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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


1ミリシーベルト=1細胞1回貫通、70兆の全細胞に [2011年05月31日(Tue)]
1ミリシーベルトとは、全身の各細胞の核に平均してT本の飛跡が通ることです。1ミリ=1本、3ミリ=3本、5ミリ=5本貫通するのです。
 細胞の数は1キロ1兆個ですから、60キロの人は60兆個、70キロに人は70兆個です。莫大の放射線飛跡が人体を通ることになるのです。

 普通の光と放射線では大きな違いがあります。
 @ 放射線は、身体を透過します。
 A DNAに傷をつけます。
 B 大量にあびれば死亡します。
 C 少量なら将来発がんの可能性があるのです。

 外部被ばくなら透過したり、塵のように付着したりします。たたき落としたり、ふき取ったりもできます。しかし、内部被ばくはそうはいきません。空気・水・食べ物などを通して体内に入って放射線を出します。
 運よく消化管をとおって外に出る場合もあるでしょう。でも多くは甲状腺や肺や腸などに入ったりして放射線を出します。出し続けるのです。出すたびに細胞に悪さをします。悪さの程度が臓器によって違うのです。放射線の種類もいろいろあって問題を複雑にします。
 素人には分かりにくいのです。取り上げるところによって安全とも言えるし、危険とも言えます。学者・研究者としての良心がかかっているのです。学者はウソを言ってはなりません。学者がウソをいうと全てが狂ってきます。

 放射線量が大量の場合は症状がでるので直ぐ分ります。問題は少量の場合です。スリーマイルやチエリノブエリの例や原発作業者の健康調査などから科学者たちは安全基準を「1年1ミリ」と決めました。作業者は50ミリでした。4000ミリという報道がありました。本当に困ったことです。それでも作業工程は基本的に変わらないと言っているのです。

 被ばく線量と発がんの発生率は比例します。1ミリ1人、2ミリ2人、10ミリ10人、20ミリ20人です。
 発がんの可能性・確率ですから誰に起こるか分かりません。原発推進者、原発利得者に出るわけではありません。反原発に生涯をかけた人に出ることもあるのです。世の中のほとんどの事は因果応報です。「人間はやったとおりになるのです。」それが脳科学の定理です。ところが少量放射線の発がんは違うのです。DNAを傷つけ、10年・20年・30年後に影響を与えるのです。だから困るのです。
 研究は飛躍的に進んでいます。原子力や放射線の研究者とは限りません。分子生物学ではかなりのことが分かっています。本当に危ないのです。特に幼児・子どもは心配です。

 本記事は元放射線医学総合研究所主任研究官崎山博士の資料を参考にして書いてあります。
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