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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


“エピジェネティック”について [2015年12月14日(Mon)]
遺伝と環境、更にチョイスによって人の一生は造られていく。
3者が色合いをつけながら二重螺旋のように人生をかたちづく
っていく。本人の“チョイス”は、“エピジェネティック”に大き
く影響を与える。

       “エピジェネティック”について

・自然は同じゲノムを用いて異なる種類の細胞をつくる。
・DNAはメチル化とヒストン修飾によって、遺伝子を自在に
 使いこなす
・生まれつきの病気がある。父親と母親の先祖以来の由来や男
 女の在り方まで遺伝子は刻みこんでいる。
・万能細胞は再生医療の鍵となる。細胞のリプログラムとエピ
 ゲノムで臓器までつくるようになった。
・がんはプログラムの異常からおこる。遺伝子の傷や誤った印
 づけによって、がんは発症したり悪性化する。
・食事はメモリーされる。私たちの体質は栄養という環境因子
 に大きく影響される。
・ストレスが脳を変える。苦しい人生の経験や受ける愛情で遺
 伝子の働きが変わっていく。
・“エピジェネティック”な新発見がこれからの医療を変える。
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