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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


脳科学知見メモ @ [2019年09月25日(Wed)]
                脳科学知見メモ @

・毎秒10億回線働くCPより100個の細胞のシナプス

 の性能がよい。

・目で見ている風景と、脳で見ている風景とは同じではな

 い。

  網膜から20%、

  視床から15%、

 結局は全体の3%である。97%は内部情報である。

・「これは机なんだ」と信じ込ませるような強力な機構が

 ないと、見る角度によってクルクル形が変わって見え

 机を机と認識できない。一部を見ただけで机として総合

 する働きがある。

・脳の自発活動が凄い力を発揮する。自発活動の前段階で

 情報を常時アクセスしている。

・脳は経験に基づいて瞬間瞬間に予期・予想・予測などを
 している。*経験が大事、決定的に大事。体験が中験の
 中核。体験の重要性はいくら言っても言い切れない。

・予備知識が大事。バラバラでも結構。予測を立て、あた

 り・外れを繰り返しながら精緻な予測を立てるようにな

 る。

・人間って不思議なものだ。地下鉄内の会話でさえ聞き取

 れる。会話の断片から推測で内容を聴き取る。凄い能力

 を持っている。

・授業中でも、おしゃべりがやまない時には、“ヒソ ヒ

 ソ”を使うと効果がある。

・人間の知識は、予備知識的情報がないと組み立てられな

 い。

マウスは皮質下が皮質をコンントロールし、ヒトは皮質

 が皮質下をコントロールできるように逆転した。これこ

 そ進化史の大革命である。

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