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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


統合失調症の末梢血遺伝子は高メチル化 73 [2013年09月17日(Tue)]
統合失調症患者の末梢血ではBDNF遺伝子 は高メチル化
状態にある。

1 BDNFは、神経細胞の増殖や生存に関与している重要
 な栄養因子である。
2 遺伝学的関連や発現量の変動が様々な精神疾患におい
  て報告されている。
3 BDNF遺伝子 のPromoter IとPromoter IV領域につ
  いて、統合失調症患者末梢血におけるDNAメチル化状
  態を測定した。
4 健常者群と比較するとPromoter I領域において有意
  な高メチル化を認め、特に男性患者群において顕著な
  差異を認めた。
5 BDNF遺伝子の多型や変異だけではなく、DNAメチル
  化状態が統合失調症の病態に関わっていることが示唆
  された。
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