CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


「脳はどこまでわかったか。」 [2019年11月15日(Fri)]

「脳はどこまでわかったか。」

   40年前になりますが、時実利彦教授は「大脳生理学」研究の現場である脳研究施設を案内してくれました。何とも狭い部屋で多くの人が実験しており、場所が狭いので2交代制で実験室を使っているとの説明には驚きました。伊藤正男助教授は、「小脳の働きが抑制性であること」を熱っぽく話してくれました。(井原康夫)


   扁桃体を破壊されたサルは、ヘビを怖いと思わなくなる。


   好きであれ嫌いであれ、生きていく上で意味があるものに反応する一群の神経細胞が4分の一ある。この細胞は、好きや嫌いの度合いが大きいと反応も大きくなるのです。好き嫌いの「評価センサー」の役割りを果たしているのです。


   好き嫌いをぱっと判断することは、動物にとって生き残るために重要だからです。


   人間の場合、ケーキでも太らないために我慢するなど、目先の利益だけでなく長期的な結果もにらんで判断しています。それが前頭前野の働きです。(我慢中枢・思いめぐらし中枢・人間関係中枢がある)(小野武年)


   扁桃体が感情の動きを一手にコントロールしているわけではなく、扁桃体の神経細胞が他の部分と連携プレーしているのです。


   扁桃体には、「生物学的価値評価ニューロン」「聴覚専用評価ニューロン」「体性感覚評価ニューロン」「顔表情選択応答ニューロン」「口腔内感覚専用価値評価ニューロン」「万能価値評価ニューロン」などが発見されている。嫌いな人ニューロン、近づきやすさニューロンともいえる。


   脳の中では、様々なニューロンがそれぞれ決まった担当を持ち、評価を下している。


   バラバラに処理された情報を一瞬にしてまとめる領域もあるのです。「赤い」「帽子の形」「人」「近づく」→「赤い帽子をかぶった人が自分に近づいてくる」などと判断しています。


   運動そのものは筋肉の伸び縮みです。その指令を出しているのが脳です。(丹治順)


   生来の視覚障害者は、点字に触れると第一次視覚野が活発に動く。いつの間にか触覚刺激を処理するようになっていたのです。16歳以上での失明者の場合、一次視覚野は働きません。(定藤規弘)


コメント
プロフィール

日本財団脳研さんの画像
日本財団脳研
プロフィール
ブログ
カテゴリ
https://blog.canpan.info/brains/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/brains/index2_0.xml
ブックマーク
月別アーカイブ
最新トラックバック
情報肥満 (07/16)