変身準備
[2012年11月30日(Fri)]
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情報の共有と組織運営
毎月定例的に行っている、理事青木ユカリさんのファリシテートをいただいたのスタッフミーティング。
明日から2回に分けて行われるSchaleの改修のこと。 改修後のそれぞれの役割。 「今」それぞれの役割がどう動いているのか… ユカリさんのリードで次々に確認され、明確になり、共有されていきます。 複数事業を展開しているため、スタッフもシフト勤務になりつつあり、なかなか全員が集まることが出来難くなっています。 でも利用者の方や行政の方、応援して下さる皆さんに 「知りません」 ということは許されません。 一人一人の役割観を大切に、「親切に・丁寧に・大切に・誠実に」事業を行っていけたら幸せです。
進路の見極め
高校3年生が6名在籍する「しゃ〜れ」。
そろそろ進路を決める時期です。 通信制サポート校や支援学校に行っていたお子さんは継続A型へ。 中には調理師専門学校の夜間部に進むことが決まったお子さんも。 結局、来春種労移行支援事業所「Schale」で、もう2年かけて社会に出ることを選択したお子さんはたった1名。 チョット“残念”。 通信制や夜間の専門学校へ進んだお子さんが、昼間やスクーリングのない日に「就労移行支援」をすることは、制度上出来ない現実。 “昼間どうするんだろう…” “通信で技術職を学んで、解らないことに出会ったら、誰がサポートするんだろう…” 2年近く接して、たくさん「出来ること」や「自信」を付けてきた中高生。 でも… 私たちは心配。 “もう少し底力を付けてあげたかった。” “「この先」をもう少し見守りたかった” 失敗して戻って来ないために… さてさて… 18歳以降の成人ご本人と、定期的に会える機会を作ってみましょう。 そう、OB・OG会のような。 いつかは巣立っていくこどもたちです。 でももう少し「安心」してから手放すことが出来たら幸せです。
「継続」への光
雪の便りが届き始めました。
震災から1年8か月を過ぎました。 仙台の街は、見た目にはもうほとんど震災前に立ち戻っています。 一方、沿岸部の被災地は、瓦礫は片付いたものの、生活も自宅も再建の目途が立ち難い状況は続いています。 世界的なユダヤ系宗教団体の助成をいただき支援に入らせていただいた南三陸も、街の復興計画が進まないため、こどもたちのこの先の定期的な支援の継続に赤信号。 今後の継続に向けた話し合いを助成先の団体の皆さんとさせていただきました。 私はずっと、お母さんたちがこどもたちの一番の味方になっていただけるような「安心」の提供を願っています。 被災地は元々、自閉症スペクトラムに特化して支援システムがほとんどなかった地域です。 だからこそ、これだけ痛んだ街で、私たちのこどもを中心に「未来を創る」希望が生れたら良いなと願い続けてきました。 そのためには、お母さんたちに「一人で頑張らない安心」を持っていただきたいと願い続けています。 何と! その想いは届きました。 ディレクターの方の方から 「親御さんの支え」になるプログラム提案を求めてくださいました。 プロポーザルが通ったら、定期的にペアレントトレーニングが叶います。 お母さんたちが明るく元気にこどもたちの未来を思い描き続けるために。 こどもたちが素敵な自閉症の「その人」として育っていくために。 被災地の復興の光となるために。 休む暇はありませんね。
住友商事東日本再生ユースチャレンジプログラム 中間報告会
少し時間が過ぎてしまいましたが、11月17日(土)住友商事東日本再生ユースチャレンジプログラムの中間報告会が行われました。 かなりピンボケですが(すみません)、報告をするぶれいん・ゆに〜くすインターンのしんちゃんです。 こちらもピンボケですが、しんちゃんの発表のパワーポイント。 7名のインターンが6団体に所属して活動しています。 「7月の入校式の時と比べてインターンの皆さんがぐっと成長されている姿に感動しました。このような活動に自分の勤めている会社が出資をしていることを誇りに思います。」と住友商事の方もおっしゃってくださいました。 若い人たちは社会の希望なのだと、あらためて確認した思いです。 インターン1期生のみなさんが2期生、3期生と次に続く人たちの事を念頭において活動をしていることもとても頼もしく思いました。 ぶれいん・ゆに〜くすのインターンのしんちゃんは笑顔が素敵な留学生。 私たちもインターン関係者の方々もしんちゃんの穏やかな人柄と笑顔が大好きです。 今年はアジアからの留学生の方々にご縁があって手伝ってもらっています。 外国で自分の力を試してみようというバイタリティがあって、笑顔も魅力的な彼らに接するたびに、自分を信じられること、自信とはこういうことを言うのだなと感じます。 それと同時にいつも思います。 利用者さんたちも私たちの子供達も、それぞれの力に合わせて、自分のおかれた場所で自分を信じて笑顔で生活できる日々を叶えたいと。 どの人も社会の中で仕事と役割をもって未来へ向かっていく。 それが幸せへの道だから。 東日本がそんな社会に再生していかれるように、私も自分のおかれた場所で頑張ろうと想いをあらたにしました。 このような機会を与えてくださった住友商事さん、市民社会創造ファンドさんに心より感謝申し上げます。 みき
「見本」から学ぶ
今日の中高生プログラム「しゃ〜れ」は「ボタン付けとひも結び。」
去年に続き3回目です。前回までは、玉結び・玉止め・ボタン付けの練習を別々にしてきました。 久しぶりのボタン付け…覚えているでしょうか。前回までは、糸の引き具合が分からず、苦戦している様子も見られましたが… 久しぶりに課題に取り組む子ども達の様子は真剣そのもの。 子ども達一人一人が手順書を見ながら、みなさん集中して取り組めていました。 裏の止め糸もきれいに仕上がっています。 本人にとって分かり易い手掛かりがあれば、一人でできる力をもっている子ども達です。 苦手意識の多いボタン付けでしたが、抵抗なく子ども達がやれていました。積み重ねをしていけばやれることが増えていって子ども達の自信に繋がることも実感しています。 ボタン付けが終わったら、ひも結びの課題に挑戦。 縦結びにならずにエプロンのひもを前で結べるかな?後ろで結べるかな? 学生スタッフも一緒になって考えます。 一本目のかけるひもの位置によってひも結びの仕方が変わってきます。中でも難しいのが後ろでひも結びをする課題… 後ろで結ぶので、見えない分難しいです。かけたひもをどこの輪に通したらいいのか… イメージし難い課題です。そんな時は、見本を見せてあげるとできる子どももいました。 「縦結びはどうしてだめなんですか?」という子ども達の意見に、「縦結びだとくつ紐がほどけやすい原因になるんだよ」と伝えると、「そっか」と腑に落ちた様子。 どうして必要なのかを伝えると、子ども達は意欲的に取り組んでいきます。 しゃーれでの調理プログラムで何回もエプロンや三角きんをつける練習をしているからこそ、やれるようになっている子どもも多くいます。 こういった積み重ねを大事にしていきたいです。 静香
おしゃべり会 日程変更のおしらせ
知恵を分かち合う
今年度継続的にご指導いただいている「自閉症eサービス」の中山清司先生お迎えしての研修会。
今月は昨日・今日と開催です。 私たちの組織だけではなく、支援学校の先生・県を越えて他事業所の指導員の皆様がお集まりくださっています。 中山先生は風邪っぴきで仙台入り。体調が心配でしたが、連日の一日研修でしたが、元気になって大阪にお帰り下さいました。 今回のテーマは「自閉症支援のための現場評価キット」から特性を把握し、個に合わせたプログラムを立てる 中山先生が支援現場の経験を積み上げて整理された評価を勉強させていただきました。 昨日はグループに分かれて、事前にいただいていたプロフィールシートからモデル者の「特性」の広い出し。 教材を確認しながら、プログラムイメージを膨らませます。 そして二日目の今日は、中学部と高等部の生徒さんに協力していただき、「評価」の実際。 この研修の前に、昨年から継続してきたTTAP研修で積み上げてきた力が発揮されていきます。 TEACCHの理念の下、同じ視点・同じ観点での支援組織が広がっていることが、本当に嬉しく、有難く思います。 「働く大人」への道を創るために、これからも中山先生やその仲間の先生方(今回は「ジョブジョイントおおさか」の高橋亜希子さんもお手伝いくださいました)のお力をお借りしながら、努力を続けて行けたら幸せです。
50の恵
久しぶりの息子自慢です。
「お母さん、ハイ。」 差し出したのはこれ。 今日、ヘルパーのお兄さんと買ってきてくれました。 「有難う。どうして?」 「つむじが気になるからです。」 結婚が遅かった私は既にアラ還。 確かに抜け毛も増え、髪も細くなっています。 お年頃の息子は気になっていたのですね。 もちろんTVコマーシャルの影響もあるでしょう。 だけど、気にしてくれたことが嬉しいです。 自閉度アップでこの先を憂う母の気持ちをよそに、こんな風に母心をくすぐる術を、どこで身に着けたのでしょう? やっぱり “良い子だな〜” って、親ばかですね。
「夢」の形
「あったらいいな」を一つ一つ叶えてきた私たち。
今、大きな挑戦に踏み出しています。 誰もが「笑顔」いっぱいになれる『虹の街』を創りたい。 その象徴として7階建てのビルが欲しい。 そのために、たくさんの人から「志への投資」をしていただいて… いつかこんなビルが建ったら良いな… デザインでお世話になっている高野さんと、わが社のデザイナー聡美さんが「形」にしてくれました。 1階…Cafe 2階…食の幸房 3階…事務と相談と情報ステーション 4階…療育のステージ 5階…就労支援のステージ 6階…プレジデントオフィス 7階…コープラティブハウス 「夢しか実現しない」 だから必ず叶えます。 目標は2018年。 「世界自閉症啓発Day」制定10年目です。 私たちの「夢」 応援して下さいね。
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