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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


原子番号113番の発見、学説から定説へ [2015年12月27日(Sun)]
 理化学研究所を訪問した時のことを思い出した。当時、理研
は新元素発見で湧きあがっていた。今頃何を騒いでいるのかと
思った。科学者の発見が世界に認知され、学説が定説になるま
では大変な時間と労力がかかかるのだと改めて知らされている。

    新発見原子番号113番の命名のいきさつ

 理化学研究所は、原子番号113番の新元素の発見競争でロ
シア・米国の共同チームに勝利する見通しとなった。本当によ
かった。科学立国日本の勲章となる。勝利の決め手は実験デー
タの確実さだったようだ。
 発見時期や合成回数では露米が有利だったという。しかし、
質の高さで理研が上回ったようだ。日本人研究者の緻密な頭脳
のお陰である。科学史に残る大きな成果となるはずだ。

 元素は、未確定を含め118番まで見つかっており、米露な
どが国の威信をかけて発見を競ってきた。アジアによる新元素
の発見は初めてになる。新元素の命名権は発見チームに与えら
れる。113番の名称は日本にちなんだ「ジャポニウム」が有
力とみられ、関係機関の承認を得て決定する。

 92番のウランより重い元素は自然界に存在せず、人工的に
合成して発見される。113番は理研と露米チームがともに発
見を主張し、約10年前から専門家による審査が続いていた。

 審査は新元素を認定する国際純正・応用化学連合と、国際純
粋・応用物理学連合の合同作業部会が実施。作業部会は理研を
113番元素の発見者として承認する報告書を化学連合側に提
出、物理学連合側の同意を踏まえて正式決定するという。

学説が定説となるのは大変だ。時間と労力がかかる。ある程度
仕方がないが度を過ぎないようにしてもらいたい。

 それにしても難しい時代になったものだ。科学的な発見も昔
は個人名でよかったかもしれない。ニュートンの法則、パスカ
ルの原理、メンデルの法則・・・。
 しかし、現今の研究、特に物理学研究は大型プロジェクトに
ならざるを得ない。成果も個人と言うよりはグループ、そのリ
ーダーとならざるを得ないだろう。新元素113番はどうなる
のだろうか。発見した研究者の顔が思い浮かぶ。

 研究者の労に報えるためにも個人名くらいは発表してほしい。
特許権の問題も絡むのだろうが、理化学研究所の善処を願う。
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