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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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素敵な「右腕」 [2013年06月29日(Sat)]
今日の中高性プログラム「発達支援トレーニングジムしゃ〜れ」での「素敵」です。

こどもたちはEggs 'n Things のパンケーキミックス
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を使って本場の本物のパンケーキ創りに挑戦。
上手に出来ました!
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「虹のおかしやさん」のパティシエールゆりさんが大活躍してくれました。
高校生のY君に
「好きなことを仕事にしたら、苦痛になったりしたらどうしますか?
好きなことを仕事にするのってどうなんでしょう?」
って、聞かれたゆりさんは、先日研修で教えていただいた図を早速書きながらやり取り。
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凄く素敵な二人の会話。

世の中でごくフツ〜に展開されるSSTを、私たちはあえてやりません。
だけど、日々のこうしたやり取りの中で、スタッフは考え方や振舞い方の水先案内をしてくれている。
こどもたちが変わって行く。

感動の瞬間。

ゆりさんがなぜこんな風にこどもたちの寄り添えるのか…
それは
彼女もまたややこしくて学校に行けなかった時期があるから。
そして家でも一人で出来るお菓子作りが、彼女の救いになったから。

自分が創ったお菓子で喜んでくれる人がいる…

やがて彼女は単身イギリスに渡り、学校に行き、カップケーキのアトリエで働いていました。
お世話になっているETIC.さんの「右腕プロジェクト」をネットで知って、“被災地の役に立ちたい”と、思って応募。
いくつかのプロジェクトの中から、最初から私たちのところを希望してくれました。
それは、後から知ったのですが、ゆりさん自身が、私たちのこどもと「同じ」だから。
素敵な「右腕」さんです。

そしてゆりさんにはもう一つ「感動」が。
土・日はめったに電話のかかって来ないSchaleに一本の電話が。
「新聞の載っていたケーキは今でもやっているのですか?」
と。
そして
「南葉さんが創ってんですよね?」
って…
「どちらの新聞でご覧いただけましたか?」
と伺うと
「岡山です」。

びっくり〜
「南葉さんのお知り合いですか?
今、おりますので変わりますね。」
と、ゆりさんに交代。

ゆりさんの小学校の時の先生でした。

ゆりさんのお母様からお友達の手へ。
そして先生へと。
先日の河北新報に掲載していただいた記事が、遠く岡山からSchaleに来てくれたゆりさんと、小学校時代の先生を繋いでくださったのです。
そして、おかしをたくさんご注文下さいました。
トビッキリ美味しいお菓子をお送りできるでしょう。

今日もたくさんの「素敵」に感謝です。




Posted by 伊藤 あづさ at 21:29 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
家族! [2013年06月28日(Fri)]
昨日、ミーティングの中で出てきた「家族」という言葉について、帰り道考えていました。

人によって結構、捉え方、イメージが違うものかも…。

職場が家族という言葉が重たく感じる人はいないかな…。

私にとっての家族のイメージは、「ささやかな夢を語り合える人」かな…。

私の「ささやかな夢」は家族が穏やかに幸せに過ごすこと。
人生いろいろ、試練の時もあります。

試練の時にも、その日一日に小さな幸せを見つけることの上手な人に育って欲しい。そんな想いを込めて子育てをしてきました。

「小さな幸せをたくさん集めてう〜んと幸せになあれ。」
「私の人生の一番の自慢は、神様があなたのおかあさんに、私を選んでくれたこと。」

これは、子ども達が幼稚園の時にそれぞれに贈った言葉。
自分で書いたこの言葉を何度も思い起こし、「ささやかな夢」を叶えたいと暮らしてきました。

うちの子はおもしろい。
本当に素敵。
頑張ってるね、偉いね。

親ばか丸出して、ほとんど毎日つぶやいています。
家族が幸せになるための楽しいおまじない。

あなたの時間は、家族にとって最高の贈り物。
この言葉も好きです。

スタッフも、利用者さんも、お客様も、ご縁があってこの場所で出会った「ぶれいん・ゆに〜くすの家族」が、「ささやかで大切な夢」を語り合える人になっていかれたらいいな。

それが、この場所で、この人たちに出会えた感動を分かち合い最初の朝を迎えた私の目指す「ぶれいん・ゆに〜くすの家族」像。

「ぶれいん・ゆに〜くす」があるから私の家族はどんどん素敵になれている。このことにいつも感謝をしています。

家族を送り出し、家族に会いにこれから出かけます。
みなさまも良い一日を!     スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 08:47 | 今日の感慨 | この記事のURL | コメント(0)
人生を輝かせるための自分 [2013年06月27日(Thu)]
毎週木曜日はスタッフ研修の「ぶれいん・ゆに〜くす」
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今日は日本メンタリング・マネジメント協会代表の鈴木秀一さんにお手伝いいただいて
・Schaleでの感動体験は?
・Schaleってどんなところ?ってこどもに聞かれたらどう答える?
を持ち出しながら笑ったり・泣いたり…

ほとんどのスタッフが日々の仕事の中で「感動」を体験していることが共有できて、凄く嬉しく思いました。
Cafeのスタッフからいくつもいくつも、お客様との関わり。お客様通しの関わりが披露され、その輝く笑顔に「充実」を感じて安堵しました。
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「仕事」をする時間って、人生のど真ん中なんですよね。
だからその「ど真ん中」を、どうせなら「輝いて」いたいですよね。
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秀さんとの時間、とっても素敵でした。

「組織の価値は人の価値」…今、この「ぶれいん・ゆに〜くす」の家族に囲まれて、私たちのこどもたちの「未来」に向かっていける幸せを噛みしめています。
これまで出会い、ご縁をいただいたすべての皆さんとの時間は、大きな財産を残して下さったことに深く感謝いたします。

Posted by 伊藤 あづさ at 22:15 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
自分を知ること〜僕は僕だから [2013年06月26日(Wed)]
普通高校に通う男の子。中学生の時から私たちの療育を受けています。

以前に聞いたことのある「広汎性発達障害」という言葉をインターネットで検索し、自分が発達障害であるということを知り、そのことを親ごさんに確認したそうです。

障害者手帳を取って障害者枠で働くことについて相談をしたいということで、先日の療育の時間に、ご本人と代表と私で話をする場を設けました。

お子さんへの告知について悩んでおられる方は沢山おられます。

話の要約をブログで紹介する事にご本人の了解をもらいましたので、紹介いたします。

「発達障害だと知ってどう思ったの?」

「障害者手帳を取ろうと思った理由はどんなことが挙げられる?」

「手帳を取得するということは、ある意味障害者として生きていくということになるわけだけれど、そのことについてはどう思う?」

という質問に

「自分が変なのは、発達障害だからだと知って安心した。変の理由が分からなくて不安だった。」

「将来、働いて自立して生活していくことを助けてもらう為に、障害者手帳の取得をして、障害者枠で働くこと考えている。」

「障害者手帳があってもなくても、自分に障害があることには変わりが無いから。」
という答えが返ってきました。

「もっと早く教えてもらいたかった。」とも。

まっすぐ顔をあげて、自分の将来のことを相談するその表情は穏やかで、頼もしく、神々しいというのはこういう時間をさすのだろうと感じました。

「20歳や30歳になったあなたが、自ら動いて今日のこの時間を持った事を良かったと思えるように、私達はチームを組んでお手伝いをしたいと思っています。」と伝えました。

それから、私の子供が彼と同じ様な経過をたどり、最近発達障害の事を正式に告知された事、「知って安心した。」と言っていること、「もっと早く知りたかった。」と言ったということも話しました。同じ様に思っている人がいるということ、一人じゃないよということを伝えたかったのです。

その後、通常の療育プログラムを終え帰っていく時、彼は
「ありがとうございました。さようなら。」と言いに来てくれました。

帰り道、以前ブログに書いたわが子の部屋の貼り紙
Heaven helps those who help themselves 天は自ら助くるものを助くという言葉を思っていました。

自分の事を知らなければ自らの助け方を間違ってしまう。
そうして苦しんでいる大人の人たちが沢山いるということ。

自らのこれまでの努力、生き延びる為の考え方、習慣は、告知された瞬間から簡単に変換できるものではないのだということ。

告知をして、正式に自分の事を知ること。
そのためにも、発達障害があっても大丈夫だという社会を創ること。
そこへ安心して、希望をもって自らの足で立つ人生を歩むお手伝いができたらと思います。

最後に
「もっと早く教えて欲しかった。」という子供からの言葉に、親は責めの気持ちを持つでしょう。

でも
「分かって安心した。」という言葉も伝えてくれています。

彼のお母さんが最初に問い合わせの電話を下さったときの電話を受けたのは私です。お仕事をされて限られた時間の中、セミナーや親同士のおしゃべり会にも参加されていました。お子さんのことを大切に思っておられます。

「自分の事を教えて欲しいと問うてきた子に、答える準備をしてきたこと、そのことに親である私達は誇りを持ちましょう。」と、彼のお母さんに伝えたいです。

私たちの前では、早く教えてくれなかったということに、不満や批判の言葉はありませんでした。ご家族が大切に思って育ててこられた事が伝わっているのだと思います。

自分の心に正直に自分を大切にすること。
それは具体的にはどんなことなのかを考えること。
あなたにはその力がついてきているから。

このブログを読んでくれる彼へ伝えたいと思います。 スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 12:24 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
巣立ちの時 [2013年06月25日(Tue)]
Schaleのパティシエールゆりさんからの報告。
<利用者さんがクッキーをつくりました。
生地をこねてのばして「疲れたけど楽しかった」と満面の笑みで話をしてくれました。>
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この方は「緘黙」の方。もうすぐ2年の利用期限が近づいています。
結局週5日の通所が出来ずにいます。
余所ではなかなか継続的に就労受入が叶い難い状況。
“何とかSchaleのスタッフとして雇用することは出来ないかしら…”
今、彼女を手放す勇気が私にはありません。

今日はゆりさんがシンボルを使ってコミュニケートの試み。
作業の終了報告も、ヘルプを出すこともクリア出来て、丁寧な仕事ぶりでの完成品です。
ゆりさんに
「(虹の)おかしやさんで働ける?」
「いてもらったら楽?」
と聞くと、ゆりさんは
「もちろん!」
って。
ジョブコーチさんもニコニコと相槌。

いつ決める?
「今でしょう!」
明日彼女の意志確認ですね。
Posted by 伊藤 あづさ at 22:38 | 今日のSchale | この記事のURL | コメント(0)
市民が起こす「うねり」 [2013年06月25日(Tue)]
名古屋のカイパパさんを通してお付き合いが始まった「草の根ささえあいプロジェクト」さんから、とっても嬉しく、誇らしく、素敵なお知らせをいただきました。

私に「市民活動」を教えてくださった加藤哲夫さんが亡くなって間もなく2年。
加藤さんからは
「何故そのとりくみ(事業)が求められている?
そしてそれを担うのは何故この私なのか?」
と言う言葉をいただき、ずっと向き合い続けています。
いろんなことにルーズな私です。
ヘマもたくさんします。
そんなダメなことをいっぱい突き付けられ、責められることが時にはあります。
ても、共に私たちのこどもの「幸せ」を願い続ける大切な人たちであることに「感謝」し続けていけたら幸せです。

名古屋の皆さんの日々のご活動から、加藤さんが常日頃おっしゃっていた「市民が市民の手で自分たちの課題を解決し<うねりある>社会変革を起こすのが市民活動」がドンドン広がっていくことを楽しみにしています。

<名古屋市子ども・若者総合相談センターはいよいよ明日オープンです!>

6月25日から、子ども・若者(概ね39歳まで)を対象とした相談のワンストップサービスセンターとして開所します。
社会生活を営む上で困難や生きづらさを抱える、本人や親からの相談によりそい、地域の適切なサポートにつなぎます。

まずは、お電話ください。

「名古屋市内で、お困りの方々へこの情報をお伝えください。シェア大歓迎です!」

・相談時間:10時〜17時(月〜土曜日)

・電話番号:052-961-2544

*草の根ささえあいプロジェクトと起業支援ネットがコンソーシアムとして名古屋市から運営を受託しています。
Posted by 伊藤 あづさ at 07:13 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
視覚優位! [2013年06月24日(Mon)]
高等部に通う男の子。

先週ひも結びの練習を行いました。
まさに視覚優位という特徴をもっておられます。

ペットボトルを利用した「しゃ〜れ」オリジナル教材で、まずはスタッフが見本を示します。
それを再現してもらうのですが、うっとりするほど完ぺきに手順が再現されました。

彼が「しゃ〜れ」で、ひも結びの練習をしたのは初めてでしたので、取りかかりとして時間は少なめに設定。今回はひも結びのゴールのイメージを始めに頭に入れてもらい、手順を後ろから前に進めていく形を取りました。

支援目標にもひも結びの練習を入れ、お家の方が左右色の違う紐をつけ直した前結びのエプロンを用意されることになっていました。

初めてのひも結びの練習から5日後の昨日。
課題は調理でしたので、お母さんのアレンジエプロンを持参して来所。

今までは、彼からの依頼でエプロンのボタンをスタッフがとめていました。その流れで
「じゃあエプロンのひもを結びましょう。」
と声をかけ、ひもを結ぼうと近づくと、なんと自分でひもを結び始めました。
エプロンではまだ練習していません。

1度目は惜しい。
2度目はひもを持つ位置を調整するのに手を貸しました。
「とてもじょうずだから、一人でやってみようか。」
と声をかけ、3回目の挑戦。
結べました!

こちらがお母さんへの報告用の写真。
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調理の間中、ほどけることなく過ごせました。

療育課題にスプーンやデジタルスケールでの計量を入れていたので、実習中にその成果を発揮してくれたというご報告もお母さんからいただきました。

ひも結びの練習はこれからも続きます。
こんなに早く結べるようになるケースは、少ないです。

でも、練習の成果は必ず出ます。

エプロンも靴のひももどんどん自分で結べるようになって、自信をつけて、力をつけて、自由になってほしい。
こんなにすごい自閉症の強みを持っているんだから。

「できた!」に立ち会える機会を頂いていることに感謝しています。  スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 13:05 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
天使のピアノ [2013年06月23日(Sun)]
18年前、思いもよらずに授かったわが子が「自閉症」であったことで、たくさんの「素敵」な出会いがあります。
昨日は1台の、とってもとっても古くて厳かな響きのピアノに出会いました。
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「天使のピアノ」は昨日開催された「知的・発達障がい者サポーターズドリプラ」の会場となった滝乃川学園
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の本館に所蔵されていた、創立者の妻筆子が愛用したピアノです。
1885(治18)年頃横浜のデーリング商会が製造販売したもので、戦前は筆子がこのピアノでクリスマス祝会等に演奏を披露したと言われています。
やがて、筆子が亡くなり戦後何十年も忘れ去られていましたが、学園史研究会のメンバーによって1995(平成7)年に発見され、1997(平成9)年に日本ピアノ調律師協会に鑑定を依頼したところ日本に現存する最古のアップライトピアノであるとされました。
その後学園と音楽を愛する市民の方々と、日本調律師協会の献身的なご努力によって復元されました。
現在では、園内の聖三一礼拝堂、記念館講堂でのコンサート、都内各地でのコンサート等に供され、鹿鳴館時代の音を皆様にお届けしています。
2003(平成15)年には国立市の登録文化財に指定されました 「天使のピアノ」の名の由来は、鍵盤上の板に、2人の幼児を抱いた天使が描かれているガラスが嵌めこまれているところにあると言い伝えられています。
(以上「さぽ☆ドリ」実行委員長 町田福祉園阿部GMの説明を引用)

130年近い年月を経て、今も響く「天使のピアノ」の音は、会場にいらしたすべての方たちの心を癒してくれました。
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生き難さを抱える人たちを支える人たちが、自分の仕事、その仕事を選んだ自分自身の価値を確認し、人に伝える。
陰には、そんなもがき苦しむ人たちを信じ続け支える人たちがいる。
“日本人って、まだまだ見捨てたもんじゃないし、いつの日か、親がいなくなったら誰かのお世話にならなくちゃ生きてはいけない坊っちゃま君を、手放して、委ねても良いのかもしれない…”って…そんな変化が起きています。

福祉の仕事をするようになるなんて、10年前には考えてもみなかったけど、たくさんの「仲間」がいて、「一人で頑張らなくても良い」のかもって、内から新たな力が湧いてくるような不思議な気持ちが、この「天使のピアノ」の響きと共に心の中に沁みこみました。
まだまだ100%の受容は出来ていないかもしれないけれど、「感謝」は出来るようになりました。
家族も含めて、これまでご縁をいただいた全てのみなさんのおかげですね。。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:08 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
「障害者雇用促進法改正案」の中身は? [2013年06月21日(Fri)]
「障害者雇用促進法改正案」が国会を通ったとJDD−NETからお知らせがありました。
法案の中身は以下の通りです。

・障害者雇用促進法改正案1
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・障害者雇用促進法改正案2
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・障害者雇用促進法改正案3
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・障害者雇用促進法改正案4
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・障害者雇用促進法改正案5
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・障害者雇用促進法改正案6
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そして
障害者定義の明確化
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ここ数日、たくさんの法案が成立しています。
今日も、就労移行の利用者の方で満期を迎える方の今後をスタッフと議論していました。
2年の移行トレーニングでは間に合わない方がいらっしゃる現実…
法人として雇用できれば良いのでしょうが、雇用助成金の対象外となると、継続雇用を叶えるためにはまだまだ難しいお財布事情…

新たな「あったらいいな」をどう叶えていくか…
せっかくできた法律を紐解きながら、叶えて行けたら幸せです。


Posted by 伊藤 あづさ at 20:05 | 今日の知恵 | この記事のURL | コメント(0)
心配の追いはらい方 [2013年06月20日(Thu)]
だいぶ蒸し暑くなってきましたが、梅雨の晴れ間のいいお天気でした。
今日はSchaleの本棚から本のご紹介です。
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「イラスト版 子どもの認知行動療法@
だいじょうぶ 自分でできる 心配の追いはらい方ワークブック」

明石書店

わが子もそうですが、発達障害の方はものすごい不安を抱えています。
一見、どこをどう押せばそんな妄想としか思えない不安が出てくるのか、全く分からないと受け取ってしまうレベルであることも少なくありません。

発信が苦手なので、その不安について上手く伝える事もできません。
聞いている方も、「そんなことは起こる訳が無い。」とか、「気にし過ぎだ。」で済ませてしまうことも多いでしょう。

勇気を振り絞ってせっかく相談したのに、気にし過ぎる脳に気にするなと言われても…八方ふさがり、ますます不安になってしまいます。

利用者さんとは、シートを作ってその不安が現実に起こったかどうかの検証をしたりもしています。

じっくりと話を聞いて検証すると、3日くらいでその不安は現実には起こらないということに気づいて、検証はおしまいとなることもあります。シートを記入して、現実には起こらなかったことを目で確かめる事が有効だと感じています。

この本は、お子さんにも分かり易いように心配とは具体的にはどういう状況をいうのか、ということから説明されます。

お子さんと一緒に読んで、お子さんから「自分にもそんなことがあるよ。」という言葉を聞いたら、また少しお子さんの事がわかるでしょう。

いやだったんだね。
こわかったね。
がんばってるんだね。

心配を追い払おう。
私はあなたを応援したいよ。
私に手伝わせてね。
あなたが大切だから。

ワークシートつきです。
ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください。
大人の方にもお薦めです。
Schaleの本棚でご覧になって
ご購入はFrom A Village http://fromavillage.cart.fc2.com/?ca=16からどうぞ。

スニフ
Posted by 伊藤 あづさ at 23:40 | 図書紹介 | この記事のURL | コメント(0)
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