• もっと見る

虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


プロフィール

ぶれいん・ゆに〜くすさんの画像
<< 2012年10月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
白熊の女房
広がれ虹の環 (03/19) 白熊の女房
労働力 (09/01) 伊藤 あづさ
うっとり… (04/12) 鈴木
うっとり… (04/09) 伊藤 あづさ
心のコンパス (12/25) ながた なおこ
長いタイトルですが… (12/23) ながた なおこ
心のコンパス (12/23) 伊藤 あづさ
1年の時を経て (11/20) ちあき
1年の時を経て (11/14) 伊藤 あづさ
13日の金曜日&仏滅 (09/18)
日別アーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
自分を大切にするソーシャルスキル [2012年10月10日(Wed)]
先日、わが子がこんな事を言っていました。
「学校でね、相手をするのが面倒くさい人に話しかけられたら、全て自分の趣味の話に例えて返事をするんだ。そうすると離れていくから、便利だよ〜。みんな散っていくからね。」

私に話し掛けているのか、納得する為に自分に言って聞かせているのかは分かりませんでしたが、心の中で「フムフム。」と頷く私がいました。

子供の表情からは、「スマートでベストなやり方ではないけれど、今の自分にできるのはこの方法だからそれで良いのだ。」と、自分を鼓舞しているのかなと想像しました。

親分と出会って発達障害の勉強を始める前は、ソーシャルスキルというのは、少数派が多数派のやり方を覚えて、多数派の社会で過ごす方法を身につけることだと思っていました。そのため、少数派に向けられた「君は君でいいんだよ。」という言葉の意味が理解できませんでした。

親分と出会い、数々のセミナーを受講し、数々の出会いを経て、だんだんと「君は君でいいんだよ。」という言葉の意味がイメージできるようになって来ました。

学校や職場は仮初めの自分。
家でくつろいで過ごす時が本当の自分。

定型発達の人たちは自然に身につける事ができる概念かも知れませんが、発達障害の人にとってはあえて伝えるべき大切なソーシャルスキルだと思います。

人に好かれる子であって欲しい。周りの人と上手く付き合って欲しい。
おそらく多くの親が願うであろうわが子の姿。

わが子の学校での過ごし方も、立派なソーシャルスキルだと頼もしく思っています。苦手な人とは適度な距離を保つことは大切なこと。そのほうが周りの人とも上手くいきます。

将来の目標があるから、学校には通い続ける。今はそのための通過点なのだと自分は知っている。だから、自分のやり方で今は踏ん張る。そんな意志を感じます。

一人で過ごせるということは本当に大切なこと。
自由になって、自分を大切にできること。
一人で過ごすということも大切なソーシャルスキルです。

自己肯定感がとても低かった子ですが、逞しくなったなと感じます。
まだまだ足りませんが、発達障害を学んだことで、少しずつ家族として子供を支える事が上手になってきたからだと思います。
親分と出会って8年目に入りました。
活動を続けることは平坦なことではありませんが、私たち家族はどんどん良くなっています。頑張った対価はきちんと示されている。

だから私も「虹の街」を諦めないで頑張ろうって、毎日思っています。 みき









Posted by 伊藤 あづさ at 19:09 | 今日の感慨 | この記事のURL | コメント(0)
| 次へ