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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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「連携」が生み出すもの [2013年02月27日(Wed)]
北海道で素敵な取り組みが。
安達先生からのお知らせです。

平成24年度に取り組んできた「発達障害者の特性に応じた就労支援連携事業」で、手植えの田植えから始めて開発してきた米粉入り旭川地産ラーメンがついに完成しました。
写真の1枚は完成したラーメン、
IMG_0823.jpg

もう一枚はラーメンの説明書です。
ラーメン説明書き.gif

味噌と醤油があります。

 この事業は、福祉と大学と企業が連携して、発達障害のある人たちの仕事を作り出し、それを地域の経済活動として展開していくものです。
僕自身、この事業を通じて、これまで関わることのなかった企業人の方々や製麺会社のラーメン一筋の職人さん、札幌市立大学のデザイン学部の先生達とも知己を得ました。そして何よりも大切に思えたのは、この事業に参加した(いわゆる支援者ではない)人たちが「支援される人たち」として発達障害のある人たちと出会ったのではなく、商品開発やプロモーションの仲間として等身大の形で出会えたということでした。
 3月1日から、北海道どさんこプラザ(札幌駅)、そして4月1日からは北海道どさんこプラザの有楽町店と名古屋店でも販売を進めていきます。発達障害のある人たちとの共同作業だからこその手作り感のある米粉入り旭川地産ラーメンです。皆さん、見かけたら是非、買って下さい。ネット販売も始めますので、またお知らせします。あたりまえの経済活動として、攻めの姿勢で、彼らが社会の一員となる仕組みを動かしていきたいです。

買って、いただいてみたいです。

そして「虹のおかしやさん」のパッケージも大詰め。
FB_IMG_13619276053407961.jpg

本機校正という、実物を出力していただくことで最終確認が終わりました。

このパッケージ。万年カレンダーとして使っていただく工夫も。
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お土産にも、自分用にもチョット「いけてる」ステーショナリーとしてお使いいただけます。
正式発表はもう少しお待ちください。
Posted by 伊藤 あづさ at 22:06 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
ヤクルトで乾杯! [2013年02月26日(Tue)]
昨日の夜は、今回の沖縄視察に伺った福島正伸先生のネットワークの皆さんと、「沖縄ドリプラ」の皆さんとの交流会がありました。
そこで披露されたお話し。

社員全員に好かれる社長は、まさに、行動が伴っていた!
実は、沖縄ヤクルトさんの訪問が終わり、入井社長とみんながメンターシートと名刺交換をしている最中に、社長の電話が鳴っていました。
ちょっと後で折り返すと電話を切り私たちを見送る社長さん。
しかし、最後に部屋を出た方が「骨折?!膝の皿!?そりゃあ大変だ!」と心配そうな声を聞いていらっしゃいました。
お酒の席でそのことを聞くと、ヤクルトレディの一人が交通事故に合い、社長の電話を鳴らしたそうです。
聞けば社長がプレゼンしている最中から着信していたとのこと。
もちろん社長はソワソワしていらしたそうです。
その後、病院にお見舞いし、ご主人に謝罪し。
その足で宴席に駆けつけてくださいました。

本気で、社員を心配する社長。
一度は倒産した会社を立て直し、「日本一にする」という目標を掲げていらっしゃいます。

最後は全員で
乾杯!
もちろんヤクルトで。
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Posted by 伊藤 あづさ at 22:44 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
亡己利他 [2013年02月25日(Mon)]
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今日の仙台は気温が低く、氷点下だったとか。
沖縄の海は碧く、そして夏のように日差しの暑い日でした。

昨年末の「ドリームプランプレゼンテーション」でご縁をいただいた皆さんと、「肝高の阿麻和利」という沖縄の中高生による現代版組踊を鑑賞し、感動の涙を流した昨夜。

そして今日は、プレゼンの映像制作で力をいただいた沖縄教育出版さんと沖縄ヤクルトさんの視察と研修。
沖縄教育出版さんでは
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朝一で近くの小学校の通学路のお掃除をさせていただきました。
朝礼でプレゼンもさせていただきました。

本当に感謝しています。

また午後からは沖縄ヤクルトさんでの研修。
過去に45億の負債を抱え倒産、その後数年で立て直した現社長からのお話は大きな感動でした。
立て直しのキーワードは
「亡己利他」
社員を大切にすることで危機を乗り越えつつ「「日本一」を目指す社長の言葉は重く、この度で学んだことを活かしていけたら幸せです。

Posted by 伊藤 あづさ at 23:08 | 今日の出会い | この記事のURL | コメント(0)
繰り返し・繰り返し [2013年02月24日(Sun)]

今日の「しゃ〜れ」は、掃除のテーブル拭きでした。
「しゃ〜れ」で何度も繰り返し練習している掃除は、5回目になります。
今日の目標は、いろんな状況を想定してのテーブル拭き。
@テーブルの上に物が乗っていたら…
Aコップの飲み残しの水(20cc位)をこぼしてしまったら…
Bコップの水(200cc位)をこぼしてしまったら…
C粉類をこぼしてしまったら…
D固形物をこぼしてしまったら…E油ものをこぼしてしまったら…と様々な状況を想定してテーブル拭きをしました。

ぞうきんを絞る時は、脇をしめて縦絞りで絞る。初めてしゃ〜れで掃除の課題をした時も、子ども達にそう伝えています。横で絞るぞうきんの絞り方よりも、縦絞り方の方が水がよく切れます。
中には、親指立ててグーのポーズをして重ねて絞ると伝えたら、あぁ、なるほど、という子どももいました。
写真1_(2).JPG

自分がどこまで拭いたかがわかるように、真ん中にテープを貼ってテーブルを拭く子どももいました。自分で工夫して、ペン立てを真ん中において仕切り線にする子供もいました。
写真2_(2).jpg


写真3.jpg

全体を見ていたスタッフによると、「パン粉・小麦粉をどのようにとるかは、子ども達のやり方は、一人ひとり違っていた。
でも、その子供がやりやすいように、見本を提示して教えることをスタッフも意識してやれていたように思う。
こぼれる範囲が広いものに対し、どのように対応したらいいか、難しい子もいた。
しかし、実践場面で声掛けをしたり、どのように集めるかを伝えることで自分で考えてやれる子も増えてきている。」と話していました。
スタッフそれぞれが、その子供に対してどのような課題がいいのかを考えています。

実際の調理場面を想定して、どんなやり方でテーブル拭きの課題設定をするのか、支援者の力が試される場面です。
ぞうきんで水分を吸い取ること、固形物をぞうきんで寄せ集めてゴミ箱に捨てること。基本的なところを押さえて、最後の仕上げの全体のテーブル拭きをすることは、連携した動きが必要になるため、なかなか難しいのです。
積み重ねが必要になってくるテーブル拭き。調理の際にこぼれたら拭くが意識的にやれるようになるためには、日々の積み重ね、日々の繰り返しが必要だと感じています。

Posted by 伊藤 あづさ at 23:15 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
風化 [2013年02月23日(Sat)]
今日はマイケル・サンデル白熱教室(3月3日放送予定・NHK)オーディエンスとして、またオーディエンスのNPOの方々とのランチセッションに参加させていただく機会をいただきました。

震災からまもなく2年。
今、自分達にできること、これからの社会に必要なことなどの意見交換の場に参加させていただきました。

帰り道。
街で派遣切り裁判について運動をされている方々からビラを渡されました。
ここにも、風化させてはいけない問題があります。  

社会の抱える矛盾。
苦しいけれど、今進められる一歩をそれぞれが歩んでいく。
次の世代を生きる子ども達につなげる今日を。  みき

Posted by 伊藤 あづさ at 23:59 | 今日の出会い | この記事のURL | コメント(0)
被災地で「起業する」と言うこと [2013年02月22日(Fri)]
今日は、内閣府の起業家育成事業としてお世話になっているETIC.の「みちのく仕事」最終ギャザリング。
昨年の8月〜2期に分かれて採択していただいた50名の起業を目指す方々とのワークでした。
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手仕事系・旅行企画系・教育系・福祉系・子育て系…いろんな事業と取組み、被災地の中でアントレプレナーになろうとしている方々は、一人一人がとても魅力的。
被災地で育成された起業家のトップランナーとしての役割も皆で確認し合いました。

終了後はステージをSchaleへ移し、人材派遣事業「右腕プロジェクト」のリーダーの皆さんとの意見交換会。
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半年から1年と言う有期限の中で、立てたプロジェクトやリーダーの「右腕」の役割って?
それを受容れるリーダーの役割って?
「右腕」さんたちの期限切れ後の人生は?
受容れ組織はどう育っている?
時間を忘れて、たくさんたくさん話し合いました。

震災からもうすぐ2年。
「外」から支援に入っていてくださった組織や人は、「一区切り」を付けで引いていく時期が来ています。
「内」の力を試される日常が迫っています。

この法人になって1期の決算を無事に終え、一息つきながら「起業家」としての足元を固める新しい期を迎えています。
来る人・去る人…「ぶれいん・ゆに〜くす」と出会って良かったと言っていただけたら幸せです。
Posted by 伊藤 あづさ at 23:17 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
非常時の支援 [2013年02月22日(Fri)]
昨夜もユラユラ…
もうすぐ2年だというのに、ナマズさんはまだ落ち着きません。
ナマズさんの「氷山の下」は何なんでしょう?

今、この時だからもう一度。
非常時に、自閉症や発達障害の方たちの側にいる者が心掛けておくことを、奥平さんの知恵から整理してみましょう。
http://omemedo.tanba-sasayama.com/new/kurasi/column/column16.htm
自閉症や発達障害の方が不安なく過ごせる環境って、高齢者の方でも、もちろん健常者の私たちでも「安心」なんですよね。
Posted by 伊藤 あづさ at 07:16 | 今日の知恵 | この記事のURL | コメント(0)
続々と… [2013年02月21日(Thu)]
昨日のNHKhttp://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-02/20.htmlご覧になりましたか?
見逃した方は来週の再放送をぜひ!

そして3月3日にはhttp://tomokoworkdiary.sagafan.jp/e585515.html

近頃発達障害のある方が主人公として取り上げてくださる番組が続きますね。
私たちが企画する厚生労働省事業の第2弾は3月12日http://www.facebook.com/events/205352346270729/

4月2日は「世界自閉症啓発デー」http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
日本でも様々な試みが計画中です。

知ってもらって・認めてもらって・尊重して欲しい…私たちの願いの「一歩」となりますように。
「ライトアップ…」も各地で盛り上がっています。http://www.facebook.com/pages/Light-It-Up-Blue-Japan/286867398041396

Posted by 伊藤 あづさ at 22:00 | Autism awareness | この記事のURL | コメント(0)
青い鳥からのお知らせ ママたちのcafe time [2013年02月20日(Wed)]
2月も下旬に入りましたが、ぐっと冷え込んだ仙台です。
暖かくしてお過ごしでしょうか。
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2月のノットワークカフェのご案内です。

今回も対象は発達障害をもつお子さんのご家族。
お父さんのご参加も大歓迎です。

先日ラジオでご紹介いただいたことからのお問い合わせも頂いています。

Schaleってどんなところなんだろうと思われた方。
同じような立場の他の方と話してみたいと思われる方。

他の人と話すこと、聞くことでの気づきはたくさんあります。
親も子もいくつになっても気づいたときからできることはたくさんあると思います。

しゃべってみたり、聞いてみたり。
「きっと大丈夫だよ。」ってお子さんを一緒に応援しませんか。

下記の日程で開催します。
ご参加をお待ちしております。

日時;2月28日(木) 13:00〜15:00
場所:Schale カフェ個室
参加費:1,000円 お菓子、飲み物付き
申し込み:022−263−1402までお電話ください。
Posted by 伊藤 あづさ at 08:25 | ノットワークカフェ | この記事のURL | コメント(0)
TEACCHから学ぶべきこと [2013年02月19日(Tue)]
今日もまた大阪から中山清司先生にお越しいただいての勉強会。
今年もまた一年間を通してコンサルテーションと「TEACCHから学ぶ」機会をいただきました。
春に向けて、卒業していく仲間、新しい仲間、スタッフも少し変わります。
だから、改めてもう一度。
「TEACCHとは」からの学び直しです。
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「TEACCHの理念」は何度も何度も学んでも、その都度ハッと忘れかけていたことに立ち返ったり、新しい気付きをいただいたり…

「7つの原則」の確認から
7つの原則
@子どものスキルを高めることと、子どもをとりまく環境を調整すること
A親を共同治療者(Co-therapist) として位置づける
B教育プログラムは診断と評価に基づいた個別化されたもの
C構造化された教育(Structured Teaching) をおこなう
D弱みを補い、強みと興味関心を活かす
E認知理論と行動理論を組み合わせる
Fジェネラリスト・モデル

特に「親は協働療育者」は、親でもあり、支援者でもある私たちには永遠のテーマです。
親御さんたちが「お任せ」にならない療育や就労プログラム。ずっと格闘しています。
「親と専門家の4つのモデル」をまとめていただきました。
@親が訓練生で専門家が指導者
A親が指導者で専門家が訓練生
B精神的支え
C地域社会への代弁
この4つの役割を補完し合いながら
< 親と専門家は、お互いの立場と強みの違いを確認し、相互の尊敬によって協力する>

「TEACCHの使命」は
・自閉症の人一人ひとりが地域のなかで可能な限り意味のある、そして自立するための機能を高めること
・ 自閉症の人・家族・支援者に模範的なサービスを提供すること
とも。

そして
「自閉症の文化」と向き合うことは
・ どんな理論や療育よりも、「人」が最優先である
・ 一人ひとりと「自閉症の文化」をよりよく理解すること
・ それは、自閉症の特性を知ることから・・・
・ 自閉症の人は独特の文化をもっているが、劣っているのではない
・ 自閉症でOKであり、自閉症の人一人ひとりのニ−ドからスタートする
・ 構造化は、自閉症の文化にもっとも適応した対応であり、自閉症の人に対する教育や生活支援の基本になるもの

だから
「TEACCHから学ぶべきこと」は
・ 自閉症を正しく理解し、自閉症の文化を尊重すること
・ 自閉症の人、一人ひとりの豊かな地域生活にむけて、具体的に取り組むこと
・ 肯定的な側面、可能性に目を向け、より良いものを追求する姿勢
・ それは、親と専門家との協同作業である
・ 目的は、自閉症の人たちとの「共存」であり、そのためには、私たちのほうから「歩み寄る」こと
・ 科学的な検証を積み重ねること
・ 支援システムの構築へ=社会を変える取り組み

まだまだです。
でも、こうして学び続けられる幸せに感謝して、逃げることなく目の前のこどもたち・成人ご本人・そしてそのご家族の役に立てるようになりたいと、努力をしていきます。



Posted by 伊藤 あづさ at 20:46 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
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