CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


うつと痛み、医学生が画期的な研究 79 [2013年09月24日(Tue)]
うつには身体の痛みが伴うことがある。

1 うつ病患者のうち、肩凝りや頭痛など体の痛みが多い人
 ほど日常生活に支障を来している。
2 高知大学医学部5年河村葵(32)がイン ターネット調
 査を基に解析。米精神医学誌にこのほど発表した。うつ病
 と痛みの関連は医療関係者でも認知度が低く、河村さんは
 「患者のQOL(生活の質)向上のため、治療の際には痛
 みに注目してほしい」と話している。
3 うつ病になると、神経伝達物質であるセロトニンやノルア
 ドレナリンが脳内で減少。気分の落ち込みや意欲の低下を
 引き起こす。脊髄神経内でも同様に減少するため、患者は
 痛みを感じやすくなる。
4 過去5年以内にうつ病と診断された全国の20〜59歳6
 63人に、インターネットを通じてアンケート。身体的な
 痛みの箇所数と、生活機 能や治療満足度との関連を分析し
 た。
5 その結果、痛みの箇所が増えるにつれて、「入浴や着替え
 などの活動を自力で行うことが難しい」と感じる割合が増
 加。仕事や普段の活動の際、「身体的、心理的理由で問題
 があった」と感じる割合も増えた。
6 一方で、痛みの箇所数と患者の治療満足度との関連は低く、
 患者がうつ病と痛みを関連付けて捉えていないことが裏付
 けられた。
7「うつ病患者が生活 に問題を抱えている場合、体の痛みが
 影響している可能性がある。痛みの有無を聞き取り、取り
 除く治療が必要」と指摘する。
8 論文は7月発行 の「インターナショナル・ジャーナル・
 オブ・サイカイアトリー・イン・メディシン」に掲載され
 た。
9 「医師免許を持たない学生が医学系の論文を書くことは極
 めて珍しい」「経験上で語られてきたうつ病と痛みの関連
 について、生活機能に着目して実証した画期的な研究。実
 際の診療に役 立てていきたい」
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
プロフィール

日本財団脳研さんの画像
日本財団脳研
プロフィール
ブログ
カテゴリ
https://blog.canpan.info/brains/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/brains/index2_0.xml
ブックマーク
月別アーカイブ
最新トラックバック
情報肥満 (07/16)