・・・・・・194万中第27位
 
 ありがとうございました。
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