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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


視覚について [2019年10月07日(Mon)]
            視覚について

○たった三種類のタンパク質の存在が、多彩な色をとら

 えている。


・一個の細胞が、一個の光子に反応する。驚異的な感度

 をもっている。


・1986年、ネイサンズとホグネスは、青、赤、緑を

 区別する三種類のオプシンを作り出す遺伝子を発見し

 た。


目の細胞は「視覚のコントラスト」をとらえている。


視覚情報は特徴に分けられ、そのいくつかが選択され

 て認識される。


脳は低次や高次の特徴を取り出し、選択的に瞬間ごと

 の視覚的理解を生む。


音が耳の中の膜を振るわせ、感覚細胞を刺激する。


不動毛が押し倒された刺激は、電気シグナルにかえら

 れる。


耳の感覚細胞にある糸が、電流を通すためのふたをあ

 ける。


一個一個の細胞は、特定の音に反応するように調律さ

 れている。


モーツアルトのバックミュージックと友達の会話を脳

 が聞き分けている。


フクロウは、聴空間地図を脳内に作り、暗闇のネズミ

 の位置を知る。


音源を知るための二つの平行した経路がある。


・両耳に届く音の時間差を使って音源の左右を、強度差

 を使って上下方向の位置を判断している。脳の回路は

 ヒトも同じである。


鼻の感覚細胞の先には、においの化学物質を受け取る

 受容体がある。


ヒトは、においを受け取るタンパク質の遺伝子を25

 0〜400個もっている。


一つの嗅細胞は、一種類の受容体しか持たない。


果物と渋味の風味、これらの風味に反応するニューロ

 ンによって、ワインのにおいだとわかる。


・一対の糸球体は、もっぱら一種類の嗅受容体からの情
 報だけを受け取っている
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