大切な「当たり前」
[2012年12月11日(Tue)]
「成人期に幸せな人生を叶えること」
大きな目標です。
学齢期のお子さんのご家族からニーズが高いのがSST(ソーシャルスキルトレーニング)。
でも「ぶれいん・ゆに〜くす」では中高生のプログラムでも成人期の方のプログラムでも、それを謳っていません。
生きていくためには、もっと「大切」にしていかなければならない力があることを知っているからです。
中京大の辻井先生は
「発達障害は社会性の障害と言う。
社会性と言うとコミュニケ―ション能力のことと思われけど、それは違う。
ぼくたちは、わざわざ教えられなくても自然に出来ることがたくさんある。(例えば場の空気を読むとか、掃除の仕方も含めて)でも、それらをわざわざ教えられないと出来ないのがASDの人の社会性の困難さ。
だけど、わざわざ教えてあげれば出来るようになるんだよね」
って教えてくださいました。
コミュニケーションが苦手だからこそ発達障害なんですよね。
そこを一生懸命努力させることは「車いすの人に立って歩け」と言うことと同じだとずっと考えています。
だから私たちは、取り立ててSSTを謳わない。
だけど、特に中高生は、日々の「しゃ〜れ」のプログラムの中で、寄り添い続け、その子の良いところを認め、受止め、褒められる経験の中で、自然と互いを意識し、励まし、認め合う力をつけています。
そしてとっても大事にしているのが「一人暮らしが出来る力→ライフスキル」を積むことです。
なかなか理解はしていただけません。
だけど、就労ステージを良くご存じの宇都宮大学梅永雄二先生もスッキリと、ライフスキルを積むことの大切さを、改めて示してくださっています。
梅永雄二氏__発達障害の人の就労支援_川崎市民講座__2012.12.01 ver.o2.pdf
定型発達の人たちが「あたりまえ」に身に着ける一つ一つのスキルを、ASDのこどもたちだからこそ「当たり前」に身に着ける必要性があることを、説得力高く示してくださる資料です。
ご一読ください。
大きな目標です。
学齢期のお子さんのご家族からニーズが高いのがSST(ソーシャルスキルトレーニング)。
でも「ぶれいん・ゆに〜くす」では中高生のプログラムでも成人期の方のプログラムでも、それを謳っていません。
生きていくためには、もっと「大切」にしていかなければならない力があることを知っているからです。
中京大の辻井先生は
「発達障害は社会性の障害と言う。
社会性と言うとコミュニケ―ション能力のことと思われけど、それは違う。
ぼくたちは、わざわざ教えられなくても自然に出来ることがたくさんある。(例えば場の空気を読むとか、掃除の仕方も含めて)でも、それらをわざわざ教えられないと出来ないのがASDの人の社会性の困難さ。
だけど、わざわざ教えてあげれば出来るようになるんだよね」
って教えてくださいました。
コミュニケーションが苦手だからこそ発達障害なんですよね。
そこを一生懸命努力させることは「車いすの人に立って歩け」と言うことと同じだとずっと考えています。
だから私たちは、取り立ててSSTを謳わない。
だけど、特に中高生は、日々の「しゃ〜れ」のプログラムの中で、寄り添い続け、その子の良いところを認め、受止め、褒められる経験の中で、自然と互いを意識し、励まし、認め合う力をつけています。
そしてとっても大事にしているのが「一人暮らしが出来る力→ライフスキル」を積むことです。
なかなか理解はしていただけません。
だけど、就労ステージを良くご存じの宇都宮大学梅永雄二先生もスッキリと、ライフスキルを積むことの大切さを、改めて示してくださっています。
梅永雄二氏__発達障害の人の就労支援_川崎市民講座__2012.12.01 ver.o2.pdf
定型発達の人たちが「あたりまえ」に身に着ける一つ一つのスキルを、ASDのこどもたちだからこそ「当たり前」に身に着ける必要性があることを、説得力高く示してくださる資料です。
ご一読ください。