ケータリングデビュー
[2013年05月31日(Fri)]
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本当に叶っちゃう?
昨夜遅くにファンタスティックなお知らせをいただきました。
ワーナーマイカルさんと繋いでいただきました。 すごい・スゴイ!! 他にもたくさんご提案をいただきました。 東京のマルシェに機械を借りて出店してみたら?付き添いますよ… Macの本社に繋ぎましたよ… こんな素敵な繋がりも創っていただきました。 たくさん・たくさん「幸せ」をいただきました。 本当に有難うございます。 昨夜はチョット舞い上がりました。 で… 今日、日本マクドナルドの本社に連絡を取らせていただきました。 今日ご対応いただいた方からは 「私の一存では…」 ということで、ひとまず「仕切り直しかな」… でもね 知ってました? Macって、今は「直営」だけじゃないんです。 「フランチャイズ契約」もあるのですね。 だとしたら、次の手段は… あなたならどうしますか?
私たちが「届ける」ものは?
6月から、Cafeでご提供しているお昼ご飯の「おかず」を、ご自宅にお持ち帰りいただけるように準備が進んでいます。
昨日は、パンフレットやチラシに使う写真の撮影を、発足以来ずっとデザイン関係でお世話になっている「デザイン マトカ」http://designmatka.com/のお二人にお願いしました。 本当はね。今回の撮影は「浮気」するつもりだったのですが、経費の事もありやっぱりこのお二人に落ち着いちゃいました。 今日「未修整ですが…」と何点か送ってくださいました。 ・ランチスタイル ・ショコラマダムのお得意「ラタトゥイユ」 ・歯触りと彩にこだわった「ひじきの煮物」 ・ゆりさんの苦心作「おおまちロール」 ・「天使のパンケーキ」(とにかくフワッ・フワッ) もうこの段階で素敵すぎてスタッフが舞い上がり… 早速お礼を伝えると 「とにかく丁寧な料理で写真映えするものだったので、 素敵に撮れましたね。 ありがとうございます。」 なんて泣けちゃうメッセージをいただきました。 作り手として励む利用者の姿も、こんなに「伝わる」画像として… 「伝える」ためのツールには、徹底してこだわります。 それは、例えウチのスタッフが作るものだったとしても。 一点の写真・一枚のチラシやリーフレットは何のため? 「お弁当を買ってください/おかずはいかが?」って、それだけを伝えるんじゃないよね? ・なぜ、私たちは就労移行事業として「クッキング・スキル」のトレーニングを大切にしているの? ・Schaleが願う「口福(こうふく)」ってどんなこと? ・お昼ご飯やスイーツを通して届けたいのは何? 「大切」なことです。 だから、全員がその意味が腑に落ちるまで向き合って欲しいのです。 それでチラシの出来上がりが遅くなったとしても、それは「必要」な時間のはずだから。 「スタッフの幸せが利用者さんの幸せに」 一人一人が深く考え、行動する目標です。
繋がりから広がりへ
息子が高等部最後の「職場実習」が目の前に迫ってきました。
1年生の時からお世話になってきた企業さんからは、始めは先方様のご事情で「今年は難しい」とお返事をいただいていました。 それでもシツコイお母さんは、先方様の管理者を存じ上げていたので、半ばゴーインに「一日だけでも」とお願いをして、企業での実習が叶うことになりました。 学校全体の中でも、就労移行や一般就労を希望されるお子さんが少ないので、進路や担任の先生には本当にご迷惑をかけています。 “他にどこか実習先はないかしら…” と考えあぐねていたた時に、フト想いました。 息子がこの3年間ずっと変わらず言い続けている将来の姿は ・専門学校に行きます と ・映画館で(ポップコーンを売る)お仕事をする人になります ということ。 時に「映画館でポップコーン」は中学生の頃から変わらない願い。 だけど、かなりズーズーシー私でも、直接のお知り合いがいないと、なかなかお願いにはいけずにいました。 何といってもツテがない… そこで、勇気を出してフェイスブックに書き込みました。 「SNSで繋がっている1,000人を超える皆様の力を貸してください。 私の息子は間もなく18歳になる知的障害を合併する自閉症です。 たくさんの生き難さを持っていますが、未熟な母共々、皆様との繋がりを持たせていただくことで、穏やかな日常を過ごしています。 そんな息子も来春には高等部を卒業して、次のステージに進んでいきます。 彼が、この3年間ずっと変わらず言い続けている将来の姿は ・専門学校に行きます と ・映画館で(ポップコーンを売る)お仕事をする人になります です。 専門学校に行きたい:この目標を明確にして、目指す学校へ伺ってから、毎日「鉛筆のお勉強」を頑張るようになりました。ですが、彼らの今の知的なレベルでは、先方様の望む学生像とは程遠く、余程の英断がなければ難しいかもしれません。 それでも出来るところまで母と子とで挑戦はしていきます。 その上で 映画館で(ポップコーンを売る人として)お仕事をする:この機会をまずは職場見学や実習として創ってあげたいと願っています。 しかし、残念ながら今の私はアタックするルートを持ち合わせておりません。 皆様の中に MOVIX(仙台には息子が自力で通えるところが1か所あります)系列かワーマーマイカル系列(宮城県名取市にあり、JRで通えます)に繋がりを持っていらっしゃる方がいらしたら、ぜひ力を貸していただけないでしょうか? 特に中の飲食コーナーの運営形態をご存知の方がいらしたら有難く思います。 なお、ご連絡は「メッセージ」としてDMでいただければ幸いですが、多くの方への知恵に繋がることは「コメント」としていただけますと有難く思います。 一人の挑戦から生れるたくさんの「幸せ」に皆様のお力を貸していただけましたら幸いです。 よろしくお願いいたします。 皆様にも幸せ多い一日になりますように。 はばないすで〜!」 と… すると あっと言う間に「シェア」が広がっていきました。 今夜21時前には500件を超す拡散が広がりました。 シェアして下さった方の多くが、これまでご縁のなかった方々です。 初めに私の投稿を受け取ってくださった方の信用・信頼から、人から人へと広がり、繋がっていくことを実感しています。 まだ実際にMOVIXやワーナーマイカルに繋がることは出来ていませんが、 「ポップコーンじゃなくてフライドポテトじゃダメですか?」とご連絡をいただいて、Macへ繋いでくださるという想いもかけないお申し出をいただいたり 「ワーナーマイカルではポップコーンを作る人は<ポップコーンライセンス>を持っている人だけなんですよ」 と教えていただいたり… そしてたくさんの「励ましと応援」をいただきました。 コメントをいただいた方にご了解をいただいていないので、ここで一つ一つご紹介をすることは控えさせていただきますが、本当に胸にこみ上げるモノを抑えきれない温かく、優しく、私と息子を大切にしてくださっている言葉を、埋もれるほどいただきました。 自閉症の息子を授かったこと そして 経済的には安定している大学教員を辞めてもこの仕事を始めたこと 立ちあげた時からずっとそばにいてくれる仲間 人としての未熟さに気付かせてくれたお世話になった皆様 「人としての在り様」をアラ還になってから向き合うチャンスを下さった福島正伸先生とドリプラの家族 「香り」の世界で出会い研究者を辞めたのちもずっとお友達でいてくださる方々 マイナスからのスタートである今の法人で力を貸して下さる理事やスタッフの皆さん … すべてのご縁に「感謝」しかありません。 息子の力量もあり、せっかくの機会をいただいても、叶わないこともあるかもしれません。 でも、このキッカケが必ず他のお子さん・成人ご本人にとって「素敵」なことになるように思えてなりません。 自閉症の息子を授かったからこそいただいたこの幸せを、たくさんの方に「恩贈り」させていただきます。 これからも、私を、息子を、世界中の自閉症スペクトラムの方々が 愛され 褒められ 認められ 人の役に立つ そして その子・その人のままで尊重され、尊厳の保たれた生活が叶う世の中になる夢を持ち続けていきます。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
弁当男子 誕生!
今日は月に2回の日曜デイ(第2、第4日曜日に開催中)。
午前の部は、お弁当作り。 昨年度からの利用で、どんどんスキルの上がっている高校生たち。 欲張って、すべて手作りのお弁当を企画しました。 サラダの人参、ブロッコリー、ゆで卵は予めスタッフが茹でておきましたが、そのほかは完全手作りです。 一人で3人分を作りました。 メニューは ・鶏そぼろ ・アスパラのベーコン巻 ・卵サラダ ・浅漬け Y君のお弁当 T君のお弁当 女子の参加者が欠席になってしまったため、今日は男子ばかり。 振り返りで、二人とも上手にできたと書いてくれたベーコン巻 こぼさないようにお弁当パックをちゃんと持ち上げて詰めています。素晴らしい! 2時間強であらかたの片付けまでを終える事ができました。 出来上がったものをスタッフと一緒に食べます。 3月に高校生が卒業してしまい、人数が減ってしまった日曜デイですが、みんなで同じ話題で話をしながら食事をするのにちょうど良い人数にもなっています。 例え積極的に話に混ざらなくても、聞いていることでの場の共有は嫌ではない関係ができているようです。 場数を踏んで、表情にも自信が出てきています。 そんな表情に出会えるのはスタッフとして、本当に嬉しい瞬間です。 お子さんたちの姿を通して、一人で最初から最後までできるのも素敵だけれども、例えばヘルパーさんがついて一緒に作ったものを食べる一人暮らしの未来。それも十分に自立した生活の仕方なのだと今日はあらためて感じました。 先日、個別支援計画を立てる為に面談にいらしたお母さんから、 『「しゃ〜れ」に参加して戻ってくる子供の笑顔が大好きなんです。』 という言葉をいただきました。 家族へのお土産のお弁当を手に、きっと今日もとびきりの笑顔で帰ってくれているはず。 午後は、個別課題のお子さんが二人。 一人は最近仲間入りした高等部2年の女の子。 自己紹介や作業課題を通して、アセスメントを取っています。 もう一人は、高等部3年の男子。 ピザトーストを作りました。 発語はありませんが、目で見て理解する力と作業性が高く、家での手伝いもこなしています。人は本当にそれぞれの違った力があるのだなと、お子さんたちのめばえ反応に感動します。 こちらも、家族へのお土産つき。 お弁当にもなりますね! 「もっている力を活かして、生きる。」 発達障害を持つ子供の母親でもある私が、この活動を始めて7年。 少しずつこの言葉の意味が分かってきたように思います。 迷ったり、涙したり、希望をもらったりしながら、少しずつ不安を手放して、希望を集めて今に至っています。 きっと大丈夫。 あきらめない先に未来は開かれる。 発達支援トレーニングジム「しゃ〜れ」は、放課後等デイサービスを使い療育を希望されるお子さんを募集中です。 平日や土曜日も行っております。 ぜひ一度見学にいらしてください。 スニフ
「仕事」を支えること
青い鳥からのお知らせ 5月のノットワークカフェ
それぞれの「役割」
Schaleは、新しい利用者の方も少しずつ増えてきて、ますます「かりそめの職場」を意識した組み立てが進んでいます。
毎朝のお掃除も、それぞれの「持ち場」意識の涵養に努めつつ。 グリーンのお世話はYさんが 「ようこその玄関」を整えるにはCさんが お客さまから一番目につく棚はHさんにお任せ。 男性陣は看板拭きや掃除機を使ったフロアーの担当etc. クッキングスキルトレーニングの時は、コックコートと帽子を被ることにもしました。 何かそれらしくカッコイイです。 Cafeタイムの正式運用に向けて営業時間も伸ばし、カップやデザート皿もオシャレなものを揃え、福島正伸先生の教えてくださる 「そこまでやるか」 というお客様に「感動」も味わっていただく準備が進みます。 そして自慢なのは 利用者の方が増えても、とても穏やかに淡々とトレーニングが進んでいることです。 ワサワサしていません。 一人一人が 愛され 褒められ 認められ 人の役に立つ 価値がある人として自信と誇りを持って巣立っていく日を願う毎日です。
「開く」母
昨日の視察に繋いでくださった県議さんからのご連絡で、野田聖子さんがブログhttp://ameblo.jp/seiko-noda/に書いてくださったことを知りました。
<自閉症のこうたろう君のおかあさん、伊藤さんのプレゼンに、泣いた・・・> って… 聖子さんは、お子さんとのことを発信なさっています。 昨日もお食事を共にした時に 「外国との違いは、子どものことを開示しないことなのよね。 向こうは有名な人でもちゃんと公にしている…」 って仰っていました。 ご自身のことを「鉄母」と表現されていますが、いろんな批判や避難も覚悟の上でお子さんのことも、ご自身のことも発信していらっしゃる。 勇気をいただいている親御さんも多いはず。 「発達障害者支援法」の成立は、聖子さんと選挙区の一人のASDのお子さんのお母さんとの出会いがなかったら実現していなかったもしれない。 粘り強く党派を超えて勉強会や議員立法案の作成と奔走してくださいました。 障害のある子のお母さんとして、これからも国を動かす視点を持ち続けていただくことを願っています。 開示・告知は、私たちにとっても永遠のテーマかも。 最近、息子が良く 「障害のある子なんです」 って言います。 ドキッとします。 TDLでもハワイでもUSJでも、近くのデパートやスーパーでも、説明せずにお手伝いをしてもらいたいとか、逆に余計なお節介は止めて欲しいと思う時に、私が何気なく言っていて、聞いているんですよね。 「自閉症の子なんです」って、言う時も… 先日、とうとう 「お母さん、障害って何ですか?」 って聞かれました。 「こうちゃんは、今何をやったら良いか解らないとどうして良いか困ったり、お野菜を食べられなかったり、夜はお薬飲まないと眠れなかったり、たくさん困っていることあるでしょう? だけどお手伝いをしてもらったりお薬を飲んだら困ることは減るよね。 お母さんたちとは脳ミソの作られ方がチョットだけ違って苦手なことはあるけど、お手伝いをしてもらったら出来るコトが多い人のことだよ。 自閉症って、神様が選んだ素敵な人のコトだよ。」… 今はそんな風に説明しています。 何となく納得している様子。 でも、本当は目の前でそう言われることはあまり嬉しくないのかも。 お年頃ですものね。 知的な遅れのある我が家の場合は、断然開いて伝えた方が楽。 春休みに、初めての海外旅行でハワイに行った時も 「He is Autism」 って伝えると、ホテルでの食事の配慮も、アメリカからの出国審査も、超スムーズ。 とても穏やかな時間を過ごすことが出来ました。 もちろん、仙台の街で行動していても、今住んでいるマンションでも、隠したことは一度もありません。(隠しようがない程、とっちらかった行動をする時もあるし…) 震災の時にも、要援護者として丁寧に配慮していただきました。 開示することは「必要な支援」が受けやすいということ。 日本の文化の中では、まだまだ開き難いことがあることも現実。 具体例が増えて、選択できるような情報が増えていくと、相談機関などでの水先案内もしやすくなるのでしょうね。 う〜ん。目をそむけずに覚悟して取り組むテーマですね。 ご意見を聴かせていただけたら幸せです。
「今」だからこそ
今日はご縁をいただき、現政権与党女性局の国会議員の皆様の「東日本大震災視察」で、自閉症・発達障害のある方々の状況をお伝えさせていただきました。
100万通りの説明を聞いていただくよりは、「ドリプラ」のプレゼンを観ていただくことが伝わるだろうと、繋いでくださった県会議員さん・視察先の一つであった「六丁目農園」渡部社長のご理解の下、『あたりまえを諦めない』想いを届けることが出来ました。 「発達障害者支援法」成立のためにご尽力いただいた野田聖子さんとは、同じ立場の「母」として、プレゼン後は涙と共感で握手。 暖かい励ましの言葉もいただきました。 聖子さんは、一足先に応援している筋ジスのお子さんに会いに行かれるために帰京されましたが、党の女性局や女性対策の要職にいらっしゃる皆さんと、荒浜・福住町の町内会へも同行させていただきました。 荒浜の「今」の姿には心が痛みました。 立派な慰霊塔も立ち、ちょうど私たちがお訪ねした時には県外からの方と思われる方がタクシーでお越しになり手を合わせていらっしゃいました。 未だにな〜んにもない状況。 荒浜小学校はモニュメントとして残されるのだそうです。 ここには家があり、街があり、こどもたちの声がしていたはず。 集団移転がなかなかまとまらず、そのために復興に手が付けられないという話もありますが、この景色をいつまでも晒すのはあまりにも厳しい。 まだまだこういう状況なのだと、改めて知らされました。 今の私たちに出来るコト… 仮設などの不自由な環境で、あるいは新たな終の棲家を求めて仙台に越していらした自閉症や発達障害のあるお子さんをお持ちのご家族の力になれたら幸せです。 2年経ったからこそ表面化してくる問題がたくさんあるはず。 今からだこそ、「独りで頑張らない」で欲しいと願います。 Schaleには、温かくほっとするお食事と、幸せを届けるスイーツがあります。 まずは「出会う」ことから始めませんか? いつでもお待ちしています。
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