モデルを演じる
[2012年10月22日(Mon)]
この週末は自立課題の研修を受けました。
A君というモデルの情報を基に特性や評価を書き出し、グループワークで3つの課題をつくり、再構造化を行なうというものです。
モデル担当になった受講者はA君の情報を基に、自閉症のA君に成りきって課題を行なう事が求められます。私にもその訳が割り当てられました。モデルの情報をきちんと把握できているか否かが、他の受講者にバレてしまいます。
手先が不器用であるということで、2重にした軍手をはめましたが、6歳のA君の見え方はどうなのだろう。集中はあまり続かないけれど、得意な事が課題に出されたら楽しくできるわけだし…う〜ん難しい。せめて自閉症体験のペットボトルめがねをかけて演じたい…。気持ちはどんどん焦ります。何よりも私自身、人前で喋ったり、発表したりすることは何よりも心の負担。苦手です。
さて、緊張マックスで迎えた私の順番。
もはや6歳の自閉症児A君ではなかったかもしれません。
けれど、自分が非常に緊張していたために、
不安な気持ち
不安で体が硬くなり、物の扱いが難しくなる感じ
思ったとおりに体が動かない感じ
視野が狭くなる感じ
情報を最後まで読み取らずに行動してしまう感じ
不安は本当に心地よくないという感じ
自閉症の方はこんな気持ちで過ごしているのかなということが、ぐっとリアルに感じられた経験でした。
他のモデルの方からも
自分の手が物を扱い難くなったので、課題ができているかどうかが不安で何度も確認してしまった。利用者さんたちの動きがゆっくりなのは、体の扱いの問題もあるのだろうけれど、不安な気持ちもそうさせているのかもしれないと思った。
などの感想が出ました。
その人が自信を持って楽しく一人でやれること。
オーダーメイドの支援。
寄り添うということ。
参加者全員、深い学びの週末となりました。 みき
A君というモデルの情報を基に特性や評価を書き出し、グループワークで3つの課題をつくり、再構造化を行なうというものです。
モデル担当になった受講者はA君の情報を基に、自閉症のA君に成りきって課題を行なう事が求められます。私にもその訳が割り当てられました。モデルの情報をきちんと把握できているか否かが、他の受講者にバレてしまいます。
手先が不器用であるということで、2重にした軍手をはめましたが、6歳のA君の見え方はどうなのだろう。集中はあまり続かないけれど、得意な事が課題に出されたら楽しくできるわけだし…う〜ん難しい。せめて自閉症体験のペットボトルめがねをかけて演じたい…。気持ちはどんどん焦ります。何よりも私自身、人前で喋ったり、発表したりすることは何よりも心の負担。苦手です。
さて、緊張マックスで迎えた私の順番。
もはや6歳の自閉症児A君ではなかったかもしれません。
けれど、自分が非常に緊張していたために、
不安な気持ち
不安で体が硬くなり、物の扱いが難しくなる感じ
思ったとおりに体が動かない感じ
視野が狭くなる感じ
情報を最後まで読み取らずに行動してしまう感じ
不安は本当に心地よくないという感じ
自閉症の方はこんな気持ちで過ごしているのかなということが、ぐっとリアルに感じられた経験でした。
他のモデルの方からも
自分の手が物を扱い難くなったので、課題ができているかどうかが不安で何度も確認してしまった。利用者さんたちの動きがゆっくりなのは、体の扱いの問題もあるのだろうけれど、不安な気持ちもそうさせているのかもしれないと思った。
などの感想が出ました。
その人が自信を持って楽しく一人でやれること。
オーダーメイドの支援。
寄り添うということ。
参加者全員、深い学びの週末となりました。 みき