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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


原発再稼働! 注意して下さい。遺伝子の変異 [2021年04月19日(Mon)]
 原発の再稼働がきまった。エネルギー問題は国家にとっても国民にとっても大問題だ。
多方面から利害得失を検討していただきたい。将来に禍根を残す。

ニューロンのレベルで何が起こるかは、大重要課題である。
放射線が当たると正常細胞でもポリープや良性腫瘍が生まれ、10年から30年後にはガン化することがわかっている。

 50年前、筑波大にいた友人が、
「桑原さん、放射能って大変だぞ。動物に浴びせるととんでもないことが起こるんだぞ。」と教えてくれたことがあった。

 遺伝子に変異が起こることは研究室ではみんな知っていた。人工放射線からDNAを守る方策は50年たっても開発されていないようだ。学者・研究者が分かっていながら、企業経営者が儲けだけで国民にウソをつき、長期的に見たら国家にまで被害を与えてはいけないのだ。

 「今だけ・金だけ・自分だけ」は止めてほしい。

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 いのちの働きは脳波に現れる。遺伝子の発現もニューロンの働きも脳波に現れる。
胎児幼児の時期から幼少期はアルファー波が、少年期・青年期にはベータ波やガンマ波がでる。
 いのちにはいのちのいとなみが休むことなく続けられているのだ。
 邪魔をしてはいけないのだ。自分だけのてめに・・・。キャプチャ.PNGyt.PNG
 ヒトが人間になるためには、長いいのちの歴史、その教訓を活かすことだ。
 母親の母胎内でなにをしますか。
 家庭で何を学びますか。
 学校で何を学びますか。
 地域で何を学びますか。

 みんなみんな大事なのです。
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お母さんの質問に答える E [2021年04月16日(Fri)]
       お母さんの質問に答える E  


 食事の好み・好き嫌いがでてきた子への上手な声かけ・援

 助の仕方は?


*「先生がだしたものは何でも食べる」これが基本です。

  だましだましでも食べさせることができたら、食べ

  

  歌にあせたり、ほめたりしながら工夫して下さい。

  他の子が褒められると自分も褒められたくなります。

  

   しかし、

  無理強いはいけません。不快記憶が一度刻み込まれ

  るとなかなか消えません。一生残る場合があります。



・「いやだ いやだ」をどううまくうけとめたらよいでしょう

  か。


*だまし だましやるか、目先を変えるか、しばらく様子

 を見るか、状況によります。


 「いやだいやだ」は扁桃体の発動です。怒ったり、理

  屈で説得したりしても効果なしです。

  

  情動は受け止め、宥めてあげることが基本です。

  一番効果的な方法は、しっかり抱きしめてやること

  です。私はお母さん方にそう指導してきました。

  全部成功しました。間違いありません。


 「好き・嫌い、快・不快、恐怖・安心」の基本情動の

  中でも、プラス情動「好き・快・安心」に持ち込

  で下さい。


・座っていられない・じっとしていられない子。脳が関係し

 ていると聞きます。その脳の関係と保育士の関わり方があ

 れば聞きたいです。


*先生が余裕を持って対応して下さい。時間をかけて育

 てて下さい。程度ものですが、本はその都度“ダメ

 ッ”と叱り、行動修正をすることです。できたらほめ

 て下さい。ほめられた方向に脳のニューロンは伸びて

 いきます。


 行動の修正は粘り強く繰り返す以外に手はありません。


 高次機能障害・ADHDはであっても改善します。進歩

 が遅いからと言ってイライラしてはダメです。


 養育は愛情・ねばり・繰り返しです。先生にとっては

 「我慢・辛抱・ねばり」を長続きさせることです。


 分別がつき、理解できる年齢だったら、


@  話を聞く時の二人だけのル−ルを作っておく。


A  何をどのようにしていけばよいのか方法を教え、

  約束事を一つずつ作っていく。


B  動いても良い場面をつくり、安定した生活がで

  きるようにするのです。


  腹の虫を落ち着かせて下さい。

  

  親の協力も得て下さい。先生方の力だけでは

  うまくいきません。


・子どもへの正しい注意の促し方について教えて下さい。


上手な叱り方・桑原方式です。参考にして下さい。


@ 間髪いれず、ビッシっと叱る。


A ガミガミ くどくどはダメ


B 説明は単純明快に


C 混乱・混線させるな。


D「注意・叱る・罰」も指導の一つ


E 指導のねらいは「秩序にもどす」ためです。


F「教えて・成功させて・褒める」ためです。

お母さんの質問に答える D [2021年04月14日(Wed)]
             お母さんの質問に答える D

・保護者との対応の中で、子どもとの対応で自分では言

  い聞かせられないので「保育士に言って下さい」と言

  う保護者との関わりについて、どう付き合っていくべ

  きでしょうか。


*子どもは「親より先生が偉い」と固く信じています。

  本能に近い確信です。だから、先生が言った方が効

  果があるのです。何千年も前から教える先生がいて

 子どもを教えていたのです。

  特に、集団の行動規範は先生が教えます。個人的

 なことは親と先生の協力です。バラバラが一番いけ

 ません。子どもが混乱します。脳が混乱すると言う

 ことです。

  親への指導はきちんとやって下さい。善悪・善し

 悪しを教える「先生の権威」として指示してくださ

 い。場合によっては命令して下さい。相談ではあり

 ません。指示・命令です。

  先生を立て、先生のアドバイスや忠告を聴く親が

 本当に賢い親なのです。

 保育・教育の成果は親の賢さに比例します。


・保護者の関わりの中で、同じ設定でお話はしているが、

 保護者のその時の気分でとらえ方がちがってしまい、

 状況が変わってしまった時はどう対処するべきでしょ

 うか。


*前半は仕方がありません。脳の一面です。感情によ

 って受け止めが違ってくるのです。

後半はいけません。気分で行動を決めてはいけませ

ん。だから約束事があり、園の便りがあるのです。

 気分に左右されてはいけません。

共感は示して下さい。

感情を解きほぐして下さい。

でも

約束は守って下さい。

先生が感情的になってはいけません。


感情的になったらまけです。指導者がカメレオンの

ようにクルクル変わってはいけません。


リセット機能を働かせ、基本に帰って下さい。

 

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お母さんの質問に答える C [2021年04月11日(Sun)]
      お母さんの質問に答える C

・目の前で名前を呼んでいるのに反応がないのはなぜで

 しょうか。


*身体と脳が眠っているからです。もう一度「○○ち

 ゃん!」と呼んで覚醒させて下さい。寝不足かもし

 れません。9時までには寝させて下さい。


・保護者で、話をしていても表情を変えない方(無表情)

 への接し方に戸惑ってしまうので、どのようにしたら

 よいでしょうか。


*家庭でほったらかしているからです。押さえつけら

 れているからです。一杯かまってあげて下さい。

  押さえつけないで下さい。

  喜怒哀楽の感情を自由に出させて下さい。


 時間はかかるでしょうが、必ず表情が甦ってきます。

 脳の働きは表情にでます。押さえ込んではいけません。


・毎日の生活の中で扉や柱には気づかない子が、いつもと

 違うものに気づき、それと共にその物にすぐに手を出し

 てしまうのはなぜでしょうか。


*夢中になると他のものが見えなくなる子もいます。

 天才肌の長島選手などその典型かもしれません。


 すぐに手を出すのは、我慢力が育っていないからかも

 しれません。


 制止してもやめないのでしょうか。しばらく様子をみ

 て行動観察してください。


 先輩のアドバイスを受けて下さい。

 先輩には経験の蓄積があります。


お母さんの質問に答える B [2021年04月11日(Sun)]
        お母さんの質問に答える B

・保育士の思いや苦労を理解してもらうのが、昔の子よ
  り難しくなってきたように思うのですがどうでしょう
  か?



* 本当に困ったものです。周りがみんなで脳の発達を

  邪魔しているのです。今のままではもっと悪化する

  でしょう。

    周りの思いや苦労を理解するのは高度な働きです。

  思いは伝わります。話の内容は理解力によります。

  先生が怒っていると止めるはずです。

   喜んでいると安心してもっとやるのです。




・集団行動の中で周囲の子が静かになり、保育士の話を

  集中して聞いている中、鼻歌を歌ったり、独り言を言

  って話を聞いていない子がいます。どのように接した

  らよいでしょうか。




* その都度ビッシと叱り、行動修正をして下さい。

 できたらほめて下さい。ほめた方に脳のニューロン

 は伸びていきます。

   行動の修正は粘り強く繰り返す以外に手はあ

 りません。養育は愛情・ねばり・繰り返しです。

   理屈は弊害が多いです。「だって・だって」

 の言い訳回路を伸ばします。


 23 脳神経の刈り込み.JPG1.JPG

研究報告:脳科学と授業改善ー意欲を生む算数授業の展開ー@ [2021年04月09日(Fri)]

25・6年前に発表した実践論文が出てきたので転載し

ます。現役最後の時代です。


脳科学と授業改善ー意欲を生む算数授業の展開ー @


      元川口市立芝中央小学校 桑原 清四郎

○ はじめに


 ここ10数年 日本の教育は大きく揺れ動いてきた。
教育界は揺るぎなき教育を求めさまざまな試みを続けて
きた。
 文部科学省は平成17年「情動の科学的解明と教育等
への応用に関する検討会」の報告書をまとめ、全国に配
布すると同時にプロジエクト研究を開始した。
 平成19年度には意識学力調査も実施しその結果、学
力・意欲ともに低下していることが判明した。国際調査
「ピザ」によっても同様な結果がでた。
 最大の課題は学ぶ意欲を喚起し、学ぶ喜びを味わい、
更なる挑戦心を育むことであった。
 本校では「脳科学の知見を生かした教育活動の実践研
究」を主テーマに、算数・体育・特別活動の3部門で行
った。その結果、算数検証授業において、「学ぶ意欲・
学ぶ喜び・内容の理解」等の向上について画期的な成果
を得た。

 以下「学ぶ意欲を生む算数授業の展開」について報告
する。

1 経過                           


 校長を定年退職、再任用教諭として「脳科学と教育」
の架橋・融合の研究を開始して2年がたつ。校長時代の
研究を踏まえ、脳科学の知見を生かした授業づくりに全
力を尽くした。
 本校は開校以来30年県内でも最も「民主的」な学校
として知られてきた。多くの労力が注がれてきたが、成
果が見られず生徒指導上も学力向上面でも苦しんできた。
 とりわけ歴代の管理職にとって「茨の学校」であった
という。新任の現校長は「何としても学校を変える」、
「子ども第一の学校を創る」と決意し出発した。流れを
変えるための職員との対立・抗争は1年間続いた。
 2年目の4月新人事が決まると、学校変革の視点を脳
科学に定めた。研究の一の学校づくりであった。
         
2、「脳科学と教育」研究の課題

 @ 学習やパッションの根源(意欲・関心)
 A 学習可能な年齢(臨界期・感受性期)
    B 氏か育ちか(遺伝と環境)
 C 頭の柔らかさ(脳の可塑性)
 D 物覚え(記憶のメカニズム)
 E ご褒美の効果(脳の報償系)
 F リハビリテーション(脳の機能回復)
 G 健やかな老い(加齢と能力維持)(文科省)    

 等であるが、@〜Eを念頭に研究した。


 ○ 教科指導に関わるもの


 @ 注意力・意欲の増進や動機付け、創造性の涵養
 A 適切な教育課程・教育方法の開発
 B 学習障害や注意欠陥多動性障害などへの対応などであるが、
  @〜Bを念頭に研究した。

3 ささやかな実践の試み


 脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質、前頭連合野を一体の
ものと捉え、脳を守り、育み、鍛えるための実践とした。

(1)脳幹を育てる。
 @ 「早寝・早起き・朝ご飯」の奨励 
 A 早起きの奨励・ラジオ体操の推進 
 B しっかり朝ご飯をたべさせる 
 C どんどん遊ぶ 

 D どんどん鍛える 

 E たくさん仕事をさせる 
 F 全校朝読書に取り組む 

DNAからタンパクの構造解明、今や量子遺伝子の時代 [2021年03月20日(Sat)]
DNAからタンパクの構造解明まで、生命科学は飛躍を遂げ、

今や量子遺伝子の世界に踏み込んでいる。

30年・30年と社会は激変し、次の世代にバトンタッチしていく。

75歳になる我々の世代は、今や確実に役割を終えたのであろう。

寂しくもあるが、“これで良し” である。

“ 感 謝 ” でもある。

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人格は「遺伝・環境‣チョイス」で形成される。ー浦安講演ー [2021年03月15日(Mon)]
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頑張っている親・教師・学校・教育委員会・文科省 [2021年02月17日(Wed)]
          学力向上について

 コロナでみんな困っています。コロナ対策が一番ですが子どもの学習、学力の停滞も心配です。そこで今回は 子供の学力と私の取り組みについて述べてみます。
 都会の 便利なところだけが好成績のわけではありません。
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 田舎でも、小さな学校が頑張っているのです。親も教師も学校も、教育委員会も頑張っているのです。教育の大事さを知っているのです。その心は国の隅々まで沁みとおっているのです。日本はそういう国柄なのです。

 他方 「脳科学の知見」も貢献しています。
河浦中学校は学校ぐるみで、鳩山町のA小学校は単独で、浦安市は市を挙げての実践でした。それだけに効果は多大でした。

 さいたま市は市長と教育長が熱心でした。何回もお会いしました。埼玉テレビで何回も対談しました。しかし、現場までは浸透しませんでした。脳科学については無知でした。

 日本の公立学校は関心がなかったのです。国立大学の付属小学校ならできるのですが、そこまではできませんでした。一般の学校では余程のことがない限りできません。
文科省の指導要領に一言書かれていなければ動けないのです。国立大学教育学部の付属小学校ならできるのですが、一般の学校では余程のことがない限りできません。

 埼玉縣でも名門といわれているさいたま市立高砂小学校の校長は、大学時代のサークルの後輩でした。しかし、「脳科学なんて知らなかった」と言っていました。残念ながらそれが現場の実態なのです。

 日本では、文科省、それも初中教育局が本気にならなければ何もできません。現場には届きません。文科省の幹部には脳科学の重要性はわかっています。しかし。一部の補佐官が本気になっても調査官がやる気にならなければ現場は動きません。

 A補佐官は「ぜひ桑原先生の学校を訪問し、脳科学教育の実際を見学したい」と言って検討し始めましたが実現できませんでした。行政には行政に秩序があって、秩序を無視することはできなかったのです。残念なことでした。

 現状では、気が付いた先生が、現場から実践の火の手を挙げ、「結果を出す」 これ以外に突破口はないようです。私のささやかな実践がお役に立てれば嬉しいです。

 
成功!納得! 子育ての秘訣 [2021年01月02日(Sat)]
成功!納得! 

子育ての秘訣 単純ですが実践的な真理です。

参考にしてください。

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 もっとも手堅いのは、「脳科学の知見を生かす」ことです。

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