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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


マウス実験「オペラで3倍以上長生き」75 [2013年09月21日(Sat)]
1 帝京大・新見正則教授の実験は貴重である。応用範囲も
  広い。イグ・ノーベル賞に選ばれたのは有り難い。
2 新見教授は授賞式後、着ぐるみでネズミに扮した共同受
  賞内山雅照さん(31)・金相元さん(34)と、聴衆との記
  念撮影に応じながら満面の笑みを見せたという。
3 心臓移植したマウスにベルディのオペラ「椿姫」を聴か
 せると、聴かせない場合と比べて3倍以上も長生きした。
 ユニークな着想と実験結果が評価され、ユーモラスな科
 学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の「医学賞」
 を受賞した。
4 英オックスフォード大に留学、マウスで無数の移植実験
 を行った1990年代。術後、実験室のどこに置くかに
 よってマウスの生存日数に違いが出ることに気付 いた。
 「術後の環境に原因があるんじゃないか」。実証のため、
 移植後のマウスに音楽のほか地下鉄や工事現場の音、雑
 音を聴かせて地道な実験を重ねた。
5 術後7日間オペラを聴かせたマウスでは、平均約26日
 間と最も長く生存した。また、移植した心臓を拒絶する
 免疫反応を抑える細胞が増えた。人間でも同じことが起
 こるかは分からない。だが、脳に対するポジティブな刺
 激が“延命”に関わっている可能性はあると見る。
6 オペラマウス:平均約26日間、モーツァルトマウス:
 平均20日、音楽を聴かせなかったマウス:7日間生存
 した。音楽が脳に与える影響は大きい。質も問題になる。
7 生きなきゃいけないと頑張る人は長く生き、自暴自棄に
 なり諦めた人は早く死ぬという印象を臨床医は持ってい
 る。『病は気から』はうそではない」
*人間の生体は「生きる・秩序・お役に立つ」という合目的
 性に貫かれている。心臓移植は生体にとって危機状況であ
 る。全力で秩序に復元しようとする。術後の環境が最悪で
 あったらどうなるであろうか。騒音や雑音、争う人間関係、
 イライラ・ピリピリの中だったらどうするか。どうなるか
 。合目的性が破られてしまう。3年以上の差が出る。安定
 した環境がどんなに大事か証明した実験である。有り難い
 実験である。現場に・すぐに・役立つ実験の好例である。
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