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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


10歳までの子育てが子どもの未来を導く [2016年08月19日(Fri)]
脳の成長は早いのです。脳の基本回路は8歳で95%もできあ
がっていきます。
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豊かな環境はニューロンを発達させます。樹状突起がどんどん
枝分かれしていきます。
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     10歳までの子育てが子どもの未来を導く

・子どもの問題行動は、ある程度のところで歯止めがかかる
 はずだと、70年代ぐらいまでは思われていました。

・ところが、80年代の半ば以降から、暴力にしてもセックス
 の問題にしてもどうも歯止めがかからないところまできて
 しまいました。

・ゲームにしても部屋に閉じこもって十何時間もやり続ける
 ような子どもが出てきました。昨今は「ポケモンGO」です。
 人間の脳はとんでもないことにまで適応してしまうのです。

・脳は、新たなものを次から次へと咀嚼する可塑性をもって
 います。好奇心が牽引車の役割を果たし、限りなく過剰適
 応していってしまうのです。

・子育ては脳の発達・成長をベースに焦らず進めればいいの
 です。

・問題行動が起こるのは10歳ぐらいまでにきちんと育ててお
 かないからです。10歳ぐらいまでにきちんと育てておけば、
 ちゃんと歯止めはかかるはずです。

・8歳のときによくなるためには7歳のとき、7歳のときによ
 くなるためには6歳のとき、5歳、4歳、3歳、2歳、1歳、
 あるいはゼロ歳というふうに、場面場面でのきちんとした
 子育てなり教育なりをしておく必要があります。そうして
 おけば大丈夫です。心配はありません。実証されています。

・世の中にはウエル・エデュケイティッド・パーソンという
 人がいます。非常に紳士的でやさしいし、女性を重んじま
 すし、前向きですし、頭もいいし、性格もいい。

・何でこんなにいいんだろうと思うと、大体そういう人たち
 はきちんとした教育を受けているのです。親がよくて、し
 つけがきちんとしている。家でもしつけが行き届いていま
 すし、何をしてはいけないかという自分の原理原則をもっ
 ています。

・厳しく管理しているかというと、そうではなくて、放すと
 きはぱっと放している。そうでないときは、ビシッとやる。
 その辺のメリハリが非常にいいのです。たぶんそういうふ
 うに育った子どもは、高校に行こうが、大学に行こうが、
 大丈夫でしょう。

・脳科学や心理学の観点からいうと、ジェネラルIQのGを伸
 ばすのがいいのです。

・一般的なIQのGが大事、general intelligenceのG、これは
 前頭連合野の働きです。Gを測るテストをすると、前頭連
 合野がさかんに活動していることがわかります。

・このGが高い人と低い人とでは問題行動の起こし方が全然
 違います。Gが高いと社会的な問題を起こさないし、社会
 的に成功すると言われています。

・つまり、いろんな能力──空間的な能力、数学の能力、国
 語の能力などのひとつひとつがよくてもダメで、本当に重
 要なのは前頭連合野なのです。

・もちろんGにも遺伝的要素はありますけど、環境要因によ
 ってどんどん変わっていきます。前頭連合野をきちんと伸
 ばせばGも伸びる。そういう子どもは、思春期を迎えても、
 大人になっても問題的な行動は起こしませんし、自分で自
 分を制御できるんのです。
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