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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


学校は校長によって変わる。 [2014年04月04日(Fri)]
埼玉県立K工業高校の変容ぶりをお伝えします。どうし
てこんなに良くなったのか。先ずは事実の検証です。ご覧
下さい。コメントも付けておきました。

1 生徒指導数 48件・77人→27件・40人へ半減した。
  *生徒指導困難校の成果の指標は指導数の減少である。
  *希有の事である。悪くするのは簡単だが、良くする
   のは難しい。

2 退学数(平成18年度から年度順です)
  74人・72人・82人→85人・67人・67人→67人・51人
    (A校長)      (B校長)   (C校長)
  *校長の影響は大である。A校長は72人まで減らし、B
   校長は67人まで減らした。C現校長は51人まで退学数
   を減らした。
  *A校長は2年目72人まで減らしたが3年目には82人ま
   で増やしてしまった。
  *B校長は着任時82人だったが1年目85人と増やした。
   校長の「なじみ期間」で仕方がない、2年目には67
   人まで大幅に減少させ、3年目は67人を維持した。
   実力のある校長である。
  *C現校長は67人で引き継ぎ、一人も増やすことなく
   現状を維持し、2年目には51人まで減らした。凄い。
   3年目が楽しみであった。残念ながら退職!
   後継の校長に託することになった。フレー・フレー
   新校長、フレー・フレー後継校長 川口市は全力で
   応援します。商工会議所も鋳物組合も機械組合も応
   援しています。

3 求人件数 700社 →890社 → 1115社
  *噂が噂を呼び、求人件数がうなぎ上りに上昇した。
  *B校長が190社増やし、C現校長は225社増やした。
  *中小企業の人事担当者や社長はまな子を凝らして
   人材を探しているのである。 

4 内定率 9月60% 10月80% 12月95%  2月100%
  *早々に決まる人がどんどん増えてきた。
  *工業高校の就職率はどこも高い。定着率も高い。普
   通高校は低い。定着率も低い。
  *工業は国造りの基幹、高技術・高品質が必須である。
   高技術会社・堅実な会社・難関会社に入社させたい。

5 一社目内定率 72% *自信がつく・意欲的になる    
  *希望の会社・憧れの会社・高技術の会社、第一希望
   会社内定72%、素晴らしい実績である。

6 離職状況 離職なし 69名(94社100名の調査)
  *気力・体力・我慢力・辛抱力など人間力を培ってい
   る。

7 近年で初めて旋盤3級合格が生まれた。
  *端緒に着いた段階、これからが楽しみである。

8 進路 大学12名 専門学校30人 公務員2名
  *徐々に増えている。
9 生徒・先生が自信をつけ、評判がよくなった
  *成功が成功の元、成功させなければ育たない。
  *生徒は、校長・教師の熱愛+ダイナミックな教育活
   動+親や家庭の支援で育つ。

校長の影響は大きい。極めて大きい。T校長が着任してか
ら2年、前校長を引き継ぎ、全力を尽くした成果である。

校長は校長の仕事だけする。校長でなければできないこと、
それだけに集中する。校内を回り、教室に入り、生徒に声
をかけ、ゴミを拾い、職員を励ます。一日中歩き続ける。

学校を開放する。保護者を呼び込む。中学校を訪問する。
県教委や市教委足を運ぶ。町工場にいく。鋳物組合・機
械組合に行く・・・・。やることは山ほどあった。

校長室にどっかり座っていることはなかった。校長が動け
ば動くほど学校は変わった。校長のエネルギーに比例して
学校は変わっていった。校長の熱愛である。

私は5回講演した。職員に、生徒に、全日制でも定時制で
も講演した。演題は一貫して「脳科学に学ぶ人間教育」で
あった。

3月25日 10:00〜12:00 校長室で最後のまとめをした。
成果の大きさに驚いた。この実践を、全国各地で苦闘して
いる校長先生方にお伝えし、少しでもお役にたてればと思
い、この報告を描いている。

学校は変わる。先生も変わる。校長によって学校は必ず良
くなる。ただし、邪念はダメだ。エゴはダメだ。保身はダ
メだ。松陰の心をたぎらせつつ生きなければ・・・。
今日、世田谷にある松陰神社・松下村塾を尋ねてきた。
コメント
はじめまして こんにちは

いや、はじめましてでは ないんです。
東日本大震災の年の夏、川口市防災訓練の会場に向かう道中 先生と墓地の中歩きました。
会場に到着するも 台風の影響で中止。
駅方向に歩きながら 私の中学の先生の話をしたことをおぼえています。

私は 中学卒業後 川口の工業高校に入りました。
当時は不本意入学の巣窟のようで、比較的平和な電子化でさえ まだまだ酷かったです。 隣のクラスで起きた傷害事件をキッカケに大きく変わったのが印象的です。
電気やものづくりが好きだからと、桶川や鴻巣、北本から通う 目的を持って入った生徒の足を 不本意入学の生徒が引っ張ってしまうのが なんとももどかしかったです。

早いもので長女は高校生。
書道が得意ゆえ川口高校 一本勝負に賭けるも敗退。
やむなく浦和駅最寄りの女子高定時制に。
定時制でも わざわざ この学校を選んでいる生徒は他と違うのだと目から鱗でビックリしました。
長男は中1。陸上部で汗を流しています。 獣医師になる夢がブレないので、私たち高卒両親は声援を送ったり道しるべを立てるくらいしかできませんが 頑張ってみます。
乱文失礼しました。

Posted by:永谷  at 2014年04月04日(Fri) 20:42
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