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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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プロの仕事 [2013年01月31日(Thu)]
「虹のおかしやさん」の第一号企画商品「おおまちロール」のパッケージデザインの「知恵袋会議」をしました。
1週間前に打合せをしていただいて、今日ご提案いただいたパッケージは2パターン。
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BOX型の方はとっても素敵な「しかけ」がされています。
ロールケーキを「おしゃれ」に持っていただくためのパッケージも、シンボルの「虹」がアッと思う形で表現されていたり、持ち手が痛くならない工夫も。

春になって、街中でこのBOXを歩いている人を見かけたらワクワクしそう。
もう少し改良が続きます。春のデビューをお待ちください。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:42 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
ひとりじゃないよ [2013年01月30日(Wed)]
富山県の発達障害者支援センターさんが、こんな素敵な冊子を作ってくださいました。
「ひとりじゃないよ」http://www.tym-ariso.org/not_alone.html

あなたの近くで必要としている方がいらっしゃるかもしれません。
お知らせくだされば幸いです。
Posted by 伊藤 あづさ at 20:53 | Autism awareness | この記事のURL | コメント(0)
お見事! [2013年01月29日(Tue)]
今日は一日登米→南三陸へお邪魔しました。
被災地支援としての障害のある(特に自閉圏の)お子さんへの療育的指導を求めてくださる動きがやっと出始めています。
4日ぶりに学校へ行った息子を送った後、お声掛けくださった団体の方と、今は活動の拠点となっている登米市へ。
ブログでも情報発信をされています。https://blog.canpan.info/hsc_kenpoku/
町から日中一時支援として放課後のこどもの居場所の運営のため、法人設立も準備されています。
南三陸の町には、今は活動拠点がないため隣の登米市で、成人の方の日中支援を制度外で行い、午後からは公民館をお借りして児童・生徒のお預かり。
今は「お預かり」ですが、「療育」の観点から育ての支援を検討して下さっていて、まずは現状把握のためお邪魔しました。

人数は多くはありませんが、成人の方も子供たちも、良い育ちをしていらっしゃるように感じました。
一方、支援力が付けばもっともっとこどもたちの未来は開かれるだろう可能性がいっぱい。

今日はとっても素敵な小学校1年生に出会いました。
我が子がトミカのミニカーを並べてウットリしていたのを思い出しました。
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並べ終わると今度は分類。
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この子なりの法則性があるように…
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自閉症が好き、この仕事が好き

そんなことを心から感じる素敵な出会いでした。

Posted by 伊藤 あづさ at 20:37 | 被災地支援 | この記事のURL | コメント(0)
より良き支援者を目指して [2013年01月27日(Sun)]
自閉症e−サービスの中山清司先生との勉強会が、今年もまた1年続けられることになりました。
新年第1回目の今日のテーマは
「より良き支援者を目指して」
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支援者の役割。
支援者の資質。
「評価とは自閉症の人の可能性を確認する作業」…あったり前の子とだけど、中山先生が仰るから厚みがあります。
とても丁寧に「具体」を示してくださいます。

改めてTEACCHアプローチで大事なことは
右矢印1いつも、自閉症の人と家族から学ぶ姿勢を大切に
右矢印1支援者の都合を強いていないか、自省してみて
右矢印1構造化の形に、無理にはめこもうとしていないか?
右矢印1支援者のやりたい課題を選んでいないか?
右矢印1家族や周囲の話を謙虚に聞いているか?
右矢印1相手のせいにしていないか?
右矢印1私たちはベストを尽くしているか?
右矢印1「自閉症の人の立場に立って考えなさい」
右矢印1「自閉症の文化を大切にしなさい」
右矢印1「自閉症の人を尊重しなさい」
右矢印1「自閉症の人たちが自立していくことを喜びなさい」
と、ショプラー先生からの教えを整理していただきました。

TEACCHの理念をしっかりと学び合いたい…今年も月に1日ずつこの勉強会を続けていきます。
TEACCH研としてのスタンスも考えながら、学び続け、「自閉症の人達の幸せな人生」を叶えていきたいと思います。

理想の支援者像は・・・
右矢印1流行の技法に溺れない、浮かれない
右矢印1謙虚な態度、学ぶ姿勢、科学的な検証に耐えられること
右矢印1社会正義を信じ、自らに与えられた使命と役割を心得える
右矢印1率先して動き、現場で実践し、タフであり続ける
右矢印1統率力を発揮し、仲間を大切にし、チームで結果を出す
右矢印1「何になるか」ではなく「何をしたいか」に価値をおく
右矢印1チェンジメーカー
右矢印1先を見通す目、常に最悪を想定し最善を尽くす、残心の構え
右矢印1イマジネーションとオリジナリティーによって、突破口を見つける
右矢印1自閉症が好き、この仕事が好き

一緒に目指しませんか?

2月は18日(月)の「厚生労働省 平成24年度 発達障害者就労支援者育成事業」で(株)Kaienの鈴木社長/ジョブジョイント大阪の高橋亜希子さんと一緒にご登壇いただきます。
3月以降の日程に関してはSchaleおおまち(TEL022−263−1402/Mail:schale_omachi@yahoo.co.jp)にお問い合わせ下さい。
Posted by 伊藤 あづさ at 17:09 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
T君おめでとう! [2013年01月24日(Thu)]
昨日までの寒さが少し緩んで、穏やかな暖かさの一日でした。
5月から、一生懸命尽くしてくださっているKさんがダウン。
用事があって上京する予定を変更して終日職場に。
「Schale」の利用者の皆さんは、2月頭の「ふれあいワークフェア」に向けて、求人情報をチェックしたり、履歴書の準備を始めたり…

事務仕事をサクサクと…と思いつつ、結局他の仕事の優先順位が高く予定の半分も終わらないうちに帰宅。
夜になって、幸江さんから1通のメール。
小学校の頃からご家族ぐるみでご縁のあったT君の高校合格のお知らせです。

良かった!
嬉しい…

中高生のプログラム・居宅介護・外出支援…
スタッフもみんなで支えてきたT君。
高校生になっても、その先の未来のために、共に悩み喜び合えるパートナーであれたら幸せです。

Posted by 伊藤 あづさ at 20:58 | 今日の「素敵」 | この記事のURL | コメント(0)
「人」として [2013年01月23日(Wed)]
辛いこと。哀しいこと。悔しいこと。理不尽なこと。
自閉症の子の親となって17年(診断判定が付いてからは13年ですが)、嬉しかったり楽しかったこともたくさんあるけれど、やっぱり圧倒的に嬉しくないことの方が多かったように思います。
それでもTEACCHアプローチと出会い、全国の親御さんと出会い、「あたりまえを諦めないで『未来を創る』んだ」って心に決めて、毎日を過ごすようになりました。

今日は全国の自閉所の子を持つご家庭で、ザワメク気持ちをこらえられずに沈んでいる親御さんたちがいらっしゃるのでは…
私もザワザワしています。
原因はこれ。http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130123072926496
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学校が大好きだった私は、息子にも“学校は楽しいところ”って感じながら、楽しい学校生活を過ごして欲しいと願っています。
だけど、いろんなことがあります。ありました。
今は、期待することを放棄しています。
もちろん、息子は自分が守りきるという覚悟も持っています。

「自閉症のその人として尊厳を保たれる人生」が「あたりまえ」になることを願って。
親はどんな気持ちでこどもと出会い、受止められるまで葛藤を抱え、一人じゃないから前に進み、エンパワメントされるきっかけを得て、社会を変える覚悟を持つこと。
こどもたちの「未来」を信じ続け行動する姿を伝えます。
それが今の私に出来る事。
私に10分の時間を下さい。
「あったらいいなを実現していく。
自閉症の子どもたち、そしてその親や関係者にとってのあったらいいな。
あたりまえのあったらいいなを、あったらいいなが実現した世界を、プレゼンテーションでありありとお伝えします。」
一人の人間として、親として生き抜く姿から、勇気と希望をお届け出来たら幸いです。


Posted by 伊藤 あづさ at 21:23 | 今日の感慨 | この記事のURL | コメント(0)
「虹のおかしやさん」の知恵袋 [2013年01月22日(Tue)]
成人期のご本人で就労に向けて前へ進みだそうとしている方々を応援するために…
「おいしい!」から広がる幸せを届け、褒められ、認められ、人の役に立ち、自分の立ち位置を確信して欲しい…
そんな願いから企画をして事業化へ向けて進んでいる「虹のおかしやさん」。
当面の主力「おおまちロール(米粉を使ったロールケーキ)」は、改良を重ね、ベースがほぼ完成間近。
と、言う訳で、パッケージデザインや販売ツールの検討が動き出しました。
ずっとデザインを手掛けてくださっているしほさんや、地元の大手印刷会社の皆さんが集結。
「知恵袋会議」を開きました。
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ご試食いただいたロールケーキは、もちろん「美味しいですね〜」と高評価。
ホット一息。
だって、手掛けていただくパッケージだって、リーフレットだって、心から愛していただかなくちゃ、お互いの納得のできるものを創り上げることはできませんものね。

しほさんも、ご本人たちが作業をしやすいように、ラベルや包装の仕方を考えてくれています。
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「おいしい!+あっと驚くパッケージアイディア」
知恵袋の皆さんへの次回までの宿題です。
ワクワクしながら待つ10日間です。
Posted by 伊藤 あづさ at 20:09 | 今日の活動 | この記事のURL | コメント(0)
主役は誰? [2013年01月21日(Mon)]
今日と明日は宮城県の「児童発達支援管理者研修」でファシリテーターとしてお手伝いをしています。
これまで「サービス提供管理者(児童)」が、法の改正で「児童発達支援管理者」になるための研修です。
今日と明日は事例を基にした演習。
何と!制度改正もあってか、60名を超える方のご参加。
グループに分かれての事例検討です。
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「個別の支援計画」を立案するわけですが、長期目標・短期目標などなど立案の実際をみなさんがやってくださいました。
同じ「児発管」と言っても、実際に既に児童をやっている事業所、取りあえず資格取得が目的で法人から送り出されていらした方、様々です。
だから、事例をスッと読み込んで、目標を立てたり、そのための具体を提示することはなかなか至難の業。
それでも、みなさん、丁寧に、まじめに課題と取組んでくださいました。

それにしても…
“長期目標として
国のモデル記入例にある「思いやりのある子になるように支援する」とか、グループ内で出てきている「集団の中で楽しく過ごす」って…
ウ〜ンって心の中で唸る私は変かな〜?”
ついつい呟いたFBに、カイパパさんもこうままさんも、TEACCH研の黒田先生も、みかわさんも、たくさんの方がコメントをくださいました。

児童発達支援事業/放課後等デイサービス事業…こどものステージの主役は誰?
って考え続ける支援者集団にならなきゃね。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:25 | 今日の学び合い | この記事のURL | コメント(0)
たたむ・しまう [2013年01月20日(Sun)]
今日の中高生プログラムは、ライフスキルトレーニングの「たたむ」でした。しゃ〜れ児童デイに来ている子ども達の中には、調理が終わった後のエプロン・三角巾をぐちゃぐちゃに丸めてかばんの中に入れる人もいます。たたむって何のためにするんだろう?子ども達の中にどう動機付けするかが難しい課題でした。

今日は一泊分の着替えをもってきてもらって、着替えを自分でたたむことができるかをしました。
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自分でたたむことができない子どものためには段ボールで作った「Tシャツをたたむジグ」や収納用のたたむ手順書も用意しました。
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子ども達にとって自分でやりやすい方法でたたんでいきます。
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自分のたたみ方でたたむことができた人は、引き出しに入るようにたたんでみます。
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お家の引き出しのサイズをはかってきてもらって実践をしました。お家でも繰り返しやれるようにするためです。引き出しに入るようにするには、もう一折り、二折りが必要かなぁと相談しながらスタッフと一緒にしていきます。お家の引き出しによって入れ方は様々です。
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「お母さんから教えてもらいました」の声がずいぶん聞こえてきました。皆さんよくやれています。

引き出しに入るようにたたんだら、次はバッグに片付けてみます。
ファスナー付き袋や圧縮袋を活用します。
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圧縮袋を使ったことのない人がほとんどでした。圧縮袋の空気が抜けて圧縮されるのが楽しくてもう一回やる!と自分で意欲的にやる子もいました。
こうした2つの道具を活用し、衣類の分類や入れる順番を考えて収納していきます。
かばんの中身をスッキリ片付けることができていました。

たたむが定着するためには、まずはたたみ方を知ること。
それから、たたむことは身の回りを整理することに繋がることを本人が納得してわかること。
本人にとって必要性がわかって自発的にやれるようになるには、やっぱり、お家や学校、「しゃ〜れ」での積み重ねが大事になってくるのかなぁと思います。
今日の子ども達のふりかえり・感想の中には
「丁寧に教えてもらったからこそ、自分の勘違いに気づく事が出来た」
「言葉にするのは難しいけど…ワイシャツたたみ方が様になってきたと思う。」との声も。
「たたむことはめんどくさかった」という感想にもスタッフがすかさずフォロー。
「めんどくさいことにも自分で最後までやれてたよね、頑張ったね」と認めて誉めます。

スタッフ間でのふりかえりでは、参加したそれぞれのスタッフから今日の子ども達の様子について話されます。
学生スタッフさんの気づきが毎回深みを増しています。
幸江さんからも「スタッフの皆さんが一人ひとりの子ども達の個別対応に臨機応変に対応してくださった」との声があげられました。
学生スタッフさんからは児童デイに来ている一人ひとりの子ども達の育ちを支えていただき、「しゃ〜れ」スタッフもさらに学んでいます。
今日もいろんな気づきをいただいて感謝の日々です。
Posted by 伊藤 あづさ at 20:54 | 今日の「しゃ〜れ」 | この記事のURL | コメント(0)
二期目の課題 [2013年01月19日(Sat)]
カイパパさんが書いてくださいました。http://kaipapa.livedoor.biz/archives/52451964.html

『私が伝えたかったのは、「人としてみてほしい」ということでした。

どれだけ、風変わりで、理解しづらくても。人間だよ…?

「人間あつかい」されないことほど、むごい仕打ちはない…

それが、伝わったとき、やっと、私たちは、涙を流すことができます。』

知的障害を合併するタイプの子を授かって、時に人前でのわが子の奇異な行動に恥ずかしかったり、ヒソヒソと話す声にいたたまれなくなったり…
「何か変ですか?」って言い放つ自分も決してイケテナイ。

私に出来る事は?
ずっと考えて「伝える」ことを役割として臨んだ「ドリプラ」。
願いが叶ってファイナリストになって、1,700名の方の前でプレゼンを観ていただき、反響もたくさんいただきました。
自閉症や発達障害のある方とはご縁のない多くの方が
「感動しました」・「共感しました。応援します。」とメッセージを下さいました。
もちろん嬉しかったです。
だけど…
やっぱり私は、同じ立場の親御さんや関係者の方にもたくさん観ていただきたいと願っています。
先週の佐賀での研修の交流会で、主宰の服巻智子先生にお願いをしてプレゼンをさせていただきました。
今日、智子先生からいただいたメッセージ。
「伊藤さん、TTAPの時はゆっくりお話しする機会が持てなくてすみませんでした。素敵な御発表をいただき、ありがとうございました。多くの方々の感動を呼んでいましたよ。ご提案いただき、御準備いただき、本当にありがとうございます。」
嬉しかったです。

私たちのこどもが「あたりまえ」に「人としてみてもらえる」日が来ることを信じて、これからも日々の営みを大切にしていこうと思います。
ジョンとマイクも私のプレゼンを、重松加代子さんの同時通訳で観てくださいました。
そして素敵なメッセージを下さいました。
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親たちが一人で頑張らないために。一人で苦しまないために。一人で抱え込まないために。
そして…
みんなで一人一人の幸せを喜び合うために。
二期目の課題は「コンセンサスとガバナンス」。
よろしくお願いいたします。
Posted by 伊藤 あづさ at 21:12 | 今日の感慨 | この記事のURL | コメント(0)
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