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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


第28回 感性・脳科学教育研究会 例会報告2 [2009年11月11日(Wed)]
 2番手は鷲宮高校の閑野忍先生、演題は「書の歴史と書家の仕事」であった。まずは書の歴史であった。

 甲骨文字から篆書・隷書へ、殷・西周から秦の時代まで、歴史を踏まえ書体の成立について解き明かした。


 私たちにも文字の生誕が文化創造であることがわかった。それから草・行・楷書へと書風の変遷を語った。深いうなずきがあった。

 閑野忍先生も本格的に書き始めて30年となる。一山一山上り続けているがまだまだ先が見えないと言う。どこか書道家井上有一に似ているとふっと思った。

「芸術と脳科学」は底が深い。科学者は芸術を求め、芸術家は科学をめったに求めない。(教育者は科学を求める。生徒の指導に原理性や普遍性を求めるから) 芸術家は科学者を相手にしない。芸術家は自分をしってくれる人を求め、科学者はあまり求めない。いずれの日にか脳科学が両者の橋渡しする時代が来るであろう。
第22回 研究会報告 [2008年06月07日(Sat)]
6月7日 第22回感性・脳科学教育研究会をおこなった。
講話・報告者は、前列左より閑野・福嶋・高梨・永瀬であった。

学生時代はサッカーの名選手、大宮高校時代は「鬼の永瀬」
生徒指導一筋、ライフワークは人権同和教育、78才 語る言葉に
真実がこもる。

5時過ぎても終わらず、喫茶店に場を移して研究を継続する。

8月は休み、次回は10月4日(土)

・「教師の条件を考える」永瀬正臣(元高校長)
 ソウルオリンピックでは盧泰愚の隣に座った先生。
 現職時代の経験を踏まえ、明治学院大学での講演をもとに話す。
 真理・真実は色あせることがない。見事である。
・「78年の歩みと見えてきた脳の問題」 高梨平吉(茶人)
 80年の生涯から見えてきたこと、個人史を語った。今回は、戦前・戦中編で
 あった。戦時下の教育から始まって勢多農林と士官学校で起こったトラブル
 まで抜群の記憶力で語って下さった。自然は農、ヒトは脳という。ヒトの営み
 は全て脳。良いこと半分、悪いこと半分である。実証的な歴史学がほしい。
 後編は後日、楽しみである。
・「循 環 農 法 」 閑野 忍(高校教諭)
 自然が循環しなくなった。農が循環しなくなった。土が循環しなくなった。
 化学肥料・農薬の普及、全てが循環しなくなった歴史だという。「本物志向」
 どころか如何に本物から遠ざかっているかである。複合汚染による現代病の
 出現アトピー・がん・成人病など。自家菜園で土の蘇生からはじめたという。 
・「新年度出発(A君のこと)」福嶋良光(小学校教諭)
 たたく・投げる・ぶっつける・捨てる。予測を超えたことをやり始める。何の悪
 気のなく平気でやる。危険きわまりない。どう対応するか。
 指導のプロたちが多方面から検討。矢作氏は母親の勘と経験から、芳野氏
 (Dr)は心理学の面から白川氏は民事・刑事の面から・・・。
 「A君ひとりの再生のために」同苦する面々。尊いかな!
第4回公開セミナーのご案内 [2006年07月28日(Fri)]
感性・脳科学教育研究会よる公開セミナーが開催されます。

今回のテーマは、「親が変われば子どもは変わる!」
ということで、家庭からの教育再興を目指して行なわれます。

詳しくは以下のとおりです。ぜひ!ご参加ください。

2006年7月30日(日) 13:00〜16:20
日本財団ビル(港区赤坂1-2-2)
参加費:1,000円
出席者:
・高橋史朗氏
・長田百合子氏
・石間戸宗明氏
アートセラピーと脳科学 [2006年07月03日(Mon)]
以前に告知した<感性・脳科学教育研究会>セミナーの報告書についてのlogが大変遅くなりました。

次回以降についても必ず日本財団図書館に順次掲載していきます。
作業が遅れがちであっても見捨てずお付き合いください。

『アートセラピーと脳科学』
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2005/00006/mokuji.htm
特別支援教育に活かす [2006年04月13日(Thu)]
日本財団公益チームでも参画している「感性・脳科学教育研究会」のセミナーが開催されます。

今回は『脳科学を特別支援教育に活かす!」というテーマです。

 日時:2006年4月23日(日)13:00〜16:00
 場所:日本財団 大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
 定員:250名
 参加費:1,000円
 申込み・問合せは、感性・脳科学教育研究会
 事務局 UIゼンセン同盟(TEL.03-3288-3687)

 講師:坂口しおり(東京都立八王子東養護学校教諭)

 プロフィール:

筑波大学大学院教育研究課修士課程を修了。言語聴覚士、臨床発達心理士。
現在、東京都立八王子東養護学校教諭として言語指導に携わる。
日本INREAL研究会東京支部長、多摩リハビリテーションセンター非常勤講師を兼ね、指導法の普及と指導者の育成に努めている。
専門は、重度重複障害児及び肢体不自由児へのコミュニケーション指導、インリアル・アプローチ、健常児のコミュニケーション発達など。
主な著書(共著)は、『インリアル・アプローチ』『肢体不自由児教育実践講座』


より詳しくは日本財団コミュニティサイトのCANPANニュースに記載しました。
https://canpan.info/open/news/0000000929/news_detail.html
アートセラピー [2006年03月24日(Fri)]
感性・脳科学教育研究会では定期的にセミナーを開催しています。
以下は、2月23日に行なわれたセミナーの紹介記事です。

芸術造形研究所のWEBサイトより抜粋しました。

******

■2月23日の感性・脳科学教育研究会セミナーで、金子健二(芸術造形研究所代表)が「アートセラピーと脳科学」をテーマに講演いたしました。

このセミナーは、脳科学の研究に基づく研究者と教育者の共通の場として感性・脳科学教育研究会が主催する公開セミナーで、記念すべき第1回目の講師として、芸術造形研究所代表の金子健二が招かれました。

会場となった東京都港区の日本財団大会議室には感性・脳科学教育研究会メンバーや一般の参加者約100名が集まりました。

「アートセラピーと脳科学」をテーマにした講演では、脳科学に基づいた独自のカリキュラムを実際に体験するワークショップも行い、参加された方々から大きな関心をお寄せいただきました。
******

このセミナーの模様を収録した、画像入りの報告書が完成しました。
近日中に日本財団図書館にアップします!

過去に行なわれたセミナーの報告書はこちら
脳科学を教育に活かす!「ゲーム脳への対応」
脳科学を教育に活かす!PartU「セロトニン欠乏脳」
感性・脳研セミナー [2006年02月13日(Mon)]
桑原校長提供「脳科学の知見を生かす」シリーズの更新が滞っております。
同シリーズは(20)まで続きますので気長にお付き合いください。

今日は感性・脳科学教育研究会のセミナー情報です!
※今回は、映像や粘土を使用したワークショップ風のセミナーになる予定です。

プロフィール欄にも書きましたとおり、感性・脳科学教育研究会が脳科学ブログの主要な情報源です。
こちらの過去のセミナー情報、報告書も現在、日本財団図書館でアーカイブ作業中なのでお楽しみに!



5/5追記:遅ればせながらこちらの記事にもリンクしました!!

過去のセミナー記録
脳科学を教育に活かす!「ゲーム脳への対応」
脳科学を教育に活かす!PartU「セロトニン欠乏脳」
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