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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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心にかけた虹 [2011年11月09日(Wed)]
引続き南雲さんの言葉から想うこと。
一昨日南雲さんはご自身のブログで、こんな風に書いてくださいました。
『みやぎ発達障害サポートネットさんのブログを読んでいて、うるっときました。
でも、泣いてもいいんだと思います。その後には、小さな虹がかかって、沢山のことを教えてくれる。
やがて、虹は消えても、心にかけた虹までは誰にも消せはしない。』

就労支援を始めて半年余り。
みんな精一杯ご本人たちの心に虹をかけたいと奮闘しています。
札幌の加藤さんからは
「もがき苦しめ。なぜならご本人たちはもっともがき苦しんでいるのだから。19回失敗しても20回目は成功できるように努力を続けたい」
と教えられています。
改めて南雲さんの新刊を拝読させていただいても、ご本人たちの苦しみ・葛藤は、私たちには計り知れないほど深いものだと感じます。
そうした方々に私たちは何が出来るのか…
何をさせていただけるのか…
今日も皆で2時間近く考え続けました。

今眼の前にいる利用者さんに、これまで虹はかかったことがあるのだろうか…
掛けたはずの虹は蜃気楼だったことが多いのではないだろうか…
今度こそ、今度こそとの期待を裏切っているんじゃないか…

「成人期は難しいから」
なんて一言では絶対片付けられない重さをみんなが噛みしめています。
まさに「正念場」なんです。
私たちだって投げ出しそうになったり、泣いた後の虹を観たくなることもあるのです。
だけど、一度でも心に虹をかけてもらった経験のある人は、何とか乗り越えられるタフさが蘇ってくるのでしょう。
どんなに痛めつけられても、どこかで虹をかけてくれる人が待っているという裏切られない想いが支えになるのでしょう。だから私たちはきっと乗り越えられると信じています。

成人期に幸せな人生を送って欲しいと。ご家族も幸せであって欲しいと。
今は願うことしか出来ない非力さを自覚し愕然としながら、それでも諦めないチームでありたいと奮闘し続けるしかないのでしょうね。
Posted by 伊藤 あづさ at 19:17 | 今日の感慨 | この記事のURL | コメント(0)
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