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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


脳科学知見メモC [2015年04月24日(Fri)]
        脳科学知見メモC

・ワーキングメモリー設定を100日するとPQの一部が拡
 大する。ニューロンが増えること、海馬が増えること、
 嗅覚でも増える。
・PQは長期記憶を活用する脳領域、知識・経験が海馬を介
 して脳内に蓄積、PQで活用する。
・生物の基本目的は適応性を高めることである。
・年を取ると地域社会とか国、更には人類のことを考える
 ようになる。これは遺伝するし組織の維持や発展にとっ
 て、進化てきにもなくてはならない知能である。
・ヒトにはヒトの生活史があり、40才も過ぎると社会的
 貢献をするのが脳の進化に合っている。(とりあえず5
 0才までは力を蓄えて、その後みんなを幸福にするため
 にガンバルのがよい。)
・「ドーバミンD1受容体PQの正常な発達に必須」これが
 私の大発見(澤口俊之)
・能力ある人間はその能力を正しく行使する責務がある。
・神経細胞が「表面に集まった部分」が脳である。脳は進
 化の最先端、特にPQはそうである。
・匂い細胞は眼窩、嗅覚器官直結
・2〜3%なのに20%の血液を使う。
・胎児の脳は外部環境の影響をまともに受ける。
・ニューロンはへるがシナプスは増える。
・過度のストレスは海馬を萎縮させる。(被虐待児12%
 萎縮)
・パニック障害はセロトニン低下
・豊かな環境セロトニン・ドーバミンの分泌が盛んである。
◎脳の発達は刺激によって促される。脳は刺激で発達する。
・脳の発達に大事なこと(岡本道雄)           
 @最初は模倣が大事
 A愛情に裏打ちされた教え込みが大事
 Bしつけの時の叱責と賞賛
 C忍耐の要請の必要
 D情操教育やコミュニケーションの大切さ
 E臨界期(発達の時期)を生かす
・前頭前野成長のピークは3才から8才
・風景構成法(川・山・田・道・家・木・花・動物・石)
 は並列型から風景型になる。
・不登校児は秩序・テーマ・物語・風景が欠落する。
・「刺激を与えて、形を模倣する」
・肉体が直接精神に語りかける。(デカルト)
・人間は人間として育てられないと獰猛な動物になる。
・森昭雄教授の願い 
 @心の問題は脳の問題です。頭をどのように使っていっ
  たらよいか。
 脳から心へ・・・人の痛みがわかる子に。
 頭を動かす・・・覚えたことは反復する。記憶を良
          い方向に使わせる。
 A小さいときから子どもに良いこと悪いことを教える。
 ・小さいときから心を開き自由に発言できる子に。
・小さいときから相手の心を読みとれる子に。あいさつ
  など
 Bパソコン等
・パソコンを使用した後は、運動(遊び)が大切
・学校でパソコンを使用したら家庭では使用しない。
・古いパソコンを分解して、その仕組みを見た方が広が
  りがある。
・本や体験からの情報が大切
 C出力を出す授業
・聞く能力を高める。
・口で言う。
・手で表現する。
 D子どもが変わる・親が変わる
・PQ(人間らしさ知能=前頭連合野)を育てるには  
 @夢や目標をもつ(志と気概)
 A多様な関係(異年齢集団活動・1人5人以上の先生)
 B直接体験・本もの志向(農園・へび・ハイブリッド発電)
 Cやりたいことをやる(外遊び・群れ遊び・フットコ・ 
            サッカー)
 D音読(全校読書・ウオーミングアップー各クラスで工夫)
 E単純な計算・漢字の繰り返し(漢ドリ・算ドリ・チエッ
  クアンドチエック)
 F乳幼児の世話(6年と1年の読み聞かせや歌指導)
 G野外キャンプ(全校仲好し遠足・大貫海浜学園)  
  *IQよりEQ、EQよりPQ
・知性(流動性知性+結晶性知性)を育てるために(澤口俊之)
 @強い目的志向をもつ
 A適切な栄養をとる
 B好きなことをやる
 C芸術家のように右脳を使う
 Dウオーミングに励む
 E積極的に社会と関わる
 F社会に貢献する
 Gいくつになっても恋をする
・動作的表象(0才)・映像的表象(9才10才)・象徴的
 表象(成人)
・脳は眠らないし眠ってはいない。
・睡眠とは脳が外界の刺激を断って自分の作業に専念するこ
 と、
 @新しく得た経験を整理し、
 A系統だった記憶として、 
 B前頭葉皮質に焼き付ける作業    
・レム睡眠は行動の反復整理、ノンレム睡眠は意味記憶(的)
 反復整理
・情報のやりとりをし、経験と照応し、納得できるかたちで
 記憶回路(ニューロン)に配線する。その時のゆらぎが脈
 絡なく変化するゆめを生む。その間、外界からの刺激も筋
 肉回路への命令遮断する。
・覚醒ー眠りー夢、これの繰り返しで進化してきた。
・生物は外的から逃げて生き延びてきた。
・「逃げる・隠れる・ちょっと見る」これが動物の本能であ
  る。   
・ゆめはゆらぎである。 ・
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