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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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14年ぶりのお給料 [2014年07月31日(Thu)]
普通高校卒業後数ヶ月食品加工の仕事に就いていたHさん。
その後、人間関係がこじれて離職→在宅→地域の生活支援センターを経由して、就労移行の利用をされていました。
残念ながら二年間では次のステージと出会えなかったのですが、Cafeのバックヤードで引き続き活躍していただく道を選択。
Cafeのスタッフとして、初めてのお給料をお渡ししました。
20140731.jpg

同席下さったお母様が
「14年振りなんです。」と涙…

Hさんは、来月には大手ホテルさんでの実習も決まり、年内には、本当にSchaleを卒業していく予定です。
そうしたら、もっと働く時間も増えて、お給料も上がって、やがては一人暮らしも夢ではないでしょう。

個人事業として、就労移行の利用期間内で送り出せなかった方を雇用するのは「覚悟」がいりました。
でもね、そうやって箍をはめないと、ウチに来て下さるようなたくさんの困難をお持ちの方を支え切ることなんて出来ないんですよね。

やれる所までは頑張ります。
そのウチ期間内で「働ける人」と「場の開拓」がスタッフも上手になってくれると信じて行きます。

私にとっても節目の給与支給の瞬間です。
Posted by 伊藤 あづさ at 23:15 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
今日も「惚れ惚れ」 [2014年07月30日(Wed)]
夏休みに入っても通常運営の「しゃ〜れ」です。
この春から、「送迎」を片道だけお受け出来るようになって(基本的には「親御さんとの協働療育」の観点から、送迎は親御さんにお願いをして、必ずスタッフとの今日の様子を共有していただき、同じ方向を目指すことにしていますが)、ご利用が急増しています。
改めて、中高生のお預かりだけではない「発達の支援」・「卒後の就労に向けた前準備」のニーズが高いことを確認しています。

支援学校や学級の在籍者も多い「しゃ〜れ」です(進学校・普通校・高等学園の子もいます)が、利用を始めてあっという間に視覚的な支援で動き、静かに黙々と課題をする姿は本当にうっとり。
今日も「計量」、「アイロン掛け」、「紐結び」、「カードのマッチング」、算数や漢字の学習…
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こどもたち、すご〜い!
集中しています。
静かです。
惚れ惚れします。

アイロンかけも「出来る」ようになるまで何回もします。
ともやくんは3回目。
「一人で」出来るようになるまではもう少し。
でも、こんなに上手にたためました。
20140730b.jpg

お家に持って帰って、お母さんにいっぱい褒めてもらっていることでしょう。

「出来る喜び」・「褒められる嬉しさ」…これからもシャワーのように感じてもらえたら幸せです。

Posted by 伊藤 あづさ at 18:26 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
吉田友子先生&鴨下賢一先生が いらっしゃいます! [2014年07月30日(Wed)]
この夏、とっても素敵なセミナーが仙台で開催されます。
サポートネットの皆様 有難うございます。


認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット 主催
日本社会福祉弘済会助成事業

<2014年 自閉症・発達障害児者支援セミナー>

自閉症スペクトラム・発達障害についての理解を深め、個々の特性に基づく支援を目指して、今年も学びましょう。ご家族、保育・教育・医療機関職員、福祉施設職員、企業の皆さま、一般の方のご参加をお待ちしています。

◆第1回
日時 2014年8月30日(土)10:30〜16:00(開場10:00/お昼休憩は12:30〜13:30)
テーマ「自閉症スペクトラムの理解と告知について」
障害・個性・脳のタイプって、どういうこと?周りから「変わっているなぁ」と思われるのは、なぜ?支援や告知の目的とは。“本人への告知の際には、告知する人の障害理解が映し出される”という言葉が吉田先生の著書にあります。自閉症スペクトラム障害についての理解を深め、告知について留意するべき事柄を学びます。
講師 吉田(よしだ) 友子(ゆうこ) 先生
   ペック研究所 主宰/よこはま発達クリニック勤務/児童精神科医師
定員 240名
会場 エル・パーク仙台6階 ギャラリーホール
(仙台市青葉区一番町4丁目11-1仙台三越定禅寺通り館)

◆第2回
日時 2014年9月23日(火・祝)10:30〜15:30(開場10:00/お昼休憩は12:30〜13:30)
テーマ「苦手が“できる”に変わる! 体の発達と生活動作について」
発達障害のある子どもには、体の使い方に不器用さのある子どもが少なからず存在します。体の発達の仕組みと作業療法の視点があることを知り、姿勢や動き・道具の使い方について、子どもが無理なく出来るような生活の工夫や支援のポイントを学びます。 ※お子さんの体の使い方などで、悩みや質問がございましたら、お申込み時にお知らせください。
講師 鴨下(かもした) 賢一(けんいち) 先生 
静岡県立こども病院 専門作業療法士(福祉用具・特別支援教育)/日本発達系作業療法学会 副会長/静岡発達SIG代表/制度対策部福祉用具対策委員会委員
定員 170名
会場 仙台市シルバーセンター7階 第一研修室
(仙台市青葉区花京院1-3-2)
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参加費 サポートネット正会員 無料/賛助・通信会員、一般 各回3000円
※お申込み方法は、裏面をご確認ください。

(裏面)
                      認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット
<2014年 自閉症・発達障害児者支援セミナー>
◆講師紹介
吉田(よしだ)友子(ゆうこ)先生/主な著書は「あなたがあなたであるために 〜自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド〜」「自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方」など。また、ローナ・ウィング博士の代表的著書「自閉症スペクトル」の共訳者の一人。ペック研究所(子どものための心理学的医学教育研究所)から、障害理解・支援のアイデア・告知についての情報発信も行っている。
鴨下(かもした)賢一(けんいち)先生/主な著書は「発達が気になる子への生活動作の教え方(編著)」「発達が気になる子へのソーシャルスキルの教え方(編著)」など。子どもたちや家族への療育指導、特別支援学校への教育支援、発達障害児に対する福祉機器の開発も数多く手がける。鉛筆を持つときの補助具「Qリング(Qシリーズ)」開発者の一人。
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◆お申込み方法
電話、FAX、メールにて受付けます。「セミナー日程・受講者氏名・電話番号・ご所属」を下記事務局宛てにお知らせください。メールの場合、件名に「セミナー申込み」と明記してください。
◆参加費  サポートネット正会員 無料 /賛助・通信会員、一般 各回3000円
賛助・通信会員、一般の方は、お申込み受付け後1週間以内を目処に参加費をお振込みください。
  七十七銀行 名掛丁支店(しちじゅうしちぎんこう なかけちょうしてん)
  口座番号: 6020798  口座名義: 特定非営利活動法人みやぎ発達障害サポートネット
 ※準備の都合上、ご入金後の返金はいたしませんのでご了承ください。
◆お申込み・お問合せ  認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット 事務局
  TEL 022−265−5581   FAX 022−352−7088
  メール mddsnet@yahoo.co.jp   ※ご入会は随時受付け中!詳しくは、お問合せください。
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<2014年 自閉症・発達障害児者支援セミナー>
FAX申込書
(フリガナ)
受講者氏名  
電話番号  
ご所属  
参加セミナー日程   □ 第1回 8月30日(土) 吉田友子 先生
  □ 第2回 9月23日(火・祝) 鴨下賢一 先生
※鴨下先生にご質問のある方は、ご記入ください。
   
   
   
   
認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット      
   FAX送信先 022−352−7088
Posted by 伊藤 あづさ at 12:29 | セミナー案内 | この記事のURL | コメント(0)
僕の作品 [2014年07月29日(Tue)]
高等学園2年生のたくみくんが、お母さんと一緒に持って来てくれました。
「僕が作った野菜です。」と、持って来てくれました。
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嬉しいですね。

さて、何を作りましょうか?
Posted by 伊藤 あづさ at 18:55 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
頼みの綱 [2014年07月27日(Sun)]
息子が大阪で暮らすことを決めた陰には、「お兄さん」たちの存在があります。
ご無沙汰のお兄さん1・2号さん・今共に暮らして下さっている3号さん。
全員集合して「焼肉パーリー」。
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地域の中で息子らしい生活を叶えていくためには、「人」の存在が重要なことを痛感した三泊四日でした。
そう、「人頼み」なんです。

新しい暮しの中で、自閉症の「文化」を知って、尊重して、息子を大切にして下さる方々は、今は10人くらいでしょうか。
三ヶ月前は見ず知らずの土地だったわけですから、決して少なくはないと思います。
幸せだと感じます。
でも、どう甘目に見積もっても、家族の存在は後せいぜい20年でしょう。
息子はまだ人生の半分を、家族以外の方々に囲まれて過ごしていくわけです。

そう考えると、頼みの綱はまだまだ増やしていかなければね…

息子の挑戦が皆さんの幸せの役に立つことを願い、またまた方略を練る日々です。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:18 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
生活困難 [2014年07月26日(Sat)]
息子の個別面談や支援MTGのため、体温超が続く大阪に来ています。
離れた街で暮らす息子が「特性に応じて適切な配慮等を行われて」支援区分を受け、「基本的人権を享有する個人としての尊厳」が保たれた地域生活を保障されるには、まだまだ厚い壁があって、それも市町によって相当地域間格差があることを実感しています。

発信する力を持っているご本人からの言葉。
その「生活困難性」をどこまで「自分ごと」として想像できるのか…地方行政を動かす方々に届いて欲しいな…

(花咲蜜さんから)
知能が高くても、自分で自分に必要な支援なんてわかんない、伝えられない。

同じ診断を持ってる人たちに何度言われた事か(*ΦωΦ*)

「私は誰かに助けてもらう、やり方がわかんない。相談の仕方がわかんない。相談に行っても、何を話せばどんな支援を受けられるのかわかんない。」

「困ってるから助けて欲しいと言っても、『あなたはそれだけ話せるから、大丈夫』と言われる。」

境界知能のASDの友だちや、支援を受けられないまま人生の後半を迎えてる知的障害を合併してる人だって、伝えられない、困ってしまう自分が悪いって言ってたよ!

「伝わるように説明出来ない。私が悪いんだ。」

「困ったり、わかんなくなったり。誰になら助けてもらえるの?伝わるの?」

わかんなくて、知らないうちに暴れて死んでても、しょうがないって。

いのちの問題なんだよ。

適切な支援を求めることが出来ないのも、私たちの生活困難。

せめて、必要な支援を親御さんが明らかにしてるなら、地域はちゃんと応えて欲しい。・゚・(ノ∀`)・゚・。

だって、どんなに大切で心配でも、自分の方が先に年を取る。

障害があっても、親子が安心して年をとっていける国になるのはいつ?

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支援者はご本人のこの困難さに、どこまで想像力を発揮できるか。
「意識」しないと…
Posted by 伊藤 あづさ at 08:59 | Autism awareness | この記事のURL | コメント(0)
至福の一口 [2014年07月24日(Thu)]
暑い暑い一日でした。

息子が通所している事業所さんの「保護者面談」に合わせて、高槻へ来ています。

今日は初めてお給料をもらいました。
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息子が通っているのは「自立訓練」。工賃縛りはありませんので事業所さんの持ち出しで賄ってくださっています。
作業的な活躍はまだしていないので、基本給のみ。
三ヶ月で300円(*^_^*)
おやつ一回分だね。

こんな風に「ぷは〜」ってしておやつを一つ買えるかどうか。
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いつかは「当たり前」のお給料をもらえる人になるために。
生活支援を組み立て直していただきました。
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今お世話になっている生活支援事業所さんは、本当に丁寧に息子に寄り添って下さっていますが、これまでTEACCHアプローチの具体のご経験がありません。
四ヶ月を振り返って、スケジュールがもっと本人が解るような工夫が必要なことが解って来ました。

そこで、日中お世話になっている事業所さんも一緒に、スーパー助っ人亜希子ねぇさんの力を借りています。

こうして皆さんと一緒に自立を目指していけることは、ものすごく贅沢で幸せなことです。
感謝しかありません。

いつかは「タスクペイヤー」になってご恩返しができたら幸せです。
Posted by 伊藤 あづさ at 23:37 | 今日の坊ちゃまくん | この記事のURL | コメント(0)
働くスキル [2014年07月23日(Wed)]
支援学校高等部のHさん。

元気で明るく、誰にでも好かれる女の子です。
来春の卒業に向けて、学校の職場実習を終えて、より「働く」ことのイメージを膨らませている時期です。
今日の「しゃ〜れ」では「袋詰め」の課題。
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サンプルを観ながら、
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一つ一つ丁寧に遂行しています。
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希望の就労が決まるまで、私たちは応援し続けます。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:22 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
惚れ惚れ [2014年07月22日(Tue)]
今日からこどもたちは夏休み。
解放されてノンビリでしょうか?

でもね…
自閉っ子には、これまで通りの生活が変わるし、決められたやることがない時間は結構大変。
そんな時、定期的に通える場所があるのは素敵なことです。
「放課後等デイサービス」って、「いつも通り」を保障する場所でもあるんです。

今日もこどもたちはやって来ます。
そして、黙々と個別の課題に臨みます。
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小さな子もしっかり「学習」しています。
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それぞれの場所でそれぞれの課題を。
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惚れ惚れします。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:29 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
夢は叶うもの [2014年07月20日(Sun)]
アンジェラ・アキの「手紙」は息子が教えてくれました。
https://www.youtube.com/watch?v=AeKRFZX5d8Y
今、また新たな感動を呼んでいます。


ふと気付けば、息子の「プチ独り立ち」も四ヶ月が過ぎました。

始まってみて解る予想外の息子の逞しさ、地域移行を支える仕組みを整えることの大変さ…
三日間、ドップリと本物のTEACCHアプローチの理念を大切にした研修を受け、私たちのこどもが「地域の中でその人らしく自立した生活」を叶えるために、もっともっと頑張りたいと思っています。

きっと息子にも「夢」がある。
そしてきっと必ず「叶う」日が来る。

そのためにはもっともっと支援力を着けて役に立つ地域資源になりたくて参加させていただいた今回の横浜での研修。
三日目の今日の午前中はWISCやWAISで測定される(一般的な)能力とASDの場合は、さらに細かく観なければならない観点を整理して教えていただきました。
すごく納得できて楽しいものでした。

午後からは、今の息子の生活のきっかけを作って下さり、私も心から信頼して丸投げしている中山先生のご講義。
地元大阪で新しい事業所が続けて立ち上がったり、全国でTEACCHアプローチに学ぶトレーニングセミナーの講師として引っ張りだこ。
今年はなかなか来仙いただけていませんが、久しぶりに長い時間お話させていただく時間を持てて一安心。


泣きたいくらい幸せな時間でした。

明日は実習。
エースはひたすらイメージトレーニング中。
明日も頑張ります。



Posted by 伊藤 あづさ at 22:55 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
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